JNTOコンベンションニュース

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[国際会議主催者向けウェブマガジン] NO.31

JNTOコンベンションニュースは、日本政府観光局より国際会議開催に役立つヒントや、参考にして頂ける情報を皆様にお届けしています。

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トピックス

第23回国際血栓止血学会が2011 IAPCO Award を受賞
‐受賞理由:震災による中止の危機を乗り越え成功裡に開催‐

第23回国際血栓止血学会は平成23年7月23日~28日に京都で開催され、80カ国から4,000名以上が参加し大成功となりました。震災後多くの国際会議が延期・中止を余儀なくされたなか、本会議の会長である池田康夫・早稲田大学教授を中心とした冷静な対応により開催続行を決断した経緯により、今般2011 IAPCO Awardを授与されました。平成24年3月9日にJCS本社で受賞式が行われ、溝畑観光庁長官および松山日本政府観光局(JNTO)理事長も出席しました。

困難な状況の中、池田教授は第三者機関である中立的なリスク調査会社を起用して、会議開催を決断する上で必要な情報を収集しました。学会としての選択肢は、中止・開催地変更・延期・決行の四つでした。災害発生の4週間後、得られた情報すべてをもとにリスク分析を行った結果、学会理事は全員一致で会議開催を決定しました。池田教授のリーダーシップと会議成功にかける情熱が見事受賞を勝ち取ったといえます。

国際血栓止血学会(ISTH2011)

心筋梗塞、脳血栓等の血栓症、更に血友病のような出血性疾患の病態、診断、予防、治療などについて発表、討論する学会

(1)開催期日:2011年7月23日~28日
(2)開催場所:国立京都国際会館
(3)参加人数: 6000名(海外4000名、国内2000名)・約80カ国

震災後に日本国内で開催された国際会議としては最大規模

IAPCO Awardとは

IAPCO加盟企業からの推薦をもとに、Councilによる審査のうえで、その年に開催された会議で特に優れている会議の主催団体などに贈られるもの。1992年以降、56の団体に贈られ、2011年は3団体が受賞した。
過去の受賞団体はWorld LP Gas Association、World Heart Federation等。

IAPCOとは

会議運営会社(PCO)の質の向上を目指して1968年に設立された国際組織。
35カ国、100社以上のPCOが加盟している。本部はチューリッヒ。

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この人!Convention

<第13回目>
「第12回耐火物統一国際会議を開催して」
耐火物技術協会 前会長 塚本昇 様
(第12回耐火物統一国際会議組織委員会 組織委員長)

国際会議主催者の生の声をお伝えする本コーナーの第13回目は、2011年(平成23年)10月に京都市、国立京都国際会館で開催された第12回耐火物統一国際会議で組織委員長を務められた耐火物技術協会前会長の塚本昇様よりコメントをいただきました。

第12回耐火物統一国際会議

開催期間:2011年(平成23年)10月30日〜11月2日
開催都市:京都市 会場:国立京都国際会館
参加者数:779名(外国からの参加者383名)
概要:本会は世界大会を2年に1度開催している。国際主催団体(UNITECR)は当初の発足に日本の影響が大きかった。

会議開催の経緯について

耐火物統一国際会議(UNITECRユナイトサー)は、北米、中南米、ヨーロッパと日本の4つの地域で2年に1回開催されており、2011年が日本の順番でした。1995年(京都)、2003年(大阪)に開催されており、今回が日本での開催3回目です。

耐火物統一国際会議では、IEB会議(それぞれの地域の代表とオブザーバーとしてインド、中国の代表で組織)を毎年開催し、UNITECRの開催運営について検討しています。開催の4年前には開催地が概ね決定し、2年前には発表募集などの具体的案内を全世界の関係者へ配布しております。

開催国が決まっているので、主催する耐火物技術協会が主体となり、早めに準備に入り運営母体のIEB会議メンバーとの調整、会議のPR活動を開始しました。具体的には4年前に準備委員会、3年前に組織委員会、1年半前に事項委員会を立ち上げました。2年前のブラジルでの国際会議には、組織委員会からメンバーを派遣し、日本での国際会議のPRと勧誘を行っています。

立候補で成功するための秘訣、誘致に際して望まれる支援

立候補でないため秘訣はありませんが、日本での開催地(今回は京都)がどれだけ魅力的かをアピールして、参加勧誘いたしました。ホームページへの開催地の掲載記事、配布する関係パンフレットなどの充実を、国、コンベンションビューローに望みます。

特に開催地は海外の方に知名度の高い都市を選ぶことが参加者を増やすことに繋がることがあるため、全国の国際会議が開催できる都市の世界へ向けての宣伝をお願いしたい。

会議を開催するにあたって工夫した点、今後国際会議を開催する主催者様へのアドバイス

経費確保については、参加費を抑えて多くの人に参加していただきたいとの主旨で、寄附金・助成金は重要でした。従って組織委員会には、耐火物分野に関係する多くの団体に参加していただき、会議の重要性を示して寄附金を集めました。特に耐火物とは関係の薄い団体、会社からの支援のお願いは、まず製造産業の基盤になる耐火物を説明させていただきました。多くの方に理解していただけたものと考えております。

今回の会議では、3.11の震災、原発事故の影響を大きく受けました。海外からの日本が安全かどうかなどの問い合わせに対処し、観光庁長官、JNTO理事長のLetter(英語でいただいたものを中国語にも翻訳して配布)、ホームページでの日本の状況の発信など、参加者勧誘に努めました。

国際会議を開催において心に残ったこと

3.11の震災後、10月末からの京都での開催ではありましたが、開催自体を危ぶむ声が上がり、4月に実行委員会で検討いたしました。その結果予定通り開催することを決定し、参加者(発表者)の利便性を考え、原稿の締め切りを遅らすなどの措置をとって準備した経緯があります。実行委員会・事務局では準備時間の不足から多少の混乱がありました。しかしながら会議では、研究発表241件(これまでで最多)、参加者779名その約半数が海外からと、震災後半年にも関わらず多くの海外からの参加者を得て、開催してよかったと思っております。

特別講演として、耐火物と関連が深い耐火物ユーザー、大学の方の2講演のほか、会議のテーマである「環境」を広くとらえ「水からみた環境問題」に関する講演、「日本文化」についての講演(京都在住のカナダの方)で多くの方々が満足され、またウエルカムパーティでは、茶道のお点前の体験をしていただけたことは、海外の参加者からうれしい経験になったようです。

会議運営は、国立京都国際会館のスタッフ、PCOスタッフ、会場委員会ボランティアでスムーズに進み問題がなく、設備に関しても全ての人に満足していただけた内容でした。

今回の会議に関して内外の多くの方から会議の成功や運営に対して祝福や御礼の言葉をいただきました。大震災に伴う日本の難局に対し、国内外会議関係者全体が会議の成功に向けて協力、支援いただいた賜物と感謝しております。

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国際会議観光都市の紹介

このコーナーでは、全国にある国際会議観光都市の概要およびコンベンション開催への取り組みなどを紹介しています。今回は山形市を紹介します。

山形市

市の紹介

「山の向こうの もう一つの日本」元駐日大使ライシャワー博士は、山形をこの様に評してくださいました。 山形県の県都山形市を中心とする山形広域圏は、東に蔵王連峰、西に月山・朝日連峰を頂く自然豊かな地域です。 蔵王山系をはじめ山々からは清流が田畑を潤し、山形の四季は“さくらんぼ”に代表される果樹、 良質のお米、地酒など来訪者にご満足いただける食文化を築いてまいりました。 また、山形県は全市町村に温泉が湧く「温泉王国」です。樹氷の見られるスキー場としても有名な蔵王温泉をはじめ、 それぞれに多様な環境や泉質があり、アフターコンベンションも充実しております。

アクセス

山形市までは、東京から山形新幹線で最短2時間30分、東北最大の都市「仙台市」とは高速バスで所要時間70分、15分間隔で運行されています。また、山形空港から山形市までは約30分です。

ユニークベニュー

老舗料亭でのレセプション

山形市には老舗の料亭が6軒あり、100名収容可能な大広間を持つお店もあります。趣のある料亭で日本庭園を眺めながらのレセプションはいかがでしょうか。椅子席や立食形式に対応できるお部屋もございます。

川原での「いも煮会」(秋季限定)

山形の秋の風物詩「いも煮会」馬見ヶ崎川の河川敷でアウトドア・レセプションはいかがでしょうか。参加者がグループに分かれて作った鍋を食べ比べるもよし、業者に頼んで作ってもらうことも可能です。

温泉ホテルで国際会議

蔵王温泉はじめ近隣の温泉地にはコンベンション・ホールを持つホテルが多くあります。会議や宿泊も同じホテルで開催すれば、会議の疲れを温泉で取り、アンフォーマル・パーティでは海外の方も浴衣で参加するなど楽しんでいただけます。参加者同士のコミュニケーションも活発になるのではないでしょうか。

CBの支援内容・主な施設の紹介

1)開催支援

山形コンベンションビューローは、主催者様が誘致される際から会場の選定、日本らしい山形らしい、参加者に喜んでいただけるコンベンション開催のお手伝いをしております。
開催案内から様々な段階で必要になる「写真データ」「地図データ」など主催者向けの便利ツールの提供や「開催助成金」、「貸切バス用の助成金」「アトラクション費用の助成」などをご用意しております。
また、会期中は参加者の方々により山形を楽しんでいただけるように、観光ボランティアガイドを会場に派遣することも可能です。

※支援に際しては、条件等がございますので、詳しくはお問い合わせください。

2)主な施設紹介

山形国際交流プラザ(山形ビッグウイング)

展示場と中小会議室を持つコンベンション施設です。展示場は最大3,500名の集会も可能で、展示会を併設したコンベンションには便利です。

また、無料駐車場も1,000台分あり、屋外イベント広場や日本庭園が敷地内にあり様々なコンベンションを企画いただけます。
会場名

面積

天高 スクール(机/イス) シアター
多目的集会展示場(3分割可)

3,800㎡

13m 2,200席 3,500席
大会議室(固定席) 476㎡ 7m メモテーブル付イス 396席
交流サロン 418㎡ 9m 270席 300席
中会議室 223㎡ 3.2m 180席 200席
研修室 157㎡ 3.2m 105席 150席

山形テルサ

JR山形駅から徒歩で3分という好立地にある施設で、山形で開催される多くの学会・大会が開催されています。

会場名

面積

天高 スクール(机/イス) シアター
テルサホール(一部2階席)

14m 806席
アプローズ(2分割可) 470㎡ 7.8m 216席 400席
リハーサル室 172㎡ 3m 85席
大会議室 336㎡ 2.8m 100席
研修室A 101㎡ 4m 60席
研修室B 85㎡ 3.65m 54席

ホテルメトロポリタン山形

JR山形駅に直結している利便性の高いホテルです。

会場名

面積

天高 スクール(机/イス) シアター
霞城(かじょう)

1,000㎡

6m 530席 1,100席
出羽(でわ) 304㎡ 3.5m 200席 350席
朝日(あさひ) 236㎡ 3.5m 150席 250席

山形コンベンションビューローでは、コンベンションに応じた施設のご相談にも応じます。お気軽にお問い合せ下さい。

これまでに開催した国際会議

開催年月

会議名

参加人数
2010年8月

第9回国際計算機情報科学会

190人
2010年9月 国際ナノプランクトン学会 第13回大会 120人
2006年7月 国際高分子加工学会 第22回年次大会 555人

担当者の一言

山形コンベンションビューローでは、主催者様が日本らしい、山形らしい企画で参加者をお迎え出来るようお手伝いいたします、お気軽にご相談ください。

詳しくは、ホームページをご覧ください。
URL http://www.convention.or.jp/

【連絡先】
財団法人 山形コンベンションビューロー コンベンション担当
TEL:023-635-3000 FAX:023-635-3030 E-mail:sales@convention.or.jp

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