1.国際会議誘致の部
第99回国際キワニス年次総会(The 99th Annual Kiwanis International Convention)
第18回世界肺癌学会(18th World Congress on Lung Cancer)
第9回 国際矯正歯科会議世界大会 (The 9th International Orthodontic Congress (IOC2020))
第15回アジア・オセアニア放射線学会大会(The 15th Asian & Oceanian Congress of Radiology)
第17回アジア弁理士協会総会 2015(Asian Patent Attorneys Association 17th General Assembly in Okinawa)
2.国際会議開催の部
小惑星・彗星・流星会議 2012 (The 11th Asteroids Comets Meteors Conference(ACM2012))
国際幹細胞学会 第10回年次大会 (The 10th Annual Meeting of the International Society for Stem Cell Research)
第19回 国際質量分析会議(19th International Mass Spectrometry Conference)
第26回国際計量生物学会議 IBC2012(XXVIth International Biometric Conference (IBC2012))
第51回東洋東南アジア・ライオンズフォーラム(The 51st OSEAL FORUM)
第32回国際泌尿器科学会総会 (32nd Congress of the Société Internationale d'Urologie)
効果的なPRや開催立候補による諸外国との誘致競争の結果等において、わが国への誘致に成功した国際会議
会議名 |
和文:第99回国際キワニス年次総会 英文:The 99th Annual Kiwanis International Convention |
---|---|
開催期間 | 2014年7月17日〜7月20日(4日間) |
主催者 | 国際キワニスホストコミティー |
開催都市 | 千葉市 |
参加予定人数 | 3000名(海外:2000名 国内:1000名) |
参加予定国数 | 約40カ国・地域 |
競合国(都市) | |
受賞理由 |
1.日本では初開催であり、合同開催予定の「キワニス・アジア太平洋年次総会」は昨年の広島大会に続いて日本で2年連続の開催となる。 2.競合都市が多くある中、主催者はJNTO、千葉県、千葉市と協力し、米国国際本部と直接交渉・視察の受け入れ等積極的に情報収集・PRを行った。視察では千葉市長が視察団に千葉の魅力を強く訴え、招請状を直接手渡し、県内MICE関係者が一丸となって歓迎する意向を示した。 3.成田・羽田の両空港と、東京への至便性、地域一丸となったきめ細やかな支援と熱意が高く評価された。 |
会議名 |
和文:第18回世界肺癌学会 英文:18th World Congress on Lung Cancer |
---|---|
開催期間 | 2017年10月下旬 または 11月上旬 |
主催者 | 第18回世界肺癌学会国内準備委員会 |
開催都市 | 横浜市 |
参加予定人数 | 6000名(海外:3000名 国内:3000名) |
参加予定国数 | 約45カ国・地域 |
競合国(都市) | |
受賞理由 |
1.これまでの本分野に対する日本の医療技術の貢献度、先進性が認められ、2000年の東京開催以来17年ぶりの開催が決定した。 2.主催者が各国の理事とコミュニケーションを密にし、日本の準備態勢、意気込みを広く認 識させるなど積極的にロビー活動を行った。 3.競合都市のシンガポールは巨額の開催補助金の申し出があったが、日本国内の各種補助金、低価格な会場費、宿泊費などを詳細に提示し、横浜開催がプラスになることをアピールし、国際本部の視察では横浜市長が直接補助金の説明を行い、最大限の歓迎の意を表したトップセールスを行った。 |
会議名 |
和文:第9回 国際矯正歯科会議世界大会 英文:The 9th International Orthodontic Congress (IOC2020) |
---|---|
開催期間 | 2020年10月4日〜10月7日(4日間) |
主催者 | 公益社団法人 日本矯正歯科学会 |
開催都市 | 横浜市 |
参加予定人数 | 6000名(海外:2000名 国内:4000名) |
参加予定国数 | 約70カ国・地域 |
競合国(都市) | |
受賞理由 |
1.本世界会議の第一回(1926年)からの長い歴史の中で、アジアでは初開催となる。 2.日本は世界の歯科矯正学・矯正歯科臨床を長きにわたってリードしてきており、その貢献度・信頼性、国際会議開催地としての日本への信頼が、大きな勝因となった。 3.学会、コンベンションビューロー、施設、PCO、JNTOが密に連携し、誘致成功のための戦略・戦術について意見交換を行い、横浜を含め競合全7都市の中から誘致を勝ち取った。 |
会議名 |
和文:第15回アジア・オセアニア放射線学会大会 英文:The 15th Asian & Oceanian Congress of Radiology |
---|---|
開催期間 | 2014年9月24日〜9月28日(5日間) |
主催者 | AOCR2014 実行委員会 |
開催都市 | 神戸市 |
参加予定人数 | 4000名(海外:1500名 国内:2500名) |
参加予定国数 | 約50カ国・地域 |
競合国(都市) | |
受賞理由 |
1.2008年頃から入念なロビー活動を行い、日本では1998年神戸大会以来16年振り2度目の開催が決定した。 2.関西国際空港から近く、海外からのアクセスが良いこと、治安の良さ、大震災の教訓を生かした再生都市であり、130を超える医療関連企業が集積した世界に類を見ない地域であることが高く評価された。また、適切かつすぐれた会議施設があることや、ビューローからの支援体制を神戸開催の強みとしてPRし、誘致に結び付けた。 |
会議名 |
和文:第17回アジア弁理士協会総会 2015 英文:Asian Patent Attorneys Association 17th General Assembly in Okinawa |
---|---|
開催期間 | 2015年11月13日〜11月17日(5日間) |
主催者 | アジア弁理士協会 |
開催都市 | 宜野湾市 |
参加予定人数 | 1500名(海外:1300名 国内:200名) |
参加予定国数 | 約70カ国・地域 |
競合国(都市) | |
受賞理由 |
1.日本では1970年東京、1976年大阪、1985年東京、1994年新潟に続き21年振り5度目の開催となる。 2.早い段階から会場・ホテルの確保、シャトルバスの運行計画、エクスカーション等の提案を具体化した。 3.立地条件とリゾートコンベンションをテーマとした沖縄の魅力を存分に示せたことによって、似た条件の候補地を余所に、誘致成功を勝ち取った。 |
国際会議開催にあたり会議運営、地域貢献等において、今後の模範となる実績を挙げた国際会議
会議名 |
和文:小惑星・彗星・流星会議 2012 英文:The 11th Asteroids Comets Meteors Conference(ACM2012) |
---|---|
開催期間 | 2012年5月16日〜 5月20日(5日間) |
主催者 | ACM2012 日本実行委員会 |
開催都市 | 新潟市 |
参加予定人数 | 399名(海外:286名 国内:113名) |
参加予定国数 | 30カ国・地域 |
競合国(都市) | |
受賞理由 |
1.当初2011年7月の開催予定だったが、震災・福島第一原発事故の影響を受けて延期。ハワイや台湾での代替開催の声も上がり、日本での開催が危ぶまれたが、主催者による国際本部への熱心な働きかけにより開催を実現させた。 2.研究者向けの会議の中、口頭セッション、ポスターセッションでは高校生が参加。同分野の将来を担う学生に貴重な場を提供し、教育面でも貢献した。 3.東日本大震災、新潟・長野県境地震の復興を願い、「岩手」「宮城」「栃木」等の県名や福島県の会津、中通り、浜通り、新潟県津南村、長野県栄村などの地方名が開催に合わせて小惑星の名称と認められたことで、被災者・被災地の心の復興に大きく寄与した。 |
会議名 |
和文:国際幹細胞学会 第10回年次大会 英文:The 10th Annual Meeting of the International Society for Stem Cell Research |
---|---|
開催期間 | 2012年6月13日〜6月16日(4日間) |
主催者 | 国際幹細胞学会第10回年次大会 国内委員会 |
開催都市 | 横浜市 |
参加予定人数 | 3589名(海外:2223名 国内:1366名) |
参加予定国数 | 56カ国・地域 |
競合国(都市) | |
受賞理由 |
1.震災の影響により、一時は開催が危ぶまれたが、観光庁長官レター、横浜市長レターをいち早く発出し、国際本部主催者を日本に招へいし、不安払しょくに努めた結果、無事に開催に漕ぎ着け、過去2番目に多い3,500名強の参加者を募ることができた。 2.開会式及び10周年記念レセプションに天皇、皇后両陛下がご臨席され、また地元のユニークベニュー(横浜美術館)で行われた会長招宴は参加者に好印象を与え、当分野で先端を行く日本の研究結果に華を添えられるよう工夫された。 3.地元の高校生向けの特別講義、サイエンス・カフェ等の実施により、当該分野の研究を次世代を担う若者と共有し、社会貢献を行った。 |
会議名 |
和文:第19回 国際質量分析会議 英文:19th International Mass Spectrometry Conference |
---|---|
開催期間 | 2012年9月15日〜9月21日(7日間) |
主催者 | 日本質量分析学会 |
開催都市 | 京都市 |
参加予定人数 | 1819名(海外:976名 国内:843名) |
参加予定国数 | 52カ国・地域 |
競合国(都市) | |
受賞理由 |
1.50年以上の歴史をもつ伝統ある会議を初めて欧州以外で開催し、ノーベル賞受賞者による講演を行う等、日本の当該分野に於ける貢献を世界に示すことができた。 2.公開講座を設け、将来を担う若者に当該分野の有益さを示したことで、社会貢献にもつながった。 3.会議のセッションを細かく設定し、当該分野の発表を幅広く網羅させただけでなく、授賞式を組み入れるなど様々な運営の工夫を行い、日本での会議開催能力の高さを示すことができた。 |
会議名 |
和文:第9回国際糖尿病連合西太平洋地区(IDW-WPR)会議 および第4回アジア糖尿病学会(AASD)学術集会 英文:9th International Diabetes Federation Western Pacific Region Congress 4th Scientific Meeting of the Asian Association for the Study of Diabetes |
---|---|
開催期間 | 2012年11月24日〜11月27日(4日間) |
主催者 | 同組織委員会 |
開催都市 | 京都市 |
参加予定人数 | 4081名(海外:1530名 国内:2551名) |
参加予定国数 | 43カ国・地域 |
競合国(都市) | |
受賞理由 |
1.日本では1990年の第一回東京大会以来22年ぶりの開催であり、アジア糖尿病学会との同時開催は初めてであった。アジアだけでなく、西太平洋地区においての日本のプレゼンスを大きく高めた。 2.「世界糖尿病デー」(11月14日)啓発イベントのひとつであるブルーライトアップイベントが開催時期に合わせて行われ、世界文化遺産である清水寺がライトアップされ、同会議参加者の夜間特別拝観が実施され、ユニークベニューとしての活用の幅を広げた。 3.市民参加型国際会議として、市民公開講座、3kmラン&ウォーク等様々な催しが行われ、市民に対して広くその分野における課題などの啓発を行った。 |
会議名 |
和文:第26回国際計量生物学会議 IBC2012 英文:XXVIth International Biometric Conference (IBC2012) |
---|---|
開催期間 | 2012年8月26日〜8月31日(6日間) |
主催者 | 日本計量生物学会 |
開催都市 | 神戸市 |
参加予定人数 | 585名(海外:307名 国内:278名) |
参加予定国数 | 42カ国・地域 |
競合国(都市) | |
受賞理由 |
1.1984年にアジアで初めて第12回国際計量生物学会議が東京で開催されて以来、28年振り2度目の開催である。 2.中高生を対象に市民公開講座を開催し、社会貢献を行った。 3.神戸花鳥園で開催されたレセプションでは地元産品である日本酒やワインで歓待し、地産地消・地域経済に貢献した。 |
会議名 |
和文:第51回東洋東南アジア・ライオンズフォーラム 英文:The 51st OSEAL FORUM |
---|---|
開催期間 | 2012年11月8日〜11月11日(4日間) |
主催者 | 第51回OSEALフォーラム組織委員会 |
開催都市 | 福岡市 |
参加予定人数 | 17396名(海外:3007名 国内:14389名) |
参加予定国数 | 17カ国・地域 |
競合国(都市) | |
受賞理由 |
1.日本のライオンズクラブの日頃からの貢献が認められ、海外から3,000名以上の参加者、全体で17,000名を越える参加者を募り、地元経済に大きな波及効果をもたらした。 2.期間中、九州の名産のみならず、被災地東北の商品も積極的に紹介し、開会式で東北と中継を結ぶ等、被災地支援に努め、日本全体のプレゼンス向上に寄与した。 3.アジアの水事情に関する講演等を実施し、発展途上国の環境問題を積極的に掲示することで、問題提起を行い、全体への理解を取り付けた。また、今後の活動へと結びつけることができ、この分野に於ける当該団体の貢献を有効的にPRした。 |
会議名 |
和文:第32回国際泌尿器科学会総会 英文:32nd Congress of the Société Internationale d'Urologie |
---|---|
開催期間 | 2012年9月30日〜10月4日(5日間) |
主催者 | 一般社団法人日本泌尿器科学会、日本学術会議 |
開催都市 | 福岡市 |
参加予定人数 | 3026名(海外:1748名 国内:1278名) |
参加予定国数 | 94カ国・地域 |
競合国(都市) | |
受賞理由 |
1.日本では1970年以来42年振り2回目の開催であり、2012年は日本泌尿器科学会創立100周年という記念すべき年の開催であった。日本における泌尿器科学100年の歴史・研究成果を全世界の研究者に大きくPRし、我が国の若手研究者に世界の著名な研究者と直接交流する機会を提供することで、日本の同分野の発展に大きく寄与した。 2.皇太子殿下のご臨席を賜り、「世界が高齢化社会に向かう中で、泌尿器科学の果たす役割は今後ますます大きく、今回会議が実りある成果をあげ、世界の医療の発展に貢献することを願う」とのお言葉を頂き、参加者の意識の高揚から活発な議論に繋がり、大きな成果が上がった。 3.地元商店街というユニークベニューを利用した会員同士の交流会を開催。商店街を参加者が自由に歩き回り、飲食のみならず、伝統芸能や夜店などを楽しむという新しいユニークベニューとしての形を示した。 4.震災の影響が懸念されたため、主催者や開催地のトップによるビデオメッセージをHPで公開し、参加者の減少を防ぐことに努めた。 |