2019年度「国際会議誘致・開催貢献賞」 受賞会議


1.国際会議誘致の部

創意工夫により効果的な誘致活動を行い、諸外国との競争の結果、日本への誘致に成功した国際会議。

会議名 和文:-
英文:9th International Discussion Meeting on Relaxations in Complex Systems
開催期間 2021年7月20日~26日(7日間)
主催者 9IDMRCS組織委員会
開催都市 千葉市(千葉県)
参加予定人数 900名(海外:600名 国内:300名)
参加予定国数 20
競合国(都市) 米国、中国、日本(大阪)
受賞理由
・これまで欧州において開催されていた会議を、初めて欧州域外の日本に誘致することに成功した。
・ちば国際コンベンションビューローと幕張メッセが連携して誘致したことにより、競合都市では実現できないきめ細かなサービスを提案したことが評価され、誘致成功につながった。
・柏市の研究機関が主催、千葉市が会場となっており、多様な産業や学術研究機関、高度な知的人材が集積する両市で会議が主催・開催されることで、経済効果はもとより、産業イノベーション、若手人材育成等の点でレガシーとなる。

会議名 和文:-
英文:2023 IEEE International Magnetics Conference(INTERMAG2023)
開催期間 2023年5月15日~19日(5日間)
主催者 仙台Intermag2023誘致委員会
開催都市 仙台市(宮城県)
参加予定人数 1500名(海外:500名 国内:1000名)
参加予定国数 50~80
競合国(都市) 韓国(大田)、オーストラリア(シドニー)
受賞理由

・仙台地域、国、学術界が一体となり、オールジャパンで誘致活動を実施した。
・磁気分野の研究が盛んな東北大学が誘致段階から関わり、大規模な研究所視察を会議主催者にアピールした。
・提案書が秀逸であると国際本部に認められ、誘致成功につながっただけでなく、提案内容の手本として、後年の開催候補都市に配布されることになった。


会議名 和文:第20回世界バラ会議福山大会2024
英文:The WFRS 20th World Rose Convention 2024 in Fukuyama
開催期間 2024年5月19日~25日(7日間)
主催者 世界バラ会議福山大会準備委員会
開催都市 福山市(広島県)
参加予定人数 700名(海外:360名 国内:340名)
参加予定国数 40
競合国(都市) ドイツ(ハンブルグ)
受賞理由

・戦後60年以上に及ぶ市民と行政の協働によるばらのまちづくりや、市民が“ローズマインド(思いやり・優しさ・助け合いの心)”を大切に育んできた取り組みが認められ、誘致に成功した。
・福山市では、国際会議の誘致活動は初めての取り組みであったが、日本のキーパーソンを介して世界バラ会連合の役員と関係づくりを行い、市民の会議開催に対する意気込みや、福山のばらのまちづくりの歴史・取り組みを効果的に発信することによって、会議誘致に成功した。
・「ばらのまち福山」の都市ブランド確立、グローバルな人材の育成、ビジネスチャンスの創出と拡大、次世代の担い手の育成という点で、開催都市への寄与が期待できる。


2.国際会議開催の部(大規模会議部門)

国際会議開催にあたり会議運営、地域貢献などにおいて、今後の模範となる実績を上げた、参加者数が 1,000 名以上の国際会議

会議名 和文:第16回アジア太平洋地域ITSフォーラム 福岡2018
英文:The 16th ITS Asia-Pacific Forum Fukuoka 2018
開催期間 2018年5月8日~10日(3日間)
主催者 第16 回アジア太平洋地域 ITS フォーラム 2018 福岡 実行委員会
開催都市 福岡市(福岡県)
参加予定人数 1066名(海外:275名 国内:791名)
参加予定国数 20
競合国(都市) -
受賞理由

・ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)を活用した先駆的な地域公共交通サービスを展開する福岡市において、国内最先端のITS技術と事例を世界へ発信するとともに、市内広範囲にわたる関連施設を利用した自動運転デモンストレーションや安全運転支援システムなど、過去最多のデモンストレーションを実施した。
・参加者IDとしてのQRコード付き交通系ICカードの導入、AIタクシー呼出し、公共交通機関の無料乗車とビッグデータ解析による海外参加者の動態調査を実施することで、会議運営の効率化を図るとともに、会議の場をテクノロジーのテストマーケティングとして活用した。
・最新技術による実証実験を数多く行い、事業者間のビジネス連携を加速させたほか、実行委員会メンバーを中心とする新たな法人格を設立した。


会議名 和文:第5回国際組織工学・再生医療学会 世界会議2018
英文:5th Tissue Engineering and Regenerative Medicine International Society World Congress – 2018
開催期間 2018年9月4日~7日(4日間)
主催者 京都大学 ウイルス・再生医科学研究所
開催都市 京都市(京都府)
参加予定人数 3700名(海外:2000名 国内:1700名)
参加予定国数 52
競合国(都市) -
受賞理由

・京都での開催事例の中で、参加人数が多く、開催都市の魅力発信やメディア露出等において、様々な工夫をした。
・普段入ることのできない夜の清水寺でGala Eventを開催。1,400名以上の参加者のために、日本ならではの特別な体験を提供した。
・国内外のメディアを効果的に活用した。学会の開催式と口頭発表、展示などがニュースで放映されるとともに、学会開催、その意義、および注目発表内容等について新聞記事に掲載された。また、Nature誌に会議の開催予告を掲載し、全世界への広告宣伝を行った。


会議名 和文:2018年第11回国際水協会(IWA)世界会議・展示会
英文:IWA World Water Congress & Exhibition 2018
開催期間 2018年9月16日~21日(6日間)
主催者 2018年第11回国際水協会(IWA)世界会議・展示会開催国委員会
開催都市 東京都
参加予定人数 9815名(海外:1911名 国内:7904名)
参加予定国数 98
競合国(都市) -
受賞理由

・世界98カ国から9,815名が参加し、過去最大規模となった。
・皇太子同妃両殿下(当時)の御臨席を仰ぎ、国土交通大臣、環境大臣や都知事などが参加し、国内外のメディアから注目を集める会議となった。
・参加者にステンレス製のマイボトルを配布するとともに、会場内にウォーターサーバーを設置し、参加者が東京の水道水を試飲できるようにした。東京の水環境の安全性をアピールするだけでなく、ペットボトルを使用しないことで、持続的且つ先進的な会議運営を行った。


3.国際会議開催の部(中小規模会議部門)

国際会議開催にあたり会議運営、地域貢献などにおいて、今後の模範となる実績を上げた、参加者数が 1,000 名未満の国際会議

会議名 和文:吃音 ・ クラタリング世界合同会議 in Japan 2018
英文:IFA, ICA, ISA, JSSFD, and JSGA Joint World Congress 2018
開催期間 2018年7月13日~17日(5日間)
主催者 吃音・クラタリング世界合同会議 in Japan 2018
開催都市 広島市(広島県)
参加予定人数 606名(海外:203名 国内:403名)
参加予定国数 48
競合国(都市) -
受賞理由

・会議開催直前に「平成30年7月豪雨」が発生し、一部の交通機関の運行に影響があった。そのような状況下で、主催者から参加者に対して、会場への交通手段等の情報を迅速かつ正確に案内する手段としてSNSを活用し、それによって、会議開催中止の危機を克服した。
・若手研究者のため、外部資金獲得セミナーや、キャリア向上セミナーを開催した。


会議名 和文:アルカジア東京大会2018
英文:ACA18 TOKYO (18th Asian Congress of Architects)
開催期間 2018年9月10日~14日(5日間)
主催者 公益社団法人日本建築家協会
開催都市 東京都
参加予定人数 856名(海外:646名 国内:210名)
参加予定国数 31
競合国(都市) -
受賞理由

・多くのスポンサー企業を獲得するとともに、予算を抑えるため、開催場所である大学が特別協力として会場諸施設を提供する等、開催地として資金調達の面で努力した。
・国立新美術館の巨大円柱にプロジェクションマッピングを行い、会場の特性を活かした演出を行うなど、開催都市の魅力発信の一翼を担った。
・ARCASIA(アジア建築家評議会)加盟団体が、それぞれの国や地域の参加者を取りまとめ、参加者を増やす声がけを行うとともに、参加費用を過去大会と同額に設定する等、途上国からの参加者や建築学生が参加しやすい環境を作った。


会議名 和文:2018年IEEEシステム・マン・サイバネティクス国際会議
英文:The 2018 IEEE International Conference on Systems, Man, and Cybernetics
開催期間 2018年10月7日~10日(4日間)
主催者 IEEE(米国電気電子学会)SMC 2018実行委員会
開催都市 宮崎市(宮崎県)
参加予定人数 814名(海外:541名 国内:273名)
参加予定国数 44
競合国(都市) -
受賞理由

・宮崎県および開催ホテルのスタッフが本学会の誘致から開催までの協力体制を敷き、密に連携をとって取り組んだ。
・IEEEを始め、32の学会のWEB、メーリングリスト、雑誌等により、本学会の開催を広く知らしめると同時に、開催地である宮崎県の特長(温暖な気候、自然、美味しい食べ物・焼酎、観光地等)の広報活動にも力を入れた。
・論文集を紙媒体ではなくUSBメモリで配布するなど、環境に配慮した持続可能な取り組みを実施した。