受賞案件

受賞案件

2023年度「国際会議誘致・開催貢献賞」受賞会議

国際会議誘致の部

創意工夫により効果的な誘致活動を行い、諸外国との競争の結果、日本への誘致に成功した国際会議。

第29回 高圧力科学と技術に関する国際会議
会議名 和文:第29回 高圧力科学と技術に関する国際会議
英文:29th International Conference on High Pressure Science and Technology (AIRAPT-29)
開催予定期間 2025年9月28日~10月3日(6日間)
主催者 国際高圧力学会(AIRAPT)、日本高圧力学会
開催都市 愛媛県松山市
参加予定人数 500名(海外:200名 国内:300名)
参加予定国・地域数 30カ国・地域
競合 ラスベガス(米国)
受賞理由 強力な国内運営組織による誘致活動により、地方都市に誘致したことが評価を受けた。地域に超高圧科学分野に関連した企業や研究拠点となる大学があり、松山市での開催意義が大きく、レガシー効果が期待できる点も評価された。
2025年フォトニクス・電磁波工学研究に関するシンポジウム
会議名 和文:2025年フォトニクス・電磁波工学研究に関するシンポジウム
英文:2025 Photonics and Electromagnetics Research Symposium (PIERS 2025 Chiba)
開催予定期間 2025年11月4日~11月8日(5日間)
主催者 一般社団法人電子情報通信学会
開催都市 千葉県千葉市
参加予定人数 1,300名(海外:700名 国内:600名)
参加予定国・地域数 50カ国・地域
競合 三亜(中国)、 プラハ(チェコ)、 ヴェリコ・タルノヴォ(ブルガリア)
受賞理由 JNTO MICEアンバサダーの指導のもと、過去の開催経験から学んで誘致活動を展開した点が評価された。千葉市での開催メリットが分かりやすい提案書の完成度の高さも高評価であった。若手研究者や発展途上国からの参加者への支援が厚く、当該分野の研究促進が期待できることも評価された。
第16回アジア・オセアニア耳鼻咽喉科・頭頸部外科会議
会議名 和文:第16回アジア・オセアニア耳鼻咽喉科・頭頸部外科会議
英文:The 16th Asia Oceania Otorhinolaryngological Head and Neck Surgery Congress
開催予定期間 2027年3月23日~3月26日(4日間)
主催者 一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
開催都市 京都府京都市
参加予定人数 2,000名(海外:1,500名 国内:500名)
参加予定国・地域数 30カ国・地域
競合 マレーシア
受賞理由 当該分野における長期間継続したJNTO MICEアンバサダーを含む誘致体制による活動や、投票が行われる前回大会の日本人参加者全員が各国代表者に対面で投票依頼を行い、粘り強く丁寧な誘致活動が日本初誘致に繋がったことが評価を受けた。日程設定や参加費を抑えて参加促進を図り、特に若手や低所得国からの参加者には、助成金や教育プログラムの無償化措置が取られることも評価された。

国際会議開催の部

国際会議開催にあたり会議運営、地域貢献などにおいて、今後の模範となる実績を上げた国際会議

第29回国際高血圧学会
会議名 和文:第29回国際高血圧学会
英文:The 29th Scientific Meeting of the International Society of Hypertension
開催期間 2022年10月12日~10月16日(5日間)
主催者 特定非営利活動法人日本高血圧学会
開催都市 京都府京都市
参加人数 2,638名(海外:1,496名 国内:942名)
参加国・地域数 85カ国・地域
受賞理由 新型コロナウイルス感染症による水際対策緩和直後の大型国際会議のハイブリッド開催で、現地とオンライン参加者両者に向けたさまざまな工夫を行った点が評価された。具体的には、高血圧学会が推奨する塩分量で作られた「京都ワンダーミール」のお弁当提供、ホームページでの「KYOTO GUIDE」、ユニークベニューでの招宴、芸舞ライブ配信、忍者の扮装による会場内誘導、鳥居の形のフォトスポット等の地域色を出すなど、創意工夫が凝らされていた。若手研究者への奨励賞授与、途上国からの参加者への渡航費補助や参加費免除、登壇者のジェンダーバランス配慮も評価を受けた。
国際青年原子力会議 2022
会議名 和文:国際青年原子力会議 2022
英文:International Youth Nuclear Congress 2022(IYNC2022)
開催期間 2022年11月26日~12月2日(7日間)
主催者 日本原子力学会若手連絡会
開催都市 福島県郡山市
参加人数 300名(海外:186名 国内:114名)
参加国・地域数 41カ国・地域
受賞理由 短い準備期間ながら、地元のコンベンションビューロー主導による地元企業のコンソーシアムの運営で、本会議を日本で初開催したことが評価ポイントとなった。結果として地元企業の会議運営力強化に繋がっており、地域貢献度の高さが評価された。ユニークベニューとして日本庭園を利用し、地元食文化・郷土芸能を参加者にアピールした点や、福島特別セッションの開催により、震災後の福島の今を若い世代に伝えたことも評価を受けた。
第22回国際栄養学会議
会議名 和文:第22回国際栄養学会議
英文:22nd IUNS-International Congress of Nutrition (22nd IUNS-ICN)
開催期間 2022年12月6日~12月11日(6日間)
主催者 第22回国際栄養学会議組織委員会
開催都市 東京都
参加人数 3,734名(海外:1,960名 国内:1,774名)
参加国・地域数 106カ国・地域
受賞理由 コロナ後のMICE復活を象徴するオンサイト型の大型国際会議の実現として評価を得た。学校給食視察や健康食を提供する社員食堂訪問などのプログラムで地元連携が充実していたことや、市民公開講座の参加者が多く地域住民へのレガシー効果が大きかった点も高評価であった。フードロス削減のためのミールクーポン活用、コングレスバックの提供中止、発表におけるジェンダーバランス配慮などSDGsの取り組みも評価された。

2022年度「国際会議誘致・開催貢献賞」受賞会議

国際会議誘致の部

創意工夫により効果的な誘致活動を行い、諸外国との競争の結果、日本への誘致に成功した国際会議。

WDO 世界デザイン会議 東京 2023
会議名 和文:WDO 世界デザイン会議 東京 2023
英文:WORLD DESIGN ASSEMBLY TOKYO 2023
開催予定期間 2023年10月27日~10月29日(3日間)
主催者 公益財団法人日本デザイン振興会
開催都市 東京都
参加予定人数 600名(海外:300名 国内:300名)
参加予定国・地域数 40ヵ国・地域
受賞理由 墨田区と港区での複数会場による街全体の盛り上げや、会期中にグッドデザイン賞やデザイン月間を企画するなど、イベントを活用して国際会議の効果を高める工夫がみられる点が評価された。また、会議誘致を視野に入れ国際本部の理事に日本デザイン振興会のメンバーが選出されたことで、ロビー活動を円滑に行う土台づくりがされていたことも評価のポイントとなった。
第7回パターン認識に関する国際会議
会議名 和文:第7回パターン認識に関する国際会議
英文:7th Asian Conference on Pattern Recognition (ACPR 2023)
開催予定期間 2023年11月5日~11月8日(4日間)
主催者 国際パターン認識連盟
開催都市 福岡県北九州市
参加予定人数 900名(海外:700名 国内:200名)
参加予定国・地域数 25ヵ国・地域
受賞理由 ロボット産業の集積地を目指し、環境都市としての認知がある北九州市での開催に相応しい国際会議を誘致した。競合国であるシドニーとの差別化のために環境都市としての強み、近隣観光地の魅力等を提案書に盛り込むなどの工夫により、知名度の高いシドニーに勝り誘致に成功した好事例である。その他、北九州市と大学の連携協定による国際会議誘致活動やSDGsの取り組みも高評価であった。
第27 回アジア太平洋リウマチ学会議
会議名 和文:第27 回アジア太平洋リウマチ学会議
英文:The 27th Asia-Pacific League of Associations for Rheumatology Congress
開催予定期間 2025年9月2日~9月5日(4日間)
主催者 Asia Pacific League of Associations for Rheumatology -APLAR-
開催都市 福岡県福岡市
参加予定人数 3,000名(海外:1,000名 国内:2,000名)
参加予定国・地域数 34ヵ国・地域
受賞理由 学会内で影響力のある先生方によるロビー活動、欧米の学会と協力したハイレベルなプログラム提案、開催都市の魅力を存分に盛り込んだBid Paperなど、誘致に必要な活動を全て網羅した誘致のお手本として非常に高く評価された。立候補からプレゼンまで2カ月未満というタイトスケジュールにも関わらず、主催団体、大学、地域、JNTOが一体となりオールジャパン体制で取り組んだことも評価のポイントとなった。

国際会議誘致の部(特別賞)

創意工夫により効果的な誘致活動を行い、諸外国との競争の結果、日本への誘致に成功した国際会議。

第380回国際天文学連合シンポジウム 宇宙メーザー ー次世代大型事業に向けた「固有運動」
会議名 和文:第380回国際天文学連合シンポジウム 宇宙メーザー ー次世代大型事業に向けた「固有運動」
英文:IAU Symposium 380 Cosmic Masers ー Proper Motion toward the Next-Generation Large Projects
開催予定期間 2023年3月20日~3月24日(5日間)
主催者 第380回国際天文学連合シンポジウム開催組織委員会
開催都市 鹿児島県鹿児島市
参加予定人数 150名(海外:100名 国内:50名)
参加予定国・地域数 25ヵ国・地域
受賞理由 宇宙研究と関係の深い鹿児島を強調することで、意義深く効果的な計画・誘致活動が達成されたことが評価された。若手研究者のみならず市民向けの講演会や電波天文観測実習が計画されていることもユニークな評価を受けるポイントとなった。
第13回アジア比較教育学会
会議名 和文:第13回アジア比較教育学会
英文:The 13th Biennial Conference of Comparative Education Society of Asia(CESA)
開催予定期間 2023年11月24日~11月26日(3日間)
主催者 第13回アジア比較教育学会準備委員会
開催都市 広島県広島市
参加予定人数 300名(海外:200名 国内:100名)
参加予定国・地域数 20ヵ国・地域
受賞理由 次世代を担う若手研究者に対し、国際会議での発表機会の提供、論文執筆ワークショップを行うなど、若手育成を重視した取り組みが評価された。また、若手研究者に向け広島が歌う平和理念をPRし、誘致を成功させたこともユニークなポイントであった。

国際会議開催の部

国際会議開催にあたり会議運営、地域貢献等において、今後の模範となる実績を挙げた国際会議

第17回 世界地震工学会議
会議名 和文:第17回 世界地震工学会議
英文:17th World Conference on Earthquake Engineering (17WCEE)
開催期間 2021年9月27日~10月2日(6日間)
主催者 (公社)日本地震工学会(17WCEE組織委員会)
開催都市 宮城県仙台市
参加人数 3,123名(海外:1,854名 国内:1,269名)
参加国・地域数 76ヵ国・地域
受賞理由 開催都市の経験と会議テーマがよく整合しており、MICEアンバサダーの活躍、仙台市からの支援、質の高い市民講座等地域貢献プログラムに加え、時差対策や、Extended conference periodを設け会議後もアーカイブで発表の動画を公開するなど、ハイブリッド開催ならではの様々な工夫が高評価となった。フードロス削減等SDGsの取り組みは他会議でも活用しやすい例が多く、手本とされるべきとの評価。また、早い段階で開催形式を切り替える判断を行ったことが開催のレベルの高さにもつながったと評価された。
※表面写真:ハイブリッド開催の様子
シーグラフアジア2021
会議名 和文:シーグラフアジア2021
英文:SIGGRAPH Asia 2021
開催期間 2021年12月14日~12月17日(4日間)
主催者 SIGGRAPH Asia 2021 実行委員会
開催都市 東京都千代田区
参加人数 3,325名(海外:658名 国内:2,667名)
参加国・地域数 41ヵ国・地域
受賞理由 当時ハイブリッド開催の前例などが少なかった中で、海外から入国できない学生ボランティアのオンラインでの参加や、企業と学生を結び付けるプログラムを運営し次世代育成につなげたことなどが高い評価につながった。オンサイトでの参加者を増やすための料金設定などユニークな集客方法も高評価であり、ハイブリッド型開催会議のモデルケース的な取り組みとなったという評価を受けた。
※表面写真:ハイブリッド開催の様子

国際会議開催の部(特別賞)

国際会議開催にあたり会議運営、地域貢献等において、今後の模範となる実績を挙げた国際会議

ICCA(国際会議協会) 年次総会 アジアパシフィック・ハブ 長崎
会議名 和文:ICCA(国際会議協会) 年次総会 アジアパシフィック・ハブ 長崎
英文:ICCA Congress Hub Asia Pacific 2021 - Nagasaki・Japan
開催期間 2021年10月25日~10月27日(3日間)
主催者 長崎市
開催都市 長崎県長崎市
参加人数 152名(海外:28名 国内:124名)
参加国・地域数 17ヵ国・地域
受賞理由 参加国・地域の時差などを考慮したマルチハブ・ハイブリッドという新しい開催形式を成功させた事が評価された。開業前の出島メッセを利用し、市長が挨拶に出るなど、All Nagasakiとして一丸となり取り組んだことも高評価であった。

2021年度「国際会議誘致・開催貢献賞」受賞会議

国際会議誘致の部

創意工夫により効果的な誘致活動を行い、諸外国との競争の結果、日本への誘致に成功した国際会議。

2024 IEEE ロボット工学とオートメーションに関する国際会議
会議名 和文:2024 IEEE ロボット工学とオートメーションに関する国際会議
英文:2024 IEEE International Conference on Robotics and Automation
開催予定期間 2024年5月13日~5月17日(5日間)
主催者 米国電気電子学会ロボット工学とオートメーション学会
開催都市 神奈川県横浜市
参加予定人数 5,000名(海外:4,000名 国内:1,000名)
参加予定国・地域数 35
競合 韓国(ソウル)
受賞理由 誘致のプレゼンテーションにあたってJNTOの制度をうまく活用してネイティブスピーカーの専門家による英語のプレゼン指導を受け主催者が自信をもってプレゼンに臨めたこと、横浜の学生との取り組みや高校生の招待など若手育成にも力を注ぐことを提案するなど、オールジャパンで効果的に横浜をPRしたことにより競合ソウルに勝てた好事例である。
第27回国際昆虫学会議
会議名 和文:第27回国際昆虫学会議
英文:XXVII International Congress of Entomology
開催予定期間 2024年8月25日~8月30日(6日間)
主催者 第27回国際昆虫学会議招致委員会
開催都市 京都府京都市
参加予定人数 3,000名(海外:2,000名 国内:1,000名)
参加予定国・地域数 30
競合 トルコ
受賞理由 国内の受け入れ側のレベルの高さ(実績、参加者数、メディア露出、スポンサーシップ)が国際本部に高く評価された。また、日本の複数の昆虫関係の団体が一丸となって協力し誘致に取り組んだ点、 ジェンダーバランス、プログラム内容の工夫、主催者の熱意による市民プログラムの企画など、主催者の誘致に関する意欲的な志しが評価された。
第36回国際病理アカデミー国際会議
会議名 和文:第36回国際病理アカデミー国際会議
英文:XXXVI International Congress of the International Academy of Pathology
開催予定期間 2026年10月10日~10月14日(5日間)
主催者 国際病理アカデミー日本支部 Japanese Division of IAP(JDIAP)
開催都市 福岡県福岡市
参加予定人数 3,000名(海外:1,500名 国内:1,500名)
参加予定国・地域数 50
競合 フランス(リヨン)、スペイン(バルセロナ)
受賞理由 主催団体、大学、地域、JNTOの4者が一体となり、敗退を糧に再チャレンジし開催地である九州を盛り上げた好事例。過去に誘致失敗した経験をもとにビッドペーパー等の改善を重ね、ロビー活動の重要性を見直し⾧期に亘る情報収集ときめ細やかな国際メンバーへの働きかけの結果、誘致成功にこぎつけた点が評価された。

2020年度「国際会議誘致・開催貢献賞」受賞会議

国際会議誘致の部

創意工夫により効果的な誘致活動を行い、諸外国との競争の結果、日本への誘致に成功した国際会議。

第14回アジア交通学会国際会議
会議名 和文:第14回アジア交通学会国際会議
英文:The 14th International Conference of EASTS
開催予定期間 2021年9月12日~9月15日(4日間)
主催者 EASTS-Japan(アジア交通学会)
開催都市 広島市(広島県)
参加予定人数 700名(海外:400名 国内:300名)
参加予定国・地域数 20
競合 韓国(テジョン)、マレーシア(クアラルンプール)
受賞理由 ・広島電鉄と連携して MaaS(Mobility as a Service)を実践し参加者に体験してもらうことで、会議テーマの実践を取り入れ、会議テーマと開催地の持つ資源を見事にマッチングさせる工夫をした好事例である。
ワン・ヤング・ワールド サミット2022
会議名 和文:ワン・ヤング・ワールド サミット2022
英文:One Young World Summit 2022
開催予定期間 2022年5月23日~5月26日(4日間)
主催者 一般社団法人ワン・ヤング・ワールド・ ジャパン・コミッティ
開催都市 東京都
参加予定人数 2,000名(海外:1,820名 国内:180名)
参加予定国・地域数 194
競合 中国(杭州)、日本(京都、長崎)
受賞理由 ・SDGs を始め、世界的な課題解決のために次世代リーダーが集い議論を行う会議。誘致の際は自治体・行政のみならず企業がイニシアチブを取るなどオールジャパン体制で取り組んだことが、ユニークで新しい誘致活動の例として評価された。
第8回FIP世界薬学会議
会議名 和文:第8回FIP世界薬学会議
英文:8th FIP Pharmaceutical Sciences World Congress (PSWC2023)
開催予定期間 2023年5月28日~5月31日(4日間)
主催者 International Pharmaceutical Federation - FIP
開催都市 横浜市(神奈川県)
参加予定人数 1,200名(海外:450名 国内:750名)
参加予定国・地域数 50
競合 韓国(ソウル)、中国(南京)、南アフリカ、 イラン、インド
受賞理由 ・開催地のコンベンションビューローが国際本部とネットワークを構築し、意向に沿った提案を行い、誘致に必要なプロセスをきちんと踏んだ優良事例。また、予算面の指摘を受けた際には国内関係者と粘り強く交渉を行い適切に対応した点など、国際本部主導で行う会議誘致の好事例として評価された。

国際会議開催の部(大規模会議部門)

国際会議開催にあたり会議運営、地域貢献などにおいて、今後の模範となる実績を上げた、参加者数が 1,000 名以上の国際会議。

第5回世界パーキンソン病コングレス
会議名 和文:第5回世界パーキンソン病コングレス
英文:5th World Parkinson Congress(WPC 2019)
開催期間 2019年6月4日~6月7日(4 日間)
主催者 The World Parkinson Coalition®、第 5 回世界パーキンソン病コングレス国内組織委員会
開催都市 京都市(京都府)
参加人数 5,277名(海外:2,777名 国内:2,500名)
参加国・地域数 61
受賞理由 ・最先端の研究発表だけでなく患者及び家族が参加する会議であるため、演出・会場設営に工夫を凝らしている。
・交流型プログラムやアートウォークという芸術との組み合わせ等の多様なプログラムは、他の分野の会議開催にも応用可能な内容となっている。
・開催会場が PCO と直接連携している点も注目される。
第39回地球科学・リモートセンシング国際シンポジウム2019
会議名 和文:第39回地球科学・リモートセンシング国際シンポジウム2019
英文:2019 IEEE International Geoscience and Remote Sensing Symposium
開催期間 2019年7月28日~8月2日(6 日間)
主催者 米国電気電子学会 地球科学及びリモートセンシング部会、日本学術会議
開催都市 横浜市(神奈川県)
参加人数 2,814名(海外:2,525名 国内:289名)
参加国・地域数 56
受賞理由 ・会場であるパシフィコ横浜が、野毛日本食ツアー等を企画・実施した点は、他都市でも参考となる内容である。
・横浜市と共催し、次世代育成事業として小中学生向けのプログラムを実施する等の点は市民参加型の好事例である。
第25回ICOM(国際博物館会議)京都大会2019
会議名 和文:第25回ICOM(国際博物館会議)京都大会2019
英文:ICOM Kyoto 2019 - 25th ICOM General Conference
開催期間 2019年9月1日~9月7日(7 日間)
主催者 ICOM(国際博物館会議)、ICOM 日本委員会、ICOM 京都 2019 組織委員会、公益財団法人日本博物館協会、(共同主催 日本学術会議)
開催都市 京都市(京都府)
参加人数 4,590名(海外:2,724名 国内:1,866名)
参加国・地域数 120
受賞理由 ・参加者向けに、京都をめぐる 50 以上のエクスカーションを用意したほか、京都市以外の周辺地域を巡るツアーも実施し、広域に経済波及効果をもたらした点や、ユニークベニューの活用が高く評価された。
・途上国からの参加者支援、コストを補うファンドレイジング、大会オリジナルの交通パスやアプリなど随所に工夫がみられる会議である。
第17回国際義肢装具協会世界大会
会議名 和文:第17回国際義肢装具協会世界大会
英文:The 17th World Congress of the International Society for Prosthetics and Orthotics
開催期間 2019年10月5日~10月8日(4 日間)
主催者 国際義肢装具協会日本支部
開催都市 神戸市(兵庫県)
参加人数 4,596名(海外:1,721名 国内:2,875名)
参加国・地域数 94
受賞理由 ・市民が参加しやすい学生割引導入や見本市の併催、地元の名物食材を生かした屋台の設置、ロボットなど最先端技術の活用と幅広い工夫がなされている。コンベンション都市・神戸のノウハウが詰め込まれた好事例である。

国際会議開催の部(中小規模会議部門)

国際会議開催にあたり会議運営、地域貢献などにおいて、今後の模範となる実績を上げた、参加者数が 1,000 名未満の国際会議.。

第5回貨幣革新・地域通貨国際会議飛騨高山大会
会議名 和文:第5回貨幣革新・地域通貨国際会議飛騨高山大会
英文:5th Biennial RAMICS International Congress in Japan (RAMICS 2019 Hida-Takayama)
開催期間 2019年9月11日~9月15日(5 日間)
主催者 第5回貨幣革新・地域通貨国際会議 飛騨高山大会組織委員会
開催都市 高山市(岐阜県)
参加人数 347名(海外:51名 国内:296名)
参加国・地域数 21
受賞理由 ・海外で観光地として知名度が高い高山市の長年のインバウンド受け入れノウハウの積み重ねと、地元住民の国際交流への理解が結実し、地域内で連携して取り組んだ好事例。
・会期中市内で使える地域通貨を発行する取り組みは会議テーマを実践するもので、ユニークである。
第20回システムバイオロジー国際会議
会議名 和文:第20回システムバイオロジー国際会議
英文:The 20th International Conference on Systems Biology ? ICSB2019
開催期間 2019年11月1日~11月5日(5 日間)
主催者 ICSB2019 組織委員会
開催都市 恩納村(沖縄県)
参加人数 442名(海外:208名 国内:234名)
参加国・地域数 26
受賞理由 ・沖縄科学技術大学院大学(OIST)の学内カンファレンス・ワークショップ・セクションの活躍により誘致が成功。
・開催時には欧米など遠方から多数の参加者を集めた。
・シャトルバスを手配する等会場アクセスを向上する工夫を行った点は、他都市の見本となる。
第26回TAFISAワールドコングレス2019東京
会議名 和文:第26回TAFISAワールドコングレス2019東京
英文:26th TAFISA WORLD CONGRESS TOKYO 2019
開催期間 2019年11月13日~11月16日(4 日間)
主催者 第26回TAFISA ワールドコングレス2019東京組織委員会
開催都市 千代田区(東京都)
参加人数 638名(海外:288名 国内:350名)
参加国・地域数 78
受賞理由 ・世界中のスポーツに関わる関係者が、プログラムを通じてスポーツに対する理念や身体活動を推進するための会議。
・オリンピック・パラリンピック開催と関連させ、日本国内の関連機関と連携し参加者を増やす工夫がなされている。
・生涯スポーツイベントの一環として運動会を実施し地域住民との交流を図る等、ソーシャルプログラムについても他の地域で応用可能な模範事例である。
International Monorail Association Annual Conference -Monorailex 2019-
会議名 和文:International Monorail Association Annual Conference -Monorailex 2019-
英文:International Monorail Association Annual Conference -Monorailex 2019-
開催期間 2019年11月24日~11月27日(4 日間)
主催者 国際モノレール協会(International Monorail Association)
開催都市 千葉市(千葉県)
参加人数 52名(海外:51名 国内:1名)
参加国・地域数 10
受賞理由 ・世界最長の懸垂型モノレールを持つ千葉市の特色が発揮された会議。
・モノレールをユニークベニューとして使ったレセプション、全国のモノレールでエクスカーションツアーを展開する等、会議の特徴を活かしたプログラムは参加者満足度も高く、地域らしい工夫を凝らした中・小規模会議の好事例である。

特別賞

今年度は各部門で選出された案件以外に、誘致活動や会議運営等において特色がある会議が特別賞に選出されました。

第20回アジア・太平洋YMCA大会
会議名 和文:第20回アジア・太平洋YMCA大会
英文:Asia and Pacific Alliance of YMCAs 20th General Assembly
開催期間 2019年9月2日~9月6日(5 日間)
主催者 公益財団法人日本YMCA同盟
開催都市 御殿場市(静岡県)
参加人数 377名(海外:247名 国内:130名)
参加国・地域数 22
受賞理由 ・地元の豊富な産業や富士山の麓に抱かれた豊かな自然環境を活かしたエクスカーションを実施することで、参加者の満足度を高められた。
・ペーパレス化、ウォーターボトルの持参、大会バナー等のプロジェクターによる投影等 SDGs に配慮した取り組みが評価され特別賞となった。
筑波会議2019
会議名 和文:筑波会議2019
英文:Tsukuba Conference 2019
開催期間 2019年10月2日~10月4日(3 日間)
主催者 筑波会議委員会
開催都市 つくば市(茨城県)
参加人数 1,500名(海外:344名 国内:1,156名)
参加国・地域数 65
受賞理由 ・世界の若手研究者等が参集し「社会と科学技術」に関する様々な課題について討議する会議。
・2019年につくば市内の大学・行政・企業 43 機関が連携し、若手研究者の育成を目的に新たに創出された点や、企業等からの協賛を増やすための PR 活動も工夫されており、学研都市であるつくば市らしい先進事例として評価された。

2019年度「国際会議誘致・開催貢献賞」受賞会議

国際会議誘致の部

創意工夫により効果的な誘致活動を行い、諸外国との競争の結果、日本への誘致に成功した国際会議。

9th International Discussion Meeting on Relaxations in Complex Systems
会議名 和文:9th International Discussion Meeting on Relaxations in Complex Systems
英文:9th International Discussion Meeting on Relaxations in Complex Systems
開催予定期間 2021年7月20日~26日(7日間)
主催者 9IDMRCS組織委員会
開催都市 千葉市(千葉県)
参加予定人数 900名(海外:600名 国内:300名)
参加予定国・地域数 20
競合 米国、中国、日本(大阪)
受賞理由 ・これまで欧州において開催されていた会議を、初めて欧州域外の日本に誘致することに成功した。
・ちば国際コンベンションビューローと幕張メッセが連携して誘致したことにより、競合都市では実現できないきめ細かなサービスを提案したことが評価され、誘致成功につながった。
・柏市の研究機関が主催、千葉市が会場となっており、多様な産業や学術研究機関、高度な知的人材が集積する両市で会議が主催・開催されることで、経済効果はもとより、産業イノベーション、若手人材育成等の点でレガシーとなる。
2023 IEEE International Magnetics Conference(INTERMAG2023)
会議名 和文:2023 IEEE International Magnetics Conference(INTERMAG2023)
英文:2023 IEEE International Magnetics Conference(INTERMAG2023)
開催予定期間 2023年5月15日~19日(5日間)
主催者 仙台Intermag2023誘致委員会
開催都市 仙台市(宮城県)
参加予定人数 1,500名(海外:500名 国内:1,000名)
参加予定国・地域数 50~80
競合 韓国(大田)、オーストラリア(シドニー)
受賞理由 ・仙台地域、国、学術界が一体となり、オールジャパンで誘致活動を実施した。
・磁気分野の研究が盛んな東北大学が誘致段階から関わり、大規模な研究所視察を会議主催者にアピールした。
・提案書が秀逸であると国際本部に認められ、誘致成功につながっただけでなく、提案内容の手本として、後年の開催候補都市に配布されることになった。
第20回世界バラ会議福山大会2024
会議名 和文:第20回世界バラ会議福山大会2024
英文:The WFRS 20th World Rose Convention 2024 in Fukuyama
開催予定期間 2024年5月19日~25日(7日間)
主催者 世界バラ会議福山大会準備委員会
開催都市 福山市(広島県)
参加予定人数 700名(海外:360名 国内:340名)
参加予定国・地域数 40
競合 ドイツ(ハンブルグ)
受賞理由 ・戦後60年以上に及ぶ市民と行政の協働によるばらのまちづくりや、市民が“ローズマインド(思いやり・優しさ・助け合いの心)”を大切に育んできた取り組みが認められ、誘致に成功した。
・福山市では、国際会議の誘致活動は初めての取り組みであったが、日本のキーパーソンを介して世界バラ会連合の役員と関係づくりを行い、市民の会議開催に対する意気込みや、福山のばらのまちづくりの歴史・取り組みを効果的に発信することによって、会議誘致に成功した。
・「ばらのまち福山」の都市ブランド確立、グローバルな人材の育成、ビジネスチャンスの創出と拡大、次世代の担い手の育成という点で、開催都市への寄与が期待できる。

国際会議開催の部(大規模会議部門)

国際会議開催にあたり会議運営、地域貢献などにおいて、今後の模範となる実績を上げた、参加者数が 1,000 名以上の国際会議

第16回アジア太平洋地域ITSフォーラム 福岡2018
会議名 和文:第16回アジア太平洋地域ITSフォーラム 福岡2018
英文:The 16th ITS Asia-Pacific Forum Fukuoka 2018
開催期間 2018年5月8日~10日(3日間)
主催者 第16 回アジア太平洋地域 ITS フォーラム 2018 福岡 実行委員会
開催都市 福岡市(福岡県)
参加人数 1,066名(海外:275名 国内:791名)
参加国・地域数 20
受賞理由 ・ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)を活用した先駆的な地域公共交通サービスを展開する福岡市において、国内最先端のITS技術と事例を世界へ発信するとともに、市内広範囲にわたる関連施設を利用した自動運転デモンストレーションや安全運転支援システムなど、過去最多のデモンストレーションを実施した。
・参加者IDとしてのQRコード付き交通系ICカードの導入、AIタクシー呼出し、公共交通機関の無料乗車とビッグデータ解析による海外参加者の動態調査を実施することで、会議運営の効率化を図るとともに、会議の場をテクノロジーのテストマーケティングとして活用した。
・最新技術による実証実験を数多く行い、事業者間のビジネス連携を加速させたほか、実行委員会メンバーを中心とする新たな法人格を設立した。
第5回国際組織工学・再生医療学会 世界会議2018
会議名 和文:第5回国際組織工学・再生医療学会 世界会議2018
英文:5th Tissue Engineering and Regenerative Medicine International Society World Congress ? 2018
開催期間 2018年9月4日~7日(4日間)
主催者 京都大学 ウイルス・再生医科学研究所
開催都市 京都市(京都府)
参加人数 3,700名(海外:2,000名 国内:1,700名)
参加国・地域数 52
受賞理由 ・京都での開催事例の中で、参加人数が多く、開催都市の魅力発信やメディア露出等において、様々な工夫をした。
・普段入ることのできない夜の清水寺でGala Eventを開催。1,400名以上の参加者のために、日本ならではの特別な体験を提供した。
・国内外のメディアを効果的に活用した。学会の開催式と口頭発表、展示などがニュースで放映されるとともに、学会開催、その意義、および注目発表内容等について新聞記事に掲載された。また、Nature誌に会議の開催予告を掲載し、全世界への広告宣伝を行った。
2018年第11回国際水協会(IWA)世界会議・展示会
会議名 和文:2018年第11回国際水協会(IWA)世界会議・展示会
英文:IWA World Water Congress & Exhibition 2018
開催期間 2018年9月16日~21日(6日間)
主催者 2018年第11回国際水協会(IWA)世界会議・展示会開催国委員会
開催都市 東京都
参加人数 9,815名(海外:1,911名 国内:7,904名)
参加国・地域数 98
受賞理由 ・世界98カ国から9,815名が参加し、過去最大規模となった。・皇太子同妃両殿下(当時)の御臨席を仰ぎ、国土交通大臣、環境大臣や都知事などが参加し、国内外のメディアから注目を集める会議となった。・参加者にステンレス製のマイボトルを配布するとともに、会場内にウォーターサーバーを設置し、参加者が東京の水道水を試飲できるようにした。東京の水環境の安全性をアピールするだけでなく、ペットボトルを使用しないことで、持続的且つ先進的な会議運営を行った。

国際会議開催の部(中小規模会議部門)

国際会議開催にあたり会議運営、地域貢献などにおいて、今後の模範となる実績を上げた、参加者数が 1,000 名未満の国際会議

吃音 ・ クラタリング世界合同会議 in Japan 2018
会議名 和文:吃音 ・ クラタリング世界合同会議 in Japan 2018
英文:IFA, ICA, ISA, JSSFD, and JSGA Joint World Congress 2018
開催期間 2018年7月13日~17日(5日間)
主催者 吃音・クラタリング世界合同会議 in Japan 2018
開催都市 広島市(広島県)
参加人数 606名(海外:203名 国内:403名)
参加国・地域数 48
受賞理由 ・会議開催直前に「平成30年7月豪雨」が発生し、一部の交通機関の運行に影響があった。そのような状況下で、主催者から参加者に対して、会場への交通手段等の情報を迅速かつ正確に案内する手段としてSNSを活用し、それによって、会議開催中止の危機を克服した。
・若手研究者のため、外部資金獲得セミナーや、キャリア向上セミナーを開催した。
アルカジア東京大会2018
会議名 和文:アルカジア東京大会2018
英文:ACA18 TOKYO (18th Asian Congress of Architects)
開催期間 2018年9月10日~14日(5日間)
主催者 公益社団法人日本建築家協会
開催都市 東京都
参加人数 856名(海外:646名 国内:210名)
参加国・地域数 31
受賞理由 ・多くのスポンサー企業を獲得するとともに、予算を抑えるため、開催場所である大学が特別協力として会場諸施設を提供する等、開催地として資金調達の面で努力した。
・国立新美術館の巨大円柱にプロジェクションマッピングを行い、会場の特性を活かした演出を行うなど、開催都市の魅力発信の一翼を担った。
・ARCASIA(アジア建築家評議会)加盟団体が、それぞれの国や地域の参加者を取りまとめ、参加者を増やす声がけを行うとともに、参加費用を過去大会と同額に設定する等、途上国からの参加者や建築学生が参加しやすい環境を作った。
2018年IEEEシステム・マン・サイバネティクス国際会議
会議名 和文:2018年IEEEシステム・マン・サイバネティクス国際会議
英文:The 2018 IEEE International Conference on Systems, Man, and Cybernetics
開催期間 2018年10月7日~10日(4日間)
主催者 IEEE(米国電気電子学会)SMC 2018実行委員会
開催都市 宮崎市(宮崎県)
参加人数 814名(海外:541名 国内:273名)
参加国・地域数 44
受賞理由 ・宮崎県および開催ホテルのスタッフが本学会の誘致から開催までの協力体制を敷き、密に連携をとって取り組んだ。
・IEEEを始め、32の学会のWEB、メーリングリスト、雑誌等により、本学会の開催を広く知らしめると同時に、開催地である宮崎県の特長(温暖な気候、自然、美味しい食べ物・焼酎、観光地等)の広報活動にも力を入れた。
・論文集を紙媒体ではなくUSBメモリで配布するなど、環境に配慮した持続可能な取り組みを実施した。

2018年度「国際会議誘致・開催貢献賞」受賞会議

国際会議誘致の部

創意工夫により効果的な誘致活動を行い、諸外国との競争の結果、日本への誘致に成功した国際会議。

INORMS 2020年世界大会
会議名 和文:INORMS 2020年世界大会
英文:International Network of Research Management Societies 2020 Congress(INORMS 2020)
開催予定期間 2020年5月25日~28日(4日間)
主催者 リサーチ・アドミニストレーター協議会(RA協議会)INORMS2020大会実行委員会 
開催都市 広島市(広島県)
参加予定人数 600名(海外:450名 国内:150名)
参加予定国・地域数 40
競合 南アフリカ共和国(ケープタウン)
受賞理由 ・広島市、広島大学、広島観光コンベンションビューローの三者による国際会議誘致に向けた連携・協力協定が効果的に機能し、迅速な情報収集や支援体制整備が可能となった。
・主催団体であるリサーチ・アドミニストレーター協議会のネットワークをいかし、国際会議開催経験を持つ国内外の有識者を誘致委員会のメンバー・アドバイザーとして迎え入れ、誘致計画書の作成支援や運営における助言を受けることを通じて効果的な誘致提案を行った。
・研究支援専門職の分野では初のアジア開催であり、欧米地域よりは歴史の浅い日本の研究支援専門職の存在を対外的に示す機会となることが期待される。
国際光工学会会議 (天体望遠鏡と観測装置)
会議名 和文:国際光工学会会議 (天体望遠鏡と観測装置)
英文:SPIE Astronomical Telescopies and Instrumentation 2020
開催予定期間 2020年6月14日~19日(6日間)
主催者 The International Society for Optical Engineering(SPIE)
開催都市 横浜市(神奈川県)
参加予定人数 2,300名(海外:2,000名 国内:300名)
参加予定国・地域数 30
競合 韓国(ソウル)、マレーシア(クアラルンプール)
受賞理由 ・これまで北米・欧州において交互に開催されていた大規模会議を初めて日本に誘致することに成功したものであり、開催都市の国際的なプレゼンスを大きく向上するものである。
・過去3回にわたり誘致に取り組み、いずれも海外他都市へ決定していたが、4回目となる今回は招致の中核に担われたMICEアンバサダー家正則教授、横浜コンベンションビューロー、パシフィコ横浜やDMCなどの強固な連携のもと国際光工学会本部やコアPCOとの調整を経て、誘致に成功した会議である。
国際研究皮膚科学会(ISID 2023)
会議名 和文:国際研究皮膚科学会(ISID 2023)
英文:International Societies for Investigative Dermatology(ISID 2023)
開催予定期間 2023年5月10日~14日(5日間)
主催者 一般社団法人 日本研究皮膚科学会
開催都市 新宿区(東京都)
参加予定人数 2,500名(海外:2,000名 国内:500名)
参加予定国・地域数 58
競合 韓国(ソウル)
受賞理由 ・国内学会における学術大会を全て英語化するなど、長年取り組んできた国際化の取り組みにより世界各国の研究皮膚科学会とのネットワークを構築し、それらの実績を効果的に誘致へと結び付けた。
・若手研究者をはじめ次世代の育成に向けた取り組みを発信したほか、国内学会でダイバーシティ・コミッティーを立ち上げ、ジェンダーバランスや多様な年代バランスを考慮した幅広い人材の参画に取り組んでいることを効果的にアピールした。
・東京都、東京観光財団の財政的、実務的な支援を得るとともに、事前の情報収集やロビー活動を綿密に行い、盤石の体制で誘致活動を展開した。
応用数理国際会議(ICIAM 2023)
会議名 和文:応用数理国際会議(ICIAM 2023)
英文:International Congress on Industrial and Applied Mathematics(ICIAM 2023)
開催予定期間 2023年8月20日~25日(6日間)
主催者 International Council on Industrial and Applied Mathematics (ICIAM)
開催都市 新宿区(東京都)
参加予定人数 3,000名(海外:2,000名 国内:1,000名)
参加予定国・地域数 70
競合 インド、ブラジル、韓国
受賞理由 ・学術研究者のみならず産業研究者をはじめ、日本各地の国内キーパーソンを巻き込み、国内26団体・組織からのサポートレターを集めるなど、学術・産業・経済界のオールジャパン体制での誘致を行った。
・早稲田大学を会場とすることで会場費を削減し、参加登録費を安く抑えたほか、幅広い価格帯の飲食・宿泊オプションの紹介を行うことで、コスト面における不安を払拭した。
・開催都市の投票が行われるワークショップにおいて、若手研究者をはじめ日本人参加者が積極的に参加・発表を行うことで存在感を示し、効果的な誘致PR活動を行った。
第34回 国際電波科学連合総会
会議名 和文:第34回 国際電波科学連合総会
英文:XXXIVth URSI General Assembly and Scientific Symposium (URSI GASS 2023)
開催予定期間 2023年8月※会期未定(8日間)
主催者 国際電波科学連合 (URSI)
開催都市 札幌市(北海道)
参加予定人数 1,000名(海外:700名 国内:300名)
参加予定国・地域数 50
競合 イタリア(ローマ)、ポーランド(ワルシャワ)、シンガポール
受賞理由 ・主催代表者の小林一哉教授(中央大学)はMICEアンバサダーとして2度目の大型国際会議の誘致成功となり、産学官連携によるオールジャパン体制とアンバサダープログラム活用による強力なサポートが功を奏した。
・日本では30年ぶりの3度目の開催となり、電波科学における日本の最先端研究成果を世界へ発信する好機と期待できるとともに、アジアにおける関連学術分野の発展、及び、次世代研究者の養成などへの日本の貢献が約束されている。

国際会議開催の部

国際会議開催にあたり会議運営、地域貢献などにおいて、今後の模範となる実績を上げた国際会議

Gastech Conference and Exhibition 2017
会議名 和文:Gastech Conference and Exhibition 2017
英文:Gastech Conference and Exhibition 2017
開催期間 2017年4月4日~7日(4日間)
主催者 Gastech Japan 2017 Consortium
開催都市 千葉市(千葉県)
参加人数 2,344名(海外:1,500名 国内:844名)
参加国・地域数 96
受賞理由 ・「Women in Energy (女性対象)」「Young Gastech (学生対象)」といった1dayプログラムを企画し、エネルギー業界のダイバーシティ推進に努めた。
・地元千葉の支援と懸命な呼びかけ活動により過去最多の参加者数を記録し、約55億円(観光庁MICE簡易測定モデルにより算出)の経済効果を千葉県に及ぼした。
・近隣大学の語学ボランティア学生やボランティア団体が会議に参加した。約40人のボランティアにMICE参画の機会を提供し、東京オリンピック・パラリンピックの会場となる幕張メッセにおけるボランティア醸成に貢献した。
JpGU-AGU Joint Meeting 2017
会議名 和文:JpGU-AGU Joint Meeting 2017
英文:JpGU-AGU Joint Meeting 2017
開催期間 2017年5月20日~25日(6日間)
主催者 公益社団法人日本地球惑星科学連合
開催都市 千葉市(千葉県)
参加人数 8,450名(海外:1,110名 国内:7,340名)
参加国・地域数 48
受賞理由 ・国内学会の連合大会が初めて海外学会(米国地球物理学連合:AGU)の連合大会と合同で開催した会議であり、今回の取り組みにより今後も定期的にジョイントミーティング開催の計画が持ち上がるなど、国内学会の国際化の例として高い意義を有するものである。
・市民が参加できるパブリックデー、中高生向けの講演会や高校生によるポスター発表などのプログラムを設け、一般市民・学生への知の還元に積極的に取り組むなど、優れた運営を行った。
第21回 国際疫学会総会
会議名 和文:第21回 国際疫学会総会
英文:The 21st International Epidemiological Association (IEA)  World Congress of Epidemiology (WCE2017)
開催期間 2017年8月19日~22日(4日間)
主催者 第21回国際疫学会総会組織委員会
開催都市 さいたま市(埼玉県)
参加人数 1,131名(海外:624名 国内:502名)
参加国・地域数 58
受賞理由 ・開会式で「和太鼓と書道」、バンケットでは「盆踊り」を企画し日本らしさを演出したことが海外参加者の好評を得た。また福島原発の現状や川崎病をテーマとする日本独自のセッションテーマを掲げ、日本開催のオリジナリティを発信できた。
・発展途上国の若手研究者を対象に渡航費の援助を行い、高額な渡航費問題を解決できた。また女性参加者への配慮(託児所の手配)や環境保護を考慮した開催計画など、細やかな部分まで行き届いた会議運営となった。
・結核予防会総裁である秋篠宮妃殿下が開会式に臨席され、多数のメディアに取り上げられたことで、国内外で本会議に対する関心を呼び起こした。
国際材料研究学会連合 先進材料国際会議2017
会議名 和文:国際材料研究学会連合 先進材料国際会議2017
英文:IUMRS International Conference on Advanced Materials
開催期間 2017年8月27日~9月1日(6日間)
主催者 日本MRS
開催都市 京都市(京都府)
参加人数 1,878名(海外:773名 国内:1,105名)
参加国・地域数 44
受賞理由 ・6日間と比較的長い開催期間で、かつ計1800名以上の参加者が京都市に滞在したことにより、開催都市に経済波及効果をもたらした。
・京都大学吉田南キャンパスでの開催となり、ノウハウが少ない中で近隣会場を有効に活用した。また学生もアルバイトとして会議に携わり、学会のみならず学生にも幅広く活躍してもらう機会を提供できた。
・懇親会では8名の芸舞妓の舞を披露したことにより、参加者に開催都市の京都らしい文化に触れられる場を提供し、日本開催の特色を発信できた。
第23回 世界神経学会議
会議名 和文:第23回 世界神経学会議
英文:XXIII World Congress of Neurology (WCN2017)
開催期間 2017年9月16日~21日(6日間)
主催者 第23回世界神経学会議組織委員会、日本学術会議
開催都市 京都市(京都府)
参加人数 8,617名(海外:3,519名 国内:5,098名)
参加国・地域数 120
受賞理由 ・世界的な観光都市である京都への評価と期待が高まった結果、当初5,000名を想定していた参加人数の1.7倍となる8,617名が本会議に参加した。この参加者数は世界神経学会議の歴史において過去最多の人数となり、日本開催の効果性をアピールできただけではなく、開催地域への経済効果の波及にも大きく貢献した。
・秋篠宮殿下・妃殿下のご臨席のもと盛大に開会式を行い、国内外で多くのメディアに取り上げられた結果、国際会議開催地としての京都のメディア露出が増え、日本のプレゼンスを高められた。
・運営責任者である海外コアPCOとの緊密な連携が成果をあげ、京都へ様々な国際会議を誘致していくための足掛かりとなった。
・まさに「完全試合」と言える開催と運営のため、大型国際会議開催時の手本となる取り組みが多数あった。
LAWASIA東京大会2017
会議名 和文:LAWASIA東京大会2017
英文:30th LAWASIA Conference – TOKYO 2017
開催期間 2017年9月18日~21日(4日間)
主催者 "LAWASIA (The Law Association for Asia and the Pacific) (実施主体/企画・運営/実行:LAWASIA東京大会2017組織委員会)"
開催都市 千代田区(東京都)
参加人数 1,607名(海外:621名 国内:986名)
参加国・地域数 41
受賞理由 ・大相撲観戦、着付け体験、呈茶体験など日本の魅力を発信するプログラムを企画したことに加えて、浅草へのエクスカーションも実施し、開催地である東京の魅力を発信できた。
・法学部やロースクールの学生からボランティアを募り、当日の運営をサポートし、効率的な会議運営を図られた。またプログラムの一環として「模擬裁判」を実施し、学生の会議参加を促進でき、法曹教育においても有意義な会議となった。
・JNTOの寄附金交付金制度を利用したことにより、予想以上の寄附金を集めることができ、より効果的な会議開催となった。
・皇太子殿下・妃殿下のご臨席により、会議の知名度が向上。国内外でのメディア露出を拡大し、国際会議の開催地としての日本をアピールすることができた。
第4回 国際生殖生物学会
会議名 和文:第4回 国際生殖生物学会
英文:The Fourth World Congress of Reproductive Biology(WCRB2017)
開催期間 2017年9月27日~30日(4日間)
主催者 公益社団法人 日本繁殖生物学会
開催都市 宜野湾市(沖縄県)
参加人数 794名(海外:384名 国内:410名)
参加国・地域数 32
受賞理由 ・オープニングセレモニーにおける琉球演舞の披露や、プールサイドガーデンにおける懇親会の開催など、開催地域の魅力を広く参加者に発信した。
・前回大会や関連する国際学会で当会議の沖縄開催を積極的にアピールし、例年を大きく上回る参加者を集めた。
・今回の会議をきっかけに関連分野の研究集会の沖縄開催が決定するなど、開催地の長期的な学術・産業発展や経済効果の創出に資するものである。
第49回 国際PCO協会年次総会
会議名 和文:第49回 国際PCO協会年次総会
英文:49th IAPCO Annual Meeting and General Assembly
開催期間 2018年2月7日~10日(4日間)
主催者 第49回国際PCO協会年次総会 準備委員会
開催都市 港区(東京都)
参加人数 102名(海外:91名 国内:11名)
参加国・地域数 32
受賞理由 ・32か国・地域の主要PCO(Professional Congress Organisers)が日本に集まり、会議開催地としての日本の魅力を見直すきっかけとなった。会議終了後のレガシー効果も高く、日本のプレゼンス向上につながった。
・会議専用のアプリとウェブサイトの活用により、ペーパーレス会議を心がけ、先進的かつ効率的な会議運営を行った。
・着物を着てガラディナーに参加できる着付けプログラムを用意し、会議参加者が直接日本文化に触れられる場を提供し、日本の魅力と特性を活かすことができた。
・国内外業界紙で会議開催の記事が掲載されたことにより、日本は会議開催地として注目を浴びた。
世界天文コミュニケーション会議 2018 in 福岡
会議名 和文:世界天文コミュニケーション会議 2018 in 福岡
英文:-
開催期間 2018年3月24日~28日(5日間)
主催者 "国際天文学連合コミッション2 ”Communicating Astronomy with Public"""
開催都市 福岡市(福岡県)
参加人数 446名(海外:197名 国内:249名)
参加国・地域数 53
受賞理由 ・能楽堂における会議参加者参加型のウェルカムイベント、バンケットにおける地元学生によるアトラクション、天体観測会や宇宙をテーマにした茶会の実施など、開催都市が一体となった取り組みで参加者へのおもてなしを行った。
・学術関係の会議内容に加え、日本・福岡の多様な文化や景観をSNSを通じて国内外へ発信したほか、科学誌"Nature Astronomy"にも取り上げられ、開催都市のプレゼンスを大きく向上させた。
・クラウドファンディングにより若手参加者や発展途上国からの参加支援を行うなど、資金運営面で優れた工夫を行った。

2017年度「国際会議誘致・開催貢献賞」受賞会議

国際会議誘致の部

効果的なPR や開催立候補による諸外国との誘致競争の結果などにおいて我が国への誘致に成功した国際会議

第11回 言語リソースと評価に関する会議
会議名 和文:第11回 言語リソースと評価に関する会議
英文:11th Edition of the Language Resources and Evaluation Conference (LREC 2018)
開催予定期間 2018年5月7日~12日(6日間)
主催者 European Language Resources Association (ELRA)
開催都市 宮崎市(宮崎県)
参加予定人数 1,200名(海外:800名 国内:400名)
参加予定国・地域数 20カ国・地域
競合 南アフリカ・イタリア 他
受賞理由 ・キーパーソン視察時の宮崎県知事、宮崎市長の懇親会参加や、国際会議開催支援補助金の上限額引き上げ等、自治体によるバックアップがあった。
・アジア地域からの直行便や、コンベンション会場へスムーズに行き来するための提案提示など、アクセスの良さをアピールする工夫を行った。
・海外からは知名度が高いとはいえない都市であるが、地理的、歴史的魅力を伝え、会議開催に関わる不安面を、柔軟に誠意をもって対応した結果、ヨーロッパ以外の地域への誘致に初めて成功した。
第16回 アジア太平洋地域ITSフォーラム(2018福岡)
会議名 和文:第16回 アジア太平洋地域ITSフォーラム(2018福岡)
英文:ITS Asia-Pacific Forum 2018
開催予定期間 2018年5月8日~10日(3日間)
主催者 アジア太平洋地域ITSフォーラム2018福岡実行委員会
開催都市 福岡市(福岡県)
参加予定人数 1,000名(海外:500名 国内:500名)
参加予定国・地域数 12カ国・地域
受賞理由 ・各国理事あてに支援依頼のメールや福岡でのITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)イベントの案内の送付、理事の招待視察など、福岡への認知と親交を深めてもらうための積極的なロビー活動により、2度目の挑戦で誘致に結びつけた。
・アジア太平洋地域の将来を担う大学生、高専学生によるアイディアソンなどのプログラムや、九州広域連携によるテクニカルビジットツアー等、従来にない取り組みの企画提案を行った。
・会議開催により開催都市福岡のみならず、日本のITSの社会実装を促進する(自動運転等安全技術の向上、交通渋滞の緩和、交通情報の共有、交通系カード適用範囲拡大による利便性向上、交通弱者へのIT技術導入、遠隔地医療等へのITS技術の応用など)ことが期待される。
第19回 国際小児脳腫瘍シンポジウム
会議名 和文:第19回 国際小児脳腫瘍シンポジウム
英文:The 19th International Symposium on Pediatric Neuro-Oncology (ISPNO 2020)
開催予定期間 2020年6月21日~24日(4日間)
主催者 第19回 国際小児脳腫瘍シンポジウム組織委員会
開催都市 軽井沢町(長野県)
参加予定人数 1,000名(海外:700名 国内:300名)
参加予定国・地域数 40カ国・地域
競合 ドイツ・その他(非公開) 合計4ヶ国
受賞理由 ・開催地である軽井沢について、自然豊かなリゾート地でありながら、国際空港(羽田、成田)からのアクセスが良く、学会参加者のみならず、家族も楽しめる地であることをアピールし、共感を得た。
・日本における財政的受け皿(日本脳神経財団、日本脳腫瘍学会)を明確にしたことにより、予算に対する安心感を得られた。
・内閣総理大臣を始め、厚生労働大臣、長野県知事、軽井沢町長から支援レターが発出され、MICE誘致アンバサダーの嘉山孝正氏(国立がん研究センター名誉総長)
・国・自治体をあげての誘致活動が功を奏した。 ・ロビー活動として、誘致活動期間中に開催された関連学会に多数の組織委員が出席し、投票者に働きかけを行った。

第29回 人工知能国際会議
会議名 和文:第29回 人工知能国際会議
英文:The 29th International Joint Conference on Artificial Intelligence (IJCAI)
開催予定期間 2020年8月中旬~下旬(7日間)
主催者 人工知能国際会議現地実行委員会
開催都市 名古屋市(愛知県)
参加予定人数 2,500名(海外:2,000名 国内:500名)
参加予定国・地域数 50カ国・地域
受賞理由 ・開催地、名古屋の説明として「世界的企業トヨタの本社がある大都市であること」「グレーター名古屋のGDPが世界20位でスイスの規模に匹敵する」等、世界各国の方々に理解いただきやすい表現でアピールした。
・関係各所への働きかけにより、会議開催に関わる費用を抑える努力や、ユニークベニューの魅力的な提案を行った。
・開催の際には世界最先端の研究者、技術者が名古屋に一堂に会し、当地域の先端産業との交流により、ビジネスイノベーションを誘発することが期待できる。
第17回 世界地震工学会議
会議名 和文:第17回 世界地震工学会議
英文:17th World Conference on Earthquake Engineering (17WCEE)
開催予定期間 2020年9月14日~18日(5日間)
主催者 (公社)日本地震工学会(17WCEE日本招致委員会)
開催都市 仙台市(宮城県)
参加予定人数 3,000名(海外:1,500名 国内:1,500名)
参加予定国・地域数 80カ国・地域
競合 ニュージーランド(オークランド)・インドネシア(バリ)・メキシコ(カンクン)
受賞理由 ・競合国が観光地である中、日本は提案書、プレゼンテーションを通じて「震災経験・教訓の共有を行える場であること」「原発を含むテクニカルツアーなど多様な企画提案」を提示し、日本、とりわけ仙台で開催する意義を伝えた。
・投票権者一人一人の票読み、日本地震工学会会長名の支援依頼レター送付等、非常にきめ細かく、本気度が伝わる粘り強いロビー活動を行った。
・2名のMICE誘致アンバサダー〔目黒公郎教授(東京大学)、中埜良昭教授(東京大学)〕がリーダーシップをとり、仙台市、仙台観光国際協会、PCO、JNTOが一体となったチームワークにより、2回目のチャレンジで誘致を獲得した。
・観光庁、外務省の協力を得て、在チリ日本大使公邸においてJapan Nightを開催。大使、及び仙台市副市長も参加し、仙台(日本)の良さをアピールした。


第22回 国際自動制御連盟世界大会
会議名 和文:第22回 国際自動制御連盟世界大会
英文:22nd World Congress of the International Federation of Automatic Control 2023
開催予定期間 2023年7月
主催者 日本学術会議 IFAC 分科会
開催都市 横浜市(神奈川県)
参加予定人数 2,500名(海外:1,700名 国内:800名)
参加予定国・地域数 70カ国・地域
競合 アメリカ(シカゴ)、オーストラリア(メルボルン)
受賞理由 ・立候補国が多く競争環境が非常に厳しい中、過去数回のチャレンジを糧に誘致活動に様々な改善を加え、不屈の努力と万全の誘致体制で誘致を獲得した。
・大会のビジョンを「伝統文化と革新的技術の調和『わ』による、社会問題解決と社会的価値創造のためのシステム制御分野の新しい展開」とし、提案書、プレゼンテーション等で一貫したメッセージを伝えて共感を得た。
・当会議の日本開催により、日本の産官学が世界に先駆けて研究をすすめるスマートシティ、自動運転、スマートグリッド、災害対策用や医療用ロボットなどの環境・エネルギー・災害・健康分野における新世代のシステム制御技術の開発や実現化の加速が期待される。
第15回 国際口蓋裂・頭蓋顔面異常学会
会議名 和文:第15回 国際口蓋裂・頭蓋顔面異常学会
英文:15th International Congress on Cleft Palate and Related Craniofacial Anomalies
開催予定期間 2025年10月19日~24日(6日間)
主催者 一般社団法人 日本口蓋裂学会
開催都市 京都市(京都府)
参加予定人数 1,500名(海外:800名 国内:700名)
参加予定国・地域数 50カ国・地域
競合 メキシコ
受賞理由 ・3期連続の立候補。通算10年間に及ぶ誘致活動において、国際本部との関わりを強化し、学会の誘致活動の特徴を分析しつつ、ロビー活動、提案書の作成、PR活動を強化した。毎回質を高め、プレゼンスを上積みして挑戦し続けたことにより、誘致を獲得した。
・競合国の資金力に対抗し、国内学会をまとめ上げ、日本口蓋裂学会から2000万円の拠出金を準備した。
・誘致プレゼン、最終投票が行われる前回大会において、出席する関係者及び、JNTO、京都(府・市・コンベンションビューロー)が一致協力し、PRブースを出展。日本ならびに京都での開催をアピールし、誘致成功に結び付けた。


国際会議開催の部

国際会議開催にあたり会議運営、地域貢献などにおいて、今後の模範となる実績を上げた国際会議

第36回 国際影響評価学会年次大会(IAIA16)
会議名 和文:第36回 国際影響評価学会年次大会(IAIA16)
英文:36th Annual Conference of the International Association for Impact Assessment
開催期間 2016年5月9日~14日(6日間)
主催者 International Association for Impact Assessment(国際影響評価学会・IAIA)
開催都市 名古屋市(愛知県)
参加人数 1,228名(海外:964名 国内:264名)
参加国・地域数 76カ国・地域
受賞理由 ・開催地である愛知・名古屋周辺の環境アセスメントのグッドプラクティスを、セッション、ツアーを通じて効果的に発信し、開催都市の特色を活かした会議運営を行った。
・名古屋国際会議場の協力のもと、地元の多数の大学関係者等が協力し、ダインアウト(少人数での夕食ツアー)でのおもてなしの企画、シティインフォメーションデスク運営、会議後の名古屋市内ミニツアーの企画実施など、地域ならではの特徴的なスポットの紹介を行った。
・大会記念ディナーでユニークベニューとして熱田神宮を使用し、地酒コーナーを設けて参加者に振る舞うなど、地域色を生かした取り組みを行った。
・会議参加者の満足度が9割を超え、国際本部から感謝状が贈られ、大きな成功を収めた。
第99回 ライオンズクラブ国際大会
会議名 和文:第99回 ライオンズクラブ国際大会
英文:99th LIONS CLUBS INTERNATIONAL CONVENTION
開催期間 2016年6月24日~28日(5日間)
主催者 第99回ライオンズクラブ国際大会ホスト委員会
開催都市 福岡市(福岡県)
参加人数 38,000名(海外:13,000名 国内:25,000名)
参加国・地域数 119カ国・地域
受賞理由 ・空港や市内メインストリート、会場周辺に歓迎バナーを掲示したほか、空港や主要20数カ所のホテルにおける臨時のインフォメーションブースの設置を行うなど、歓迎ムードを醸成すると共に参加者の利便性の向上のための取り組みを行った。
・大会参加者への記念品として、博多織の名刺入れを活用し、伝統工芸品の振興やPRに努めた。また、メインイベントであるパレードの終点に福岡の観光や物産、食で参加者をもてなすライオンズマーケットを設置し、開催地の特色を出すと共に地域一体となった大会運営を行った。
・国内外向けのテレビ等マスメディアでも取り上げられ、福岡の知名度・プレゼンスを向上させた。
第31回 国際心理学会議
会議名 和文:第31回 国際心理学会議
英文:The 31th International Congress of Psychology
開催期間 2016年7月24日~29日(6日間)
主催者 公益社団法人日本心理学会・日本学術会議
開催都市 横浜市(神奈川県)
参加人数 8,026名(海外:4,254名 国内:3,772名)
参加国・地域数 95カ国・地域
受賞理由 ・会議参加者向けに市内交通一日券や観光・飲食の特典を含む『インバウンドパス』を実験的に無料配布し、アンケートを通じて効果と今後の課題を洗い出すなど、特筆すべき運営を行った。
・会議に合わせて中高生向けワークショップを含む市民公開講座を多数実施し、心理学の知見を広く一般に公開するなど開催都市全体での取り組みを行った。
・国別に3段階の参加料金カテゴリーを設け、途上国参加者の参加費を低く抑えることで、国際学会に初参加というアジア・アフリカからの参加者も多数集めている。
・市内のボランティア団体と連携し、会期中に和文化紹介のプログラムを実施し、日本開催の特色を出した。
第 46 回国際禁制学会
会議名 和文:第 46 回国際禁制学会
英文:The 46th Annual Meeting of International Continence Society -ICS 2016 Tokyo
開催期間 2016年9月13日~16日(4日間)
主催者 国際禁制学会(International Continence Society)
開催都市 千代田区(東京都)
参加人数 2,500名(海外:2,000名 国内:500名)
参加国・地域数 75カ国・地域
受賞理由 ・参加者の集客に向け、食事や宿泊において安価な選択肢も多数提示し、海外からの参加者の利便性向上のための取り組みを行った。
・医療系会議を多数催行する海外大手のコアPCOが日本で初めて開催する国際会議であり、ベニューとの契約や主催者とのコミュニケーションなど東京観光財団がバックアップを行うことによって円滑な会議運営を行った。今後の他分野の医療会議誘致にも資するものとなったといえる。
・高円寺阿波踊りによるおもてなしや、テクニカルツアーを通した都内最先端コンチネンスケア施設訪問など、東京ならではのプログラムを実現し、開催都市の魅力を参加者へ広く発信した。
・国内出展社枠の拡大及び割引適用を行ったほか、東京都内の中小企業による合同ブース出展を行い、開催地の産業の発展に貢献した。
第3回 アジア未来会議
会議名 和文:第3回 アジア未来会議
英文:The 3rd Asia Future Conference
開催期間 2016年9月29日~10月3日(5日間)
主催者 公益財団法人渥美国際交流財団
開催都市 北九州市(福岡県)
参加人数 397名(海外:300名 国内:97名)
参加国・地域数 20カ国・地域
受賞理由 ・北九州市の公害克服から環境未来都市へと変容する取り組みを開催地の特性として打ち出し、会議での事例紹介やスタディツアーでの体験を提供するなど、開催地の歴史を活かした会議開催を行った。
・地元の大学(ホスト校)がコンベンション協会と連携して誘致段階から関わり、多くの職員や学生ボランティアが会議運営に加え日本文化体験の提供やスタディツアーの企画・運営を行ったことで、参加者の満足度を高めると共に地域の国際人材育成にも貢献した。
・テレビ等のマスメディアにも取り上げられることによって、国際会議開催の意義を広くPRすることに成功した。
第20回 国際音楽学会東京大会
会議名 和文:第20回 国際音楽学会東京大会
英文:The 20th Congress of the International Musicological Society
開催期間 2017年3月19日~23日(5日間)
主催者 第20回国際音楽学会東京大会組織委員会
開催都市 台東区(東京都)
参加人数 838名(海外:517名 国内:321名)
参加国・地域数 45カ国・地域
受賞理由 ・会議の一環として行われた演奏会をすべて一般にも公開し、多くの聴衆を集めた。また、開催地から徒歩圏内にある上野学園大学でも公開の演奏会と展覧会を開催し、学生ボランティアの協力の下、地域と一体となって開催及び運営を成功させている。
・オープニング・コンサートとして、日本雅楽による管弦を、宮内庁式部職楽部・東京楽所が演奏し、日本開催の特色を出す演出を行った。
・海外の若手研究者に対して日本からの距離に応じた額の渡航費援助を出し、若手研究者の参加促進に向けた取り組みを行った。
・ウェルカムレセプション会場として東京都美術館をユニークベニューとして試行的に利用し、開催都市の魅力を参加者に広く発信した。

2016年度「国際会議誘致・開催貢献賞」受賞会議

国際会議誘致の部

効果的なPRや開催立候補による諸外国との誘致競争の結果などにおいて我が国への誘致に成功した国際会議

第26回国際行動神経科学会年次大会
会議名 和文:第26回国際行動神経科学会年次大会
英文:International Behavioral Neuroscience Society (IBNS) 26th Annual Meeting
開催予定期間 2017年6月26日~30日
主催者 International Behavioral Society(IBNS)
開催都市 広島県広島市
参加予定人数 320名(海外:225名 国内:95名)
参加予定国・地域数 15カ国・地域
競合 アメリカ
受賞理由 ・IMEX America2015にて広島観光コンベンションビューローが国際本部と商談を行い、その後キーパーソン招請プログラム「Meet Japan」などJNTOの誘致支援制度を活用したことで誘致に繋がった。
・国際本部キーパーソン視察時には国内主催者がフルアテンドし、広島市長からの支援レター提供、市職員による支援レターの授与式を行い、地域をあげての誘致活動をPRした。
・広島観光コンベンションビューローから積極的に国内主催者へ働きかけることにより、開催が決定した。
第49回国際PCO協会年次総会
会議名 和文:第49回国際PCO協会年次総会
英文:49th IAPCO Annual Meeting and General Assembly
開催予定期間 2018年2月7日~10日
主催者 第49回国際PCO協会年次総会組織委員会
開催都市 東京都
参加予定人数 120名(海外:100名 国内:20名)
参加予定国・地域数 30カ国・地域
競合 スイス(バーゼル)、オランダ(ハーグ)
受賞理由 ・アジアでの開催は1996年のバリ以来。近年アジアからのIAPCO加盟が増加していることから、アジアのMICE業界とIAPCOの接点を拡大する好機であることをアピールした。
・誘致活動では関係各所からの協力によるオールジャパン体制を構築した。
・コアPCO(※)が多数来日するこの機会を捉え、理事会を大阪で行い、総会前後に全国各地へのファムトリップを企画することで、開催地だけでなく全国への認知度向上における波及効果が期される。

※コアPCO…主催者である学協会などにより、会議全体の計画・運営を委任されている専門会社
2018年電磁波工学研究の 進歩に関する国際会議
会議名 和文:2018年電磁波工学研究の 進歩に関する国際会議
英文:2018 Progress In Electromagnetics Research Symposium (PIERS 2018 Toyama)
開催予定期間 2018年8月1日~4日
主催者 一般社団法人電子情報通信学会、<共同主催> 電磁波工学アカデミー、日本学術会議(予定)
開催都市 富山県富山市
参加予定人数 1,000名(海外:500名 国内:500名)
参加予定国・地域数 50カ国・地域
競合 2カ国
受賞理由 ・国土交通大臣、総務大臣、観光庁長官、JNTO理事長、富山県知事、富山市長、富山コンベンションビューロー会長の招請状の発出など、オールジャパン体制での取り組みや、招致委員会委員長を中心とした積極的なロビー活動により、PIERSビジネスミーティングにて富山開催が全会一致で決定された。
・都会にはない自然や文化など、地域の特色を活かした開催計画を提案し、懸念されていた地方での開催をメリットに変えた。
・開催により富山県の国際的な認知度が高まるとともに、日本学術会議の共同主催(予定)により、光・電磁波工学の研究領域における日本のプレゼンスを高めることができる
第29回国際地図学会議
会議名 和文:第29回国際地図学会議
英文:The 29th International Cartographic Conference (ICC 2019)
開催予定期間 2019年7月中旬
主催者 ICA日本委員会
開催都市 東京都
参加予定人数 1,300名(海外:1,000名 国内:300名)
参加予定国・地域数 90カ国・地域
競合 イタリア(フィレンツェ)
受賞理由 ・日本初開催である。
・東京観光財団、東京都、国内関連団体や企業からの支援を活用した誘致活動を実施した。
・東京オリンピックを前に、地図表記方法などインフラのグローバル化に向け国内外の専門家からの知見を得ることが出来る。
・カーナビやデジタルマッピングなど、最先端技術の知識が世界から集結するため、関連企業や学術研究における発展が期待される。
第25回ICOM(国際博物館会議)大会
会議名 和文:第25回ICOM(国際博物館会議)大会
英文:The 25th General Conference of the International Council of Museums
開催予定期間 2019年9月1日~7日
主催者 ICOM 日本委員会
開催都市 京都府京都市
参加予定人数 2,500名(海外:2,000名 国内:500名)
参加予定国・地域数 117カ国・地域
競合 アメリカ(シンシナティ)
受賞理由 ・会員数の多いアメリカに対抗するため、世界各地で開催される委員会や関連会議に数多く出席し、日本のプレゼンスを高めた。
・主催者によるMICEアンバサダーの就任とアンバサダープログラムの活用やJNTO・文科省・文化庁・京都府・京都市・京都文化交流コンベンションビューロー・国立京都国際会館の支援なオールジャパン体制での誘致活動を行った。
・博物館・美術館が200以上存在する京都において本大会が開催されることにより、施設間でのネットワークの強化が期待される
国際義肢装具協会世界大会
会議名 和文:国際義肢装具協会世界大会
英文:The World Congress of International Society for Prosthetics and Orthotics (ISPO)
開催予定期間 2019年10月
主催者 国際義肢装具協会  日本支部
開催都市 兵庫県神戸市
参加予定人数 5,000名(海外:3,000名 国内:2,000名)
参加予定国・地域数 70カ国・地域
競合 メキシコ、オランダ、トルコ
受賞理由 ・ISPOと世界保健機関(WHO)のさらなる関係構築を目的として、神戸に拠点のある「WHO神戸センター」とのコラボレーションイベントの提案を行った。
・神戸市の推進する「神戸医療産業都市」のさらなる発展に寄与すると期待される。
・内閣総理大臣をはじめ、所管大臣等から支援レターが発出され、MICEアンバサダー陳先生、観光庁、JNTOによる長期に亘る熱心な誘致が行われた。

国際会議開催の部

国際会議開催にあたり会議運営、地域貢献などにおいて、今後の模範となる実績を上げた国際会議

21st International Conference on Computing in High Energy and Nuclear Physics (CHEP2015)
会議名 和文:21st International Conference on Computing in High Energy and Nuclear Physics (CHEP2015)
英文:21st International Conference on Computing in High Energy and Nuclear Physics (CHEP2015)
開催期間 2015年4月13日~17日
主催者 CHEP2015 現地組織委員会
開催都市 沖縄県恩納村
参加人数 502名(海外:388名 国内:114名)
参加国・地域数 28カ国・地域
受賞理由 ・会場ごとの会議状況が映像でどの場所からも確認できるビデオシステムなどICT(Information and Communication Technology)を導入し、限られた部屋数の大学施設を効率的に活用した。
・ネームタグにホテルと会場を結ぶ送迎バスの時刻表、会場の地図等参加者に必要な情報をまとめ、参加者の利便性を高めた。
・会議後の懇親会では琉球舞踊やミス沖縄派遣、最後には全員参加でカチャーシーを踊り沖縄らしさを演出し、地域の魅力の海外発信に貢献した。
第12回アジア栄養学会議
会議名 和文:第12回アジア栄養学会議
英文:12th Asian Congress of Nutrition (ACN2015)
開催期間 2015年5月14日~18日
主催者 公益社団法人 日本栄養・食糧学会、日本学術会議
開催都市 神奈川県横浜市
参加人数 3,796名(海外:1,149名 国内:2,620名)
参加国・地域数 51カ国・地域
受賞理由 ・経済的な理由などにより、代表者が参加できない国や地域があったが、新たな取り組みとしてアジア各国および地域の栄養学関連学科の代表者を招待し、それぞれの地域からの報告を行う「Country/Regional Reports」を開催した。
・会議の最終日に市内及び近郊の施設を訪問する、小学校の給食体験など3つの教育ツアーを実施した。
・会場周辺の商業施設や観光施設で利用できるクーポンを配布し、海外参加者の利便性を高めた。
・市内の百貨店とパシフィコ横浜が共同で「MICEおもてなしプログラム」を企画し、日本文化体験や免税ショッピングツアーを実施することで会期中の空き時間を有効活用して、開催地での消費機会の創出や地域との交流に努めた
第5回国際野生動物管理学術会議
会議名 和文:第5回国際野生動物管理学術会議
英文:Vth International Wildlife Management Congress
開催期間 2015年7月26日~30日
主催者 一般社団法人  日本哺乳類学会
開催都市 北海道札幌市
参加人数 1,343名(海外:351名 国内:992名)
参加国・地域数 46カ国・地域
受賞理由 ・札幌圏における野生動物問題について研究発表、地域市民の理解増進と意識向上に寄与した。
・市民活動団体、大学と連携しプログラムを開催し、市民への野生動物管理活動の周知に貢献した。
・学生がランチマップを作成し配布、毎日の昼食に北海道の人気メニューをワンコインで提供するブースを設置。食事は北海道庁の協力のもと道産食材を提供し、地域産業のPRに尽力した。
国際第四紀学連合第19回大会
会議名 和文:国際第四紀学連合第19回大会
英文:International Union for Quaternary Research, XIX Congress (INQUA Congress 2015)
開催期間 2015年7月26日~8月2日
主催者 国際第四紀学連合、 日本第四紀学会、 日本学術会議
開催都市 愛知県名古屋市
参加人数 1,789名(海外:1,321名 国内:468名)
参加国・地域数 68カ国・地域
受賞理由 ・大会の前後、期間中に19件508人の視察を全国各地で行い、開催地にとどまらず第四紀の地質・地形・動植物・人類考古をテーマに日本の広域に及ぶ地方の魅力の認知に貢献した。
・大会に先立ち市民公開講座として、東海地方の地質をテーマとした普及講演会を市内および周辺にて計5回にわたり開催。子どもを含む一般市民383名の参加を得るなど、地域との交流を図った。
・若手研究者育成のため、関連分野の学生・院生にも大会サポーターとして発表補助や運営補助を依頼した。
・開会式及びレセプションに天皇皇后両陛下の御臨席を賜った。
・参加者は予想を大きく上回る1,789人であり、前回大会に次いで2番目に多い参加者数であった。
イーオー オオサカ グローバルユニバーシティ
会議名 和文:イーオー オオサカ グローバルユニバーシティ
英文:2015 EO Osaka Global University
開催期間 2015年9月30日~10月3日
主催者 EO Global, EO Osaka (EO:Entrepreneurs' Organization)
開催都市 大阪府大阪市・京都府京都市
参加人数 600名(海外:400名 国内:200名)
参加国・地域数 30カ国・地域
受賞理由 ・Facebook等のSNSを活用し、本会議に参加できなかった他のEO会員に会議や社交行事の様子を都度発信することで訪日意欲を喚起する等、ICT(Information and Communication Technology)を活用したハイブリッドな会議開催に取り組んだ。
・講演会場であるホテルの大宴会場を、講演終了後にレセプション用の夏祭り会場に仕立てたり、最終日には旧嵯峨御所大本山大覚寺にてガラパーティーを開催して日本文化体験をする機会を設けた。
・参加者の食事制限を把握し、きめ細かく柔軟に対応することで参加者に対し日本の食への満足度を向上させた。
第61回パグウォッシュ会議 世界大会
会議名 和文:第61回パグウォッシュ会議 世界大会
英文:The 61st Pugwash Conference on Science and World Affairs
開催期間 2015年11月1日~5日
主催者 パグウォッシュ2015 組織委員会、世界パグウォッシュ会議
開催都市 長崎県長崎市
参加人数 195名(海外:130名 国内:65名)
参加国・地域数 38カ国・地域
受賞理由 ・ノーベル賞受賞者によるプログラムは一般公開とし、会議終了後に県民向けの平和講演会を佐世保市でも開催するなど、広く一般への核廃絶への啓発に取り組んだ。
・参加者が原爆資料館を訪れることで、被爆の実相に触れ参加者の議論を深めた。
・世界遺産に登録された「旧グラバー住宅」を有するグラバー園にて、県知事・市長参加のレセプションを開催し、都市の観光魅力をアピールした。
・開催2週間前から市電等でPRを行い、地元での歓迎ムードを高めた。
・JNTOの寄附金・交付金制度を活用し、地元の企業から多くの寄附金が寄せられオール長崎による財政的な支援体制を構築した。
第42回アジア・ 西太平洋建設業協会 国際連盟建設会議 東京大会
会議名 和文:第42回アジア・ 西太平洋建設業協会 国際連盟建設会議 東京大会
英文:42nd IFAWPCA CONVENTION TOKYO JAPAN
開催期間 2015年11月16日~19日
主催者 一般社団法人  海外建設協会
開催都市 東京都
参加人数 1,600名(海外:630名 国内:970名)
参加国・地域数 20カ国・地域
受賞理由 ・本大会の2年前から、前々回・前回大会を通じ会議参加者に直接、宿泊・食事・大会運営等に関する細部のニーズ調査を実施した。結果として海外からの参加者は過去最高を記録した。
・2020年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックに向けて準備が進められている東京の街並みや日本を代表する土木建造物及び建築構造物を直に見て、触れて実感できる機会を提供し、質の高いインフラに対する考え方を参加者と共有する機会を設けた。
・和太鼓、書画のコラボレーションパフォーマンスを実施し、日本文化の特色をアピールした。

2015年度「国際会議誘致・開催貢献賞」受賞会議

国際会議誘致の部

効果的なPR や開催立候補による諸外国との誘致競争の結果などにおいて我が国への誘致に成功した国際会議

国際イコモス年次総会・諮問委員会2015
会議名 和文:国際イコモス年次総会・諮問委員会2015
英文:ICOMOS Annual General Assembly, Advisory Committee Meeting and Scientific Symposium
開催予定期間 2015年10月26日~10月29日(4日間)
主催者 日本イコモス国内委員会
開催都市 福岡県福岡市
参加予定人数 228名(海外:164名 国内:64名)
参加予定国・地域数 32カ国・地域
競合 マケドニア(スコビエ)
受賞理由 1. 1994 年奈良市での開催以来 20 年ぶりに日本での開催が決定。
2. 主催者と、福岡県、文化庁、国際交流基金、九州大学が一丸となり、オールジャパン体制で誘致活動を実施。
3. 開催時に参加者向けに市内各地で九州内の文化財保存や産業革命遺産の視察を計画、世界遺産という、人類の財産である文化財をいかに守り、保護し次世代に繋ぐかを改めて考える機会を PR したことが評価され、日本での開催が決定した。
第15回世界音楽療法大会
会議名 和文:第15回世界音楽療法大会
英文:The 15th World Congress of Music Therapy (15th WCMT)
開催予定期間 2017年7月4日~7月8日(5日間)
主催者 日本音楽療法学会
開催都市 茨城県つくば市
参加予定人数 2,500名(海外:500名 国内:2,000名)
参加予定国・地域数 約20カ国・地域
競合 シンガポール
受賞理由 1. 日本で初の開催決定。
2. 主催者と国、自治体、施設、JNTO が一体となった誘致活動が行えたこと。さらに厚生労働大臣、観光庁長官、JNTO 理事長のサポートレターの発出、JNTO、つくば市等によるキーパーソン招請など多くの開催者との連携により誘致成功した。
3. 開催を決める前回大会では、在オーストリア特命全権大使のプレゼンによる支援も得て効果的なPRができ、シンガポールとの競合に勝つことができた。

国際会議開催の部

国際会議開催にあたり会議運営、地域貢献などにおいて、今後の模範となる実績を上げた国際会議

第34回国際眼科学会
会議名 和文:第34回国際眼科学会
英文:World Ophthalmology Congress ? of the International Council of Ophthalmology(WOC2014)
開催期間 2014年4月2日~4月6日(5日間)
主催者 日本眼科学会、日本学術会議
開催都市 東京都
参加人数 19,612名(海外:9,947名 国内:9,665名)
参加国・地域数 135カ国・地域
受賞理由 1.海外からの参加者が約 1 万人、国内を合わせると約 2 万人の当会議は、日本がホストする医学系国際会議としては、最大規模となり、国際会議開催地としての日本の運営能力とホスピタリティを世界にアピールできた。
2.市民公開講座では、市民の関心の高い白内障や加齢黄斑変性についてわかりやすく説明することで、地域社会に貢献した。
3.スマートフォン用のアプリを活用することで、会場への移動をわかりやすくしたり、パソコン上で閲覧できる「e ポスター」を活用するなど、日本らしいテクノロジーを利用しスムーズな会議運営を行った。
2014年パワーエレクトロニクス国際会議
会議名 和文:2014年パワーエレクトロニクス国際会議
英文:The 2014 International Power Electronics Conference (IPEC- Hiroshima 2014 ?ECCE Asia -)
開催期間 2014年5月18日~ 5月22日(5日間)
主催者 一般社団法人 電気学会 産業応用部門 (2014年 パワーエレクトロニクス国際会議組織委員会)
開催都市 広島県広島市
参加人数 837名(海外:377名 国内:460名)
参加国・地域数 32カ国・地域
受賞理由 1. ユニークベニューとして、宮島島内にて閑散時間帯の夕刻以降にチケットを使い、複数の店で食べ歩き、飲み歩きができる、いわゆる街コンのような形式でイベントを開催した。その後、広島市内の他の国際会議でも同様形式のイベントが採用されるという波及効果を生んだ。更に国内外でのメディアに取上げられ、開催都市の魅力が広く発信された。
2. イベントに絡めて地元企業と連携し、着物・名産品・人力車など地産地消のモデルケースとして地元企業の新たなビジネスモデルを構築することができた。
第18回世界社会学会議横浜大会
会議名 和文:第18回世界社会学会議横浜大会
英文:XVIII ISA World Congress of Sociology
開催期間 2014年7月13日~7月19日(7日間)
主催者 世界社会学会議組織委員会
開催都市 神奈川県横浜市
参加人数 6,087名(海外:5,101名 国内:986名)
参加国・地域数 94カ国・地域
受賞理由 1.日本初の開催であり、且つ大会史上最大となる参加者数を記録した。また外国人参加者比率が 83.8%と高かった。
2.94 ヵ国 5,101 人という多数の外国人が来訪したことにより、会場周辺の商業施設等がムスリム対応を始め、外国人受入環境整備強化のための、意識啓発につながった。
3.開催期間中に「高校生横浜みらい会議」と題して、地元の高校生を対象とした特別セッションを開催し、主催者と高校生が横浜と世界の未来について語り合い、次世代を担う若者の育成に貢献した
第27回 国際ポリフェノール会議2014 名古屋
会議名 和文:第27回 国際ポリフェノール会議2014 名古屋
英文:The XXVIIth International Conference on Polyphenols
開催期間 2014年9月2日~9月6日(5日間)
主催者 第27回 国際ポリフェノール会議組織委員会
開催都市 愛知県名古屋市
参加人数 634名(海外:171名 国内:463名)
参加国・地域数 35カ国・地域
受賞理由 1.日本独自の多様なポリフェノール文化と研究を世界に発信するため、漆に関する特別講演や展示、お茶、小豆を使った菓子類、米や大豆加工食品等の紹介をするなどの工夫により、日本開催の特色を出す演出に努めた。
2.徳川美術館、東山動物園などの見学メニューを利用したり、東海地域の健康食品を中心に展示・提供を行ない、地域文化の紹介や地場産業の発展に貢献した。
3.欧米において、ポリフェノールはワインやブルーベリーの印象が強いが、東海地区を中心とした全国の企業・団体とも連携し、ポリフェノールを豊富に含む日本の食品を参加者へ提供し、日本食品の宣伝とブランドを PR し好評を博した
2014年国際法曹協会(IBA)年次大会
会議名 和文:2014年国際法曹協会(IBA)年次大会
英文:International Bar Association (IBA) Annual Conference 2014
開催期間 2014年10月19日~10月24日(6日間)
主催者 国際法曹協会(IBA) (本部・ロンドン)
開催都市 東京都
参加人数 6,000名(海外:5,530名 国内:650名)
参加国・地域数 130カ国・地域
受賞理由 1. 会場周辺の大丸有地区が東京都から「ビジネスイベンツ先進エリア」に指定されたことに伴い、「丸の内仲通空間活用モデル事業」として、丸の内仲通りがオープンテラスとして参加者に開放された。ユニークベニューとして活用したことでエリア全体への国際会議への機運が高まった。
2. 会場周辺には東京都による歓迎フラッグを全面提出したことにより、地域全体での参加者の受入意欲が高まり、参加者への受入ムードが演出された。
3. 開催準備から運営に至るまで学生ボランティアによる国際会議サポートが行なわれ、国際会議に直接関わる機会を提供した
2014年IEC東京大会
会議名 和文:2014年IEC東京大会
英文:78th IEC General Meeting in Tokyo
開催期間 2014年11月4日~11月15日(12日間)
主催者 2014年 IEC 東京大会組織委員会
開催都市 東京都
参加人数 2,352名(海外:1,622名 国内:730名)
参加国・地域数 約83カ国・地域
受賞理由 1.国際会議の併設イベントとして、無料公開シンポジウムや、東京国際フォーラムの公開エリアでの常設展示会、IT 機器の実験検証等を行い、一般市民にも規格に関する知見を広く周知する機会を提供した。
2.テクニカルビジットとして日本製品の工場見学を企画し、日本製品の基礎的な技術から最先端技術を途上国参加者へ見学してもらうことで、国際標準化における日本の技術の高さを示すことができた。
3.東京都のみならず、東北復興支援状況を伝え、被災地域の地産品や、製品のPRを実施し広域連携のモデルケースとして示した。
2014年IEEE回路とシステムアジア太平洋会議
会議名 和文:2014年IEEE回路とシステムアジア太平洋会議
英文:2014 IEEE Asia Pacific Conference on Circuits and Systems
開催期間 2014年11月17日~11月20日(4日間)
主催者 APCCAS2014 運営委員会
開催都市 沖縄県石垣市
参加人数 254名(海外:103名 国内:151名)
参加国・地域数 21カ国・地域
受賞理由 1. 「国内の島嶼地域である沖縄の中でも離島において、島嶼での国際会議開催の先鞭をつけられたことにより、同様地域で開催する国際会議の例として他の地域の先駆的モデルとなった。
2.ガラディナーでは石垣市を中心に、学校等コミュニティー全体を巻き込み八重山地域の観光資源を国内外の参加者に広く PR した。
3.地場産業であるミンサー織を使用したコングレスバックを作成。地域産品の PR と同時に、地域経済へ貢献した。
第10回アジア国際皮革科学技術会議
会議名 和文:第10回アジア国際皮革科学技術会議
英文:10th Asian International Conference on Leather Science and Technology
開催期間 2014年11月23日~11月26日(4日間)
主催者 特定非営利活動法人日本皮革技術協会
開催都市 岡山県岡山市
参加人数 184名(海外:117名 国内:67名)
参加国・地域数 21カ国・地域
受賞理由 1.IME2012 において主催者の来場を契機に誘致支援し成功をおさめた会議。
2.従来捕獲後破棄していた有害獣の皮を、現在は障害者支援施設で製品化しており、その地場産業と連携して開催した。
3.本会議の開催により、障害者就労支援事業所等で働く人々との交流が広がった
第6回太陽光発電世界会議
会議名 和文:第6回太陽光発電世界会議
英文:6th World Conference on Photovoltaic Energy Conversion (WCPEC-6)
開催期間 2014 年 11 月 23 日~2014 年 11 月 27 日(5 日間)
主催者 第6回太陽光発電世界会議
開催都市 京都府京都市
参加人数 1,256名(海外:510名 国内:746名)
参加国・地域数 40 カ国・地域
受賞理由 1. 国際会議の併設イベントとして、我が国における太陽電池の歴史を振り返る「太陽電池ミュージアム」や、最先端の太陽電池研究についての企業、公的研究機関、学会等による「展示会」が開催され、一般市民、学生等に幅広く知識の普及啓発を図った。
2. 国内外から、著名な講師を招聘し、若手研究者、学生、新規参入を考えている研究者等を対象としたチュートリアルを開催し、次世代を担うリーダーの育成にも視野に入れ、グローバルとイノベーションの視点でリーダーシップを発揮できる人材の育成を進めた。

2014年度「国際会議誘致・開催貢献賞」受賞会議

国際会議誘致の部

効果的なPR や開催立候補による諸外国との誘致競争の結果などにおいて我が国への誘致に成功した国際会議

第8回世界盆栽大会
会議名 和文:第8回世界盆栽大会
英文:The 8th World Bonsai Convention
開催予定期間 2017年4月27日~4月30日(4日間)
主催者 第8回世界盆栽大会 実行委員会
開催都市 さいたま市
参加予定人数 1,000名(海外:700名 国内:300名)
参加予定国・地域数 28カ国
競合 台湾
受賞理由 1.誘致委員会に経済産業省・JNTO・県・市・商工会議所等が参加し、国と自治体・主催者が一丸となって、効率的・戦略的に誘致活動を行った。

2.開催決定地である中国への渡航前に、日本盆栽協会や大宮盆栽協同組合が首相を表敬訪問。農林水産省副大臣が世界盆栽大会誘致レセプションに出席。また渡航に際しては、在上海総領事館の協力を得て、総領事がレセプションに参加する等、国のサポート体制を存分にPRした。

3.1989年同市で開催された第一回大会開催以来、28年振り2度目の開催が決定した。
第23回世界神経学会議
会議名 和文:第23回世界神経学会議
英文:The 23rd World Congress of Neurology
開催予定期間 2017年9月16~9月21日(6日間)
主催者 一般社団法人日本神経学会
開催都市 京都市
参加予定人数 7,000名(海外:4,000名 国内:3,000名)
参加予定国・地域数 約120カ国・地域
競合 香港・韓国(ソウル)
受賞理由 1.主催者と国、自治体、施設、PCO、JNTO が一つとなった誘致活動が行えたこと。

2.投票権者に対して、綿密なロビー活動及び票読みを実施。投票前日に行われた、JAPAN NIGHT には在オーストリア特命全権大使にご出席頂き、ロビー活動並びに、国の支援体制PRを実施。

3.投票直前のプレゼンテーションでは、大震災における支援に対する各国への御礼から始まり、前半の真面目さ、後半の笑いが入る柔らかさをうまく使い分けたメリハリのあるプレゼンテーションが評価された。事前の国際本部WFN による視察評価では、競合のソウル・香港に比べ評価が低かったが、他国が資金、観光等の面を主にPRする中、日本は高度な学術、具体的な会議のイメージをPRし、見事誘致を勝ち取った。日本での開催は1981年以来、36年振りとなるが、欧州の3カ国以外では初の2回開催国となる。
2018年 IWA 世界会議
会議名 和文:2018年 IWA 世界会議
英文:The IWA World Water Congress & Exhibition 2018 Tokyo
開催予定期間 2018年9月(6日間)
主催者 2018年 IWA 世界会議 招致推進委員会
開催都市 東京都
参加予定人数 6,000名(海外:2,000名 国内:4,000名)
参加予定国・地域数 約80カ国・地域
受賞理由 1.東京都、関係学会・協会、コンベンションビューローが結集し、誘致活動を行った。更に、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、環境省各大臣、観光庁長官、JNTO のサポートレターの発出を受け、ALL JAPAN 体制を構築。

2.東京で開催した場合のコスト高の懸念を払しょくする会場計画やスポンサーシップ、収支計画について詳細に記した提案書が評価された。

3.また、日本の水道の管理・処理技術の先進性や2012 年IWA アジア太平洋地域会議(東京)の成功等、日本の国際コミュニティへの寄与が評価され、日本での初開催が決定。

※IWA・・・the International Water Association: 国際水協会
第22回 国際栄養学会議
会議名 和文:第22回 国際栄養学会議
英文:22nd International Congress of Nutrition
開催予定期間 2021年10月5日~10月10日(6日間)
主催者 ICN2021 誘致準備ワーキンググループ
開催都市 東京都
参加予定人数 4,500名(海外:1,700名 国内:2,800名)
参加予定国・地域数 約120カ国・地域
競合 中国(北京)、アイルランド(ダブリン)
受賞理由 1.日本学術会議IUNS 分科会、日本栄養・食糧学会、日本栄養改善学会の3組織が誘致準備WGを結成。WG、関連学会、政府、都、東京観光財団、JNTO、施設、PCOが一丸となり、ALL JAPAN 体制で誘致活動を実施。

2.他都市と比べて綿密な開催計画、国際会議都市としての東京の会議施設、宿泊施設、国際アクセスが評価された。

3.また、本分野に対する、日本の栄養関係学会の長年の国際活動に加え、会議開催を通じて更なる発展に貢献したいという熱意が評価され、1975年以来46年振りの日本開催が決定した。

国際会議開催の部

国際会議開催にあたり会議運営、地域貢献などにおいて、今後の模範となる実績を上げた国際会議

第12回 アジア太平洋薬学生シンポジウム
会議名 和文:第12回 アジア太平洋薬学生シンポジウム
英文:The 12th Asia Pacific Pharmaceutical Symposium 2013 in Japan (APPS)
開催期間 2013年8月22日~ 8月28日(7日間)
主催者 一般社団法人 日本薬学生連盟(APS-JAPAN)
開催都市 船橋市 及び 千葉市
参加人数 494名(海外:370名 国内:124名)
参加国・地域数 11カ国・地域
受賞理由 1.開催準備から運営に至るまで学生を中心に実施。学生にとって、薬学の勉強だけでなく、国際会議に直接関わることができる大変良い機会であった。

2.ちば国際コンベンションビューローは、大学会場の無償借用交渉の窓口、メイン宿泊会場、Gala Party 会場との料金交渉の窓口となり、学生を支援。

3.コンベンションビューロー、そしてそれに応える民間企業との協力体制が、開催成功に大きく貢献。
第20回 ITS 世界会議東京 2013
会議名 和文:第20回 ITS 世界会議東京 2013
英文:20th ITS World Congress Tokyo 2013
開催期間 2013年10月14日~10月18日(5日間)
主催者 ITS 世界会議東京 2013 日本組織委員会
開催都市 東京都
参加人数 3,935名(海外:1,386名 国内:2,549名)
参加国・地域数 69カ国・地域
受賞理由 1.東京国際フォーラム、東京ビッグサイトという東京の2大MICE施設を使用した他、屋外展示場や公道を使用したデモンストレーションを実施する等、MICE シティ東京をPRした。

2.参加者にはIC カードを配布し、東京の充実した交通インフラを体験して頂けただけでなく、セッション参加者数管理を行ったことや、会場数の不足を補う手段として、展示会場内に12のセッション会場を、音響を配慮した上で設営するなど、新しい試みを行った。

3.会期後半二日間は展示会を市民へ解放。約1万人の参加を得、最新の交通システムを間近で体験頂くことにより、同会議のプレゼンス、当該分野の認知度向上に大きく貢献した。

4.ボランティアの活躍が目覚ましく、ITS会議の歴史の中でも評価が高いボランティアマネジメントが行われ、後々のITS会議に受け継がれる価値を東京で築いた。

※ITS・・・Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム
国際酪農連盟ワールド デイリー サミット2013
会議名 和文:国際酪農連盟ワールド デイリー サミット2013
英文:International Dairy Federation World Dairy Summit 2013
開催期間 2013年10月28日~11月1日(5日間)
主催者 国際酪農連盟 日本国内委員会
開催都市 横浜市
参加人数 2,226名(海外:792名 国内:1,434名)
参加国・地域数 56カ国・地域
受賞理由 1.アジアから過去最大の参加者を集め当会議史上最大規模の参加者となったこと、ミルクバー等により日本の優れた乳・乳製品を飲食してもらうことによって質の高さを実感させる工夫を行ったこと、テクニカルツアー、市場ツアー、北海道や栃木への酪農ツアー等を実施したこと、これらにより日本全体の酪農・乳業を世界にPRできた。

2.海外からアクセスのよい横浜から、地方を含む日本の酪農を紹介することで、日本全体の酪 農産業に貢献した。

3.みなとみらい地区を中心に4会場で横断的にスムーズに運営を行い、また、ファーマーズディナーではクルーズ船を使用したことにより、横浜の魅力の発信、イメージアップに貢献できた。
第2回 国際技学カンファレンスin 長岡
会議名 和文:第2回 国際技学カンファレンスin 長岡
英文:The 2nd International GIGAKU Conference in Nagaoka
開催期間 2013年6月21日~6月23日(3日間)
主催者 第2回 国際技学カンファレンス in 長岡 実行委員会
開催都市 長岡市
参加人数 487名(海外:74名 国内:413名)
参加国・地域数 14カ国・地域
受賞理由 1.長岡観光コンベンション協会との連携によって、実施計画段階より協力し合いながら実施。自主企画で発祥した国際会議であり、地域で開催する国際会議の例として他の地域の先駆的モデルとなっている。また、定期的に開催されていることで、地元の国際的知名度向上に大いに貢献している。

2.学生の参加も奨励し、次世代を担うリーダーの育成にも視野に入れ、グローバルとイノベー ションの視点でリーダーシップを発揮できる人材の育成を進めた。

3.長岡市は古くから機械産業を中心とした産業集積が進んでおり、歴史的にも「米百俵の精神」に始まる人材育成に熱心な風土があり、その特徴を生かしながら本会議を開催することで、地元産業界の活性化、研究・議論の更なる深化、そして国際化に大きく寄与した。

※技学・・・現実の多様な技術対象を科学の局面からとらえ直し、それによって、技術体系をいっそう発展させる技術に関する科学。理学・工学はもとより経営・安全・情報・生命についての幅広い理解を踏まえ、未来のイノベーションを志向する実践的技術を創造するものである。
国際コモンズ学会 第14回 世界大会(北富士大会)
会議名 和文:国際コモンズ学会 第14回 世界大会(北富士大会)
英文:The 14th Global Conference of the International Association for the Study of the Commons
開催期間 2013年6月3日~6月7日(5日間)
主催者 国際コモンズ学会 北富士大会 組織委員会
開催都市 富士吉田市
参加人数 407名(海外:278名 国内:129名)
参加国・地域数 56カ国・地域
受賞理由 1.自然資源など複数の人々が利用する資源の共同管理について研究発表する同会議は、東アジアで初開催となったが、大会の受け入れにあたり、研究者とともに国・地方行政・地元団体が連携し、手作りの会議を作り上げた。また、秋篠宮殿下のご臨席を賜った他、関係各省庁、JNTO も会議参加するなど、多くの連携を行った会議であった。

2.会場が多数にまたがっていたが、シャトルバスをリンクさせる工夫を行い、スムーズな運営を行った。結果、移動中に富士山をはじめとした雄大な景色を望むことが出来、移動も楽しみの一環となり、参加者満足度向上につながった。

3.レセプションは大規模な屋外会場で実施。祭り会場のように、出店を展開。地元住民と協働し、地元食材を使ったメニューの作成・提供を行ったことは、地元住民の国際会議開催・当分野への理解促進に大きく貢献した。

4.地場産業である織物を使用したコングレスバックを作成。地域産品のPRと同時に、地域経済へ貢献した。
第16回 コンピュータ医用画像処理ならびにコンピュータ支援治療に関する国際会議
会議名 和文:第16回 コンピュータ医用画像処理ならびにコンピュータ支援治療に関する国際会議
英文:The 16th International Conference on Medical Image Computing and Computer Assisted Intervention-MICCAI2013-
開催期間 2013年9月22日~9月26日(5日間)
主催者 第16回 コンピュータ医用画像処理ならびにコンピュータ支援治療に関する国際会議実行委員会
開催都市 名古屋市
参加人数 993名(海外:791名 国内:142名)
参加国・地域数 39カ国・地域
受賞理由 1.会議HP にて、空港からのアクセス・市内交通機関の案内など、参加者の視点から分かり易い解説を行い、参加者のアクセス面の不安を払しょくした。

2.大学での開催であったが、飲食の質・量を十分に確保しただけでなく、レジャーシートや折り畳み傘をカンファレンスキットに同梱して参加者が気軽にキャンパス内でくつろげるように配慮するなど、運営面で工夫を行ったことは、今後の大学での国際会議開催のお手本となる。

3.海外から多くの参加者を集めたことや、パーティーアトラクションでは太鼓・琴・芸子による舞踊など伝統芸能を披露したことで、広く日本文化のPRに努めた。
2013年 京都国際地理学会議
会議名 和文:2013年 京都国際地理学会議
英文:IGU KYOTO REGIONAL CONFERENCE 2013
開催期間 2013年8月5日~8月9日(5日間)
主催者 京都国際地理学会 組織委員会
開催都市 京都市
参加人数 1,431名(海外:743名 国内:688名)
参加国・地域数 61カ国・地域
受賞理由 1.本会議が開催されることによって、国際地理オリンピックも京都で開催され、多くの高校生参加者を集めた。また、組織委員会を関西在住の地理研究者、中学・高校教員を中心に組織し、関西地域における地理教育実践者・研究者のネットワーク構築に貢献した。

2.市民公開講座の他、京都大学博物館にて地図展が開催され、市民参加型の会議となり、地理学への関心も高めた。

3.開会式では秋篠宮同妃両殿下のご臨席を賜ったことによって世界における日本の地理学研究の国際的地位を高めただけではなく、地理学研究者による巡検が国内で幅広く行われ、日本の地理学研究の発展に大きく貢献した。
第11回 世界生物学的精神医学会国際会議
会議名 和文:第11回 世界生物学的精神医学会国際会議
英文:11th World Congress of Biological Psychiatry(WFSBP2013)
開催期間 2013年6月23日~6月27日(5日間)
主催者 日本生物学的精神医学会
開催都市 京都市
参加人数 2,491名(海外:1,709名 国内:782名)
参加国・地域数 77カ国・地域
受賞理由 1.アジア初開催となったが、海外から多くの参加者を集めたこと、そして「白沙村荘」や「The SODOH HIGASHIYAMA KYOTO」等、京都らしいユニークベニューで夕食会を開催したことで、日本・京都の魅力発信に貢献した。

2.天皇皇后両陛下の行幸啓を賜り、広くマスコミに取り上げられたことによって社会への大きなPRとなった。

3.市民公開講座が行われ、市民132人の参加を集めたことによって、同大会・同分野への一般市民への理解促進、認知度向上に貢献した。

2013年度「国際会議誘致・開催貢献賞」受賞会議

国際会議誘致の部

効果的なPRや開催立候補による諸外国との誘致競争の結果等において、わが国への誘致に成功した国際会議

第99回国際キワニス年次総会
会議名 和文:第99回国際キワニス年次総会
英文:The 99th Annual Kiwanis International Convention
開催予定期間 2014年7月17日~7月20日(4日間)
主催者 国際キワニスホストコミティー
開催都市 千葉市
参加予定人数 3,000名(海外:2,000名 国内:1,000名)
参加予定国・地域数 約40カ国・地域
受賞理由 1.日本では初開催であり、合同開催予定の「キワニス・アジア太平洋年次総会」は昨年の広島大会に続いて日本で2年連続の開催となる。

2.競合都市が多くある中、主催者はJNTO、千葉県、千葉市と協力し、米国国際本部と直接交渉・視察の受け入れ等積極的に情報収集・PRを行った。視察では千葉市長が視察団に千葉の魅力を強く訴え、招請状を直接手渡し、県内MICE関係者が一丸となって歓迎する意向を示した。

3.成田・羽田の両空港と、東京への至便性、地域一丸となったきめ細やかな支援と熱意が高く評価された。
第18回世界肺癌学会
会議名 和文:第18回世界肺癌学会
英文:18th World Congress on Lung Cancer
開催予定期間 2017年10月下旬 または 11月上旬
主催者 第18回世界肺癌学会国内準備委員会
開催都市 横浜市
参加予定人数 6,000名(海外:3,000名 国内:3,000名)
参加予定国・地域数 約45カ国・地域
受賞理由 1.これまでの本分野に対する日本の医療技術の貢献度、先進性が認められ、2000年の東京開催以来17年ぶりの開催が決定した。

2.主催者が各国の理事とコミュニケーションを密にし、日本の準備態勢、意気込みを広く認 識させるなど積極的にロビー活動を行った。

3.競合都市のシンガポールは巨額の開催補助金の申し出があったが、日本国内の各種補助金、低価格な会場費、宿泊費などを詳細に提示し、横浜開催がプラスになることをアピールし、国際本部の視察では横浜市長が直接補助金の説明を行い、最大限の歓迎の意を表したトップセールスを行った。
第9回 国際矯正歯科会議世界大会
会議名 和文:第9回 国際矯正歯科会議世界大会
英文:The 9th International Orthodontic Congress (IOC2020)
開催予定期間 2020年10月4日~10月7日(4日間)
主催者 公益社団法人 日本矯正歯科学会
開催都市 横浜市
参加予定人数 6,000名(海外:2,000名 国内:4,000名)
参加予定国・地域数 約70カ国・地域
受賞理由 1.本世界会議の第一回(1926年)からの長い歴史の中で、アジアでは初開催となる。

2.日本は世界の歯科矯正学・矯正歯科臨床を長きにわたってリードしてきており、その貢献度・信頼性、国際会議開催地としての日本への信頼が、大きな勝因となった。

3.学会、コンベンションビューロー、施設、PCO、JNTOが密に連携し、誘致成功のための戦略・戦術について意見交換を行い、横浜を含め競合全7都市の中から誘致を勝ち取った。
第15回アジア・オセアニア放射線学会大会
会議名 和文:第15回アジア・オセアニア放射線学会大会
英文:The 15th Asian & Oceanian Congress of Radiology
開催予定期間 2014年9月24日~9月28日(5日間)
主催者 AOCR2014 実行委員会
開催都市 神戸市
参加予定人数 4,000名(海外:1,500名 国内:2,500名)
参加予定国・地域数 約50カ国・地域
受賞理由 1.2008年頃から入念なロビー活動を行い、日本では1998年神戸大会以来16年振り2度目の開催が決定した。

2.関西国際空港から近く、海外からのアクセスが良いこと、治安の良さ、大震災の教訓を生かした再生都市であり、130を超える医療関連企業が集積した世界に類を見ない地域であることが高く評価された。また、適切かつすぐれた会議施設があることや、ビューローからの支援体制を神戸開催の強みとしてPRし、誘致に結び付けた。
第17回アジア弁理士協会総会 2015
会議名 和文:第17回アジア弁理士協会総会 2015
英文:Asian Patent Attorneys Association 17th General Assembly in Okinawa
開催予定期間 2015年11月13日~11月17日(5日間)
主催者 アジア弁理士協会
開催都市 宜野湾市
参加予定人数 1,500名(海外:1,300名 国内:200名)
参加予定国・地域数 約70カ国・地域
受賞理由 1.日本では1970年東京、1976年大阪、1985年東京、1994年新潟に続き21年振り5度目の開催となる。

2.早い段階から会場・ホテルの確保、シャトルバスの運行計画、エクスカーション等の提案を具体化した。

3.立地条件とリゾートコンベンションをテーマとした沖縄の魅力を存分に示せたことによって、似た条件の候補地を余所に、誘致成功を勝ち取った。

国際会議開催の部

国際会議開催にあたり会議運営、地域貢献等において、今後の模範となる実績を挙げた国際会議

小惑星・彗星・流星会議 2012
会議名 和文:小惑星・彗星・流星会議 2012
英文:The 11th Asteroids Comets Meteors Conference(ACM2012)
開催期間 2012年5月16日~ 5月20日(5日間)
主催者 ACM2012 日本実行委員会
開催都市 新潟市
参加人数 399名(海外:286名 国内:113名)
参加国・地域数 30カ国・地域
受賞理由 1.当初2011年7月の開催予定だったが、震災・福島第一原発事故の影響を受けて延期。ハワイや台湾での代替開催の声も上がり、日本での開催が危ぶまれたが、主催者による国際本部への熱心な働きかけにより開催を実現させた。

2.研究者向けの会議の中、口頭セッション、ポスターセッションでは高校生が参加。同分野の将来を担う学生に貴重な場を提供し、教育面でも貢献した。

3.東日本大震災、新潟・長野県境地震の復興を願い、「岩手」「宮城」「栃木」等の県名や福島県の会津、中通り、浜通り、新潟県津南村、長野県栄村などの地方名が開催に合わせて小惑星の名称と認められたことで、被災者・被災地の心の復興に大きく寄与した。
国際幹細胞学会 第10回年次大会
会議名 和文:国際幹細胞学会 第10回年次大会
英文:The 10th Annual Meeting of the International Society for Stem Cell Research
開催期間 2012年6月13日~6月16日(4日間)
主催者 国際幹細胞学会第10回年次大会 国内委員会
開催都市 横浜市
参加人数 3,589名(海外:2,223名 国内:1,366名)
参加国・地域数 56カ国・地域
受賞理由 1.震災の影響により、一時は開催が危ぶまれたが、観光庁長官レター、横浜市長レターをいち早く発出し、国際本部主催者を日本に招へいし、不安払しょくに努めた結果、無事に開催に漕ぎ着け、過去2番目に多い3,500名強の参加者を募ることができた。

2.開会式及び10周年記念レセプションに天皇、皇后両陛下がご臨席され、また地元のユニークベニュー(横浜美術館)で行われた会長招宴は参加者に好印象を与え、当分野で先端を行く日本の研究結果に華を添えられるよう工夫された。

3.地元の高校生向けの特別講義、サイエンス・カフェ等の実施により、当該分野の研究を次世代を担う若者と共有し、社会貢献を行った。
第19回 国際質量分析会議
会議名 和文:第19回 国際質量分析会議
英文:19th International Mass Spectrometry Conference
開催期間 2012年9月15日~9月21日(7日間)
主催者 日本質量分析学会
開催都市 京都市
参加人数 1,819名(海外:976名 国内:843名)
参加国・地域数 52カ国・地域
受賞理由 1.50年以上の歴史をもつ伝統ある会議を初めて欧州以外で開催し、ノーベル賞受賞者による講演を行う等、日本の当該分野に於ける貢献を世界に示すことができた。

2.公開講座を設け、将来を担う若者に当該分野の有益さを示したことで、社会貢献にもつながった。

3.会議のセッションを細かく設定し、当該分野の発表を幅広く網羅させただけでなく、授賞式を組み入れるなど様々な運営の工夫を行い、日本での会議開催能力の高さを示すことができた。
第9回国際糖尿病連合西太平洋地区(IDW-WPR)会議 および第4回アジア糖尿病学会(AASD)学術集会
会議名 和文:第9回国際糖尿病連合西太平洋地区(IDW-WPR)会議 および第4回アジア糖尿病学会(AASD)学術集会
英文:9th International Diabetes Federation Western Pacific Region Congress 4th Scientific Meeting of the Asian Association for the Study of Diabetes
開催期間 2012年11月24日~11月27日(4日間)
主催者 同組織委員会
開催都市 京都市
参加人数 4,081名(海外:1,530名 国内:2,551名)
参加国・地域数 43カ国・地域
受賞理由 1.日本では1990年の第一回東京大会以来22年ぶりの開催であり、アジア糖尿病学会との同時開催は初めてであった。アジアだけでなく、西太平洋地区においての日本のプレゼンスを大きく高めた。

2.「世界糖尿病デー」(11月14日)啓発イベントのひとつであるブルーライトアップイベントが開催時期に合わせて行われ、世界文化遺産である清水寺がライトアップされ、同会議参加者の夜間特別拝観が実施され、ユニークベニューとしての活用の幅を広げた。

3.市民参加型国際会議として、市民公開講座、3kmラン&ウォーク等様々な催しが行われ、市民に対して広くその分野における課題などの啓発を行った。
第26回国際計量生物学会議 IBC2012
会議名 和文:第26回国際計量生物学会議 IBC2012
英文:XXVIth International Biometric Conference (IBC2012)
開催期間 2012年8月26日~8月31日(6日間)
主催者 日本計量生物学会 
開催都市 神戸市
参加人数 585名(海外:307名 国内:278名)
参加国・地域数 42カ国・地域
受賞理由 1.1984年にアジアで初めて第12回国際計量生物学会議が東京で開催されて以来、28年振り2度目の開催である。

2.中高生を対象に市民公開講座を開催し、社会貢献を行った。

3.神戸花鳥園で開催されたレセプションでは地元産品である日本酒やワインで歓待し、地産地消・地域経済に貢献した。
第51回東洋東南アジア・ライオンズフォーラム
会議名 和文:第51回東洋東南アジア・ライオンズフォーラム
英文:The 51st OSEAL FORUM
開催期間 2012年11月8日~11月11日(4日間)
主催者 第51回OSEALフォーラム組織委員会
開催都市 福岡市
参加人数 17,396名(海外:3,007名 国内:14,389名)
参加国・地域数 17カ国・地域
受賞理由 1.日本のライオンズクラブの日頃からの貢献が認められ、海外から3,000名以上の参加者、全体で17,000名を越える参加者を募り、地元経済に大きな波及効果をもたらした。

2.期間中、九州の名産のみならず、被災地東北の商品も積極的に紹介し、開会式で東北と中継を結ぶ等、被災地支援に努め、日本全体のプレゼンス向上に寄与した。

3.アジアの水事情に関する講演等を実施し、発展途上国の環境問題を積極的に掲示することで、問題提起を行い、全体への理解を取り付けた。また、今後の活動へと結びつけることができ、この分野に於ける当該団体の貢献を有効的にPRした。
第32回国際泌尿器科学会総会
会議名 和文:第32回国際泌尿器科学会総会
英文:32nd Congress of the Soci?t? Internationale d'Urologie
開催期間 2012年9月30日~10月4日(5日間)
主催者 一般社団法人日本泌尿器科学会、日本学術会議
開催都市 福岡市
参加人数 3,026名(海外:1,748名 国内:1,278名)
参加国・地域数 94カ国・地域
受賞理由 1.日本では1970年以来42年振り2回目の開催であり、2012年は日本泌尿器科学会創立100周年という記念すべき年の開催であった。日本における泌尿器科学100年の歴史・研究成果を全世界の研究者に大きくPRし、我が国の若手研究者に世界の著名な研究者と直接交流する機会を提供することで、日本の同分野の発展に大きく寄与した。

2.皇太子殿下のご臨席を賜り、「世界が高齢化社会に向かう中で、泌尿器科学の果たす役割は今後ますます大きく、今回会議が実りある成果をあげ、世界の医療の発展に貢献することを願う」とのお言葉を頂き、参加者の意識の高揚から活発な議論に繋がり、大きな成果が上がった。

3.地元商店街というユニークベニューを利用した会員同士の交流会を開催。商店街を参加者が自由に歩き回り、飲食のみならず、伝統芸能や夜店などを楽しむという新しいユニークベニューとしての形を示した。

4.震災の影響が懸念されたため、主催者や開催地のトップによるビデオメッセージをHPで公開し、参加者の減少を防ぐことに努めた。

2012年度「国際会議誘致・開催貢献賞」受賞会議

国際会議誘致の部

効果的なPRや開催立候補による諸外国との誘致競争の結果等において、わが国への誘致に成功した国際会議

第99回ライオンズクラブ年次国際大会
会議名 和文:第99回ライオンズクラブ年次国際大会
英文:The 99th Lions Clubs Annual International Convention
開催予定期間 2016年6月24日~6月28日(5日間)
主催者 ライオンズクラブ国際協会337複合地区ガバナー協議会
開催都市 福岡市
参加予定人数 30,000名(海外:10,000名 国内:20,000名)
参加予定国・地域数 約205カ国・地域
受賞理由 1.日本では2002年の大阪開催以来、14年ぶりの開催となる。

2.本格的な誘致活動の前より当該クラブの国際会長や国際理事に対しPRし、誘致に向けた情報収集をしていた。

3.競合都市が5都市と多数ある中、ビットペーパー提出にあたっては、他都市に比べて日本・福岡の特徴が何かであることを徹底的に調べ、他都市の魅力に負けない提案を作り上げただけでなく、福岡市、福岡観光コンベンションビューローと協力し、会場やホテルの確保等を行い、より現実味のある提案を示せた。
第17回世界経済史会議
会議名 和文:第17回世界経済史会議
英文:XVIIth World Economic History Congress Kyoto 2015
開催予定期間 2015年8月3日~8月7日(5日間)
主催者 WEHC 2015 国内組織委員会
開催都市 京都市
参加予定人数 1,000名(海外:700名 国内:300名)
参加予定国・地域数 約50カ国・地域
受賞理由 1.アジアでは初めての開催であり、日本のこの分野に於ける貢献度、レベルの高さを明確に打ち出し、認知してもらった。

2.競合都市(2都市)の誘致活動情報を収集し、京都開催の強みを明確に打ち出し、プレゼンテーションでの想定質疑を綿密に作成するなど、主催者が一丸となって対応した。

3.京都市の誘致支援制度を活用し、開催地決定に影響力を持つキーパーソンを招請し、京都の魅力を視察してもらった。
CID-UNESCO ワールドダンス・コングレス
会議名 和文:CID-UNESCO ワールドダンス・コングレス
英文:CID-UNESCO World Congress on Dance Research
開催予定期間 2014年8月14日~8月18日(5日間)
主催者 ユネスコ国際ダンスカウンシル東京事務局
開催都市 浦安市
参加予定人数 600名(海外:200名 国内:400名)
参加予定国・地域数 約40カ国・地域
受賞理由 1.ヨーロッパ中心のこの会議を初めて日本に誘致した。

2.JNTO主催2010年度「国際会議キーパーソン招請事業」(Meet Japan)にて開催地決定権を持つExecutive Directorを招請し、ちば国際コンベンションビューローの開催支援体制、会議場やホテル等、優れたコンベンション施設に加え、豊かな日本文化が好印象となった。

3.浦安市長が自らMeet Japanの場を利用し、トップセールスを行い、Executive Directorが好印象を持った

国際会議開催の部

国際会議開催にあたり会議運営、地域貢献等において、今後の模範となる実績を挙げた国際会議

2011年国際電気通信会議
会議名 和文:2011年国際電気通信会議
英文:International Conference on Communications 2011 (ICC2011)
開催期間 2011年6月5日~ 6月9日(5日間)
主催者 2011年国際電気通信会議 実行委員会
開催都市 京都市
参加人数 1,805名(海外:1,252名 国内:553名)
参加国・地域数 47カ国・地域
受賞理由 1.日本で初開催であり、震災から3ヶ月も経っておらず、訪日客数が著しく減少する中での開催であったが、海外からの参加者が1,000名を越え、日本全体への経済波及効果に貢献した。

2.会期中、秋篠宮殿下を迎えての復興を願う式典に於いて,殿下より「今回の震災を乗り越えて,高度情報化社会の実現に今後もこの会議が重要な役割を担うことを期待する」とのお言葉を賜り、復興に取り組む日本の力強い姿を世界に発信できた。

3.来日できなかった海外からの参加者の発表を、音声付プレゼンデータを送付してもらい、会場内で放映し、発表分野の欠落が出ないように工夫した。

4.一般向けのシンポジウムで、小中学生向けの科学実験教室を行い、将来を担う子供たちの興味を引き立てるなど、社会貢献も行った。
第9回構造および複合領域の最適化の世界会議(WCSMO9)
会議名 和文:第9回構造および複合領域の最適化の世界会議(WCSMO9)
英文:9th World Congress on Structural and Multidisciplinary Optimization
開催期間 2011年6月13日~6月17日(5日間)
主催者 第9回 構造および複合領域の最適化の世界会議 実行委員会
開催都市 静岡市
参加人数 250名(海外:130名 国内:120名)
参加国・地域数 21カ国・地域
受賞理由 1.震災後、一時は開催が危ぶまれたが、主催者がいち早く機転を効かし、規模を縮小しながらホームページ上で正確な情報を発信するなどして結果的に開催へと結びつけた。

2.地理的に工場の多い静岡の強みを生かし、産業視察を取り入れ、エクスカーションとして観光以外の分野で地元に貢献できた。

3.震災後にも関わらず、駆けつけてくれた参加者に謝意を表するため、地元らしいアトラクションとして大道芸パフォーマンスやマグロ解体ショーを行い、ホスピタリティーを提供した。

4.限られた予算を有効的に使うため、アルバイト等を利用し、出費を抑える運営を心掛けた。
国際ビジネス学会(AIB)2011年次総会
会議名 和文:国際ビジネス学会(AIB)2011年次総会
英文:Academy of International Business 2011 Annual Meeting
開催期間 2011年6月24日~6月28日(5日間)
主催者 2011年国際ビジネス学会 大会実行委員会
開催都市 名古屋市
参加人数 1,030名(海外:800名 国内:230名)
参加国・地域数 40カ国・地域
受賞理由 1.日本での初開催であり、日本経済を牽引する製造業の多い東海地区での実施によって経済大国である日本をより世界にアピールする機会となった。

2.当会議は震災から3ヶ月後に開催が予定されており、影響を払拭しようと、主催者は3月14日にはすでにホームページ上で声明を出し、いち早く参加者の不安を払拭し、参加者数減少を防ぐことに努めた。

3.当会議からいち早くJNTOに「日本が安全である旨」のレターを国より発出してほしいとの要望が出され、JNTOの調整により観光庁より迅速にサポートレターが発出された。これをきっかけに、観光庁より国際会議に対する長官発出のサポートレターが発行され、その後の国際会議開催中止を多数防ぐこととなった。

4.当会議の参加者に対しインタービューを行い、日本は安全であることを証言してもらった。そのビデオはJNTOのホームページ上にアップされ、日本全体に対する不安の払拭をすることに対しても協力を行った。
第23回国際血栓止血学会
会議名 和文:第23回国際血栓止血学会
英文:XXIIIrd Congress of the International Society on Thrombosis and Haemostasis (ISTH2011)
開催期間 2011年7月23日~7月28日(6日間)
主催者 第23回国際血栓止血学会組織委員会 
開催都市 京都市
参加人数 6,000名(海外:4,000名 国内:2,000名)
参加国・地域数 約80カ国・地域
受賞理由 1.震災による開催中止を阻止するため、素早く関係機関(京都府、京都市、観光庁、JNTO)からのサポートレターを発出したこと。

2.放射能による影響を第三者機関である中立的なリスク調査会社を起用し、会議開催を決断する上で必要な情報を収集し、国際本部理事会に提出するなど、あらゆる手段で開催中止を阻止した。その取組みが評価され、観光庁から感謝状が発出されただけでなく、IAPCO Awardをも受賞した。

3.関空・京都駅・地下鉄・ホテル等参加者の立ち寄りが考えられる場所に歓迎標示を設置し、開催会場内で観光案内デスクを設置するなど、震災直後にも関わらず日本を訪れてくれた参加者に最大の感謝の気持ちとホスピタリティーを表した。
第24回世界建築会議 UIA2011東京大会
会議名 和文:第24回世界建築会議 UIA2011東京大会
英文:UIA2011 TOKYO The 24th World Congress of Architecture
開催期間 2011年9月25日~10月1日(7日間)
主催者 UIA2011東京大会日本組織委員会 
開催都市 東京都
参加人数 5,100名(海外:1,900名 国内:3,200名)
参加国・地域数 106カ国・地域
受賞理由 1.建築業界で世界をリードする日本であるが、当該会議の開催は日本では初めてである。

2.震災後の開催のため、復興をテーマに副題としての議論「災害を克服し、一丸となって、持続可能な未来へ」は復興へのステップアップにもなった。

3.日本建築界の技術力の高さを世界に発信する好機となっただけでなく、震災を通し、日本の建築家たちが感じた「建築物を取り巻く社会全体までをも視野に入れて建築と向き合わなければならない」という新しいかたちの考え方を各国の人に発信できた。

4.JNTOの寄附金募集・交付金交付制度を活用し、財政面に於いても効率的な運営を心掛けた。

2011年度「国際会議誘致・開催貢献賞」受賞会議

国際会議誘致の部

開催立候補による諸外国との誘致競争の結果等において、わが国への誘致に成功した国際会議

第8回自然言語処理国際会議日本大会
会議名 和文:第8回自然言語処理国際会議日本大会
英文:8th International Conference on Natural Language Processing (JapTAL)
開催予定期間 2012年10月22日~10月24日(3日間)
主催者 第8回自然言語処理国際会議日本大会 実行委員会
開催都市 金沢市
参加予定人数 200名(海外:150名 国内:50名)
参加予定国・地域数 約20カ国
受賞理由 1.ヨーロッパ以外では初めての開催となる。

2.JNTO主催2010年「国際会議キーパーソン招請事業」(MeetJapan)にて開催地決定権を持つ学術研究者を招請し金沢コンベンションビューローの開催支援体制、会議場やホテル等、優れたコンベンション施設に加え、これら豊かな日本文化の息づく「金沢」への好印象が開催地決定の決め手となった。

3.MeetJapanでは国指定史跡である金沢城を利用したパーティーを実施し格式高い伝統芸能でもてなした。
第19回国際細胞学会議
会議名 和文:第19回国際細胞学会議
英文:The 19th International Congress of Cytology
開催予定期間 2016年5月29日~6月2日(5日間)
主催者 特定非営利活動法人日本臨床細胞学会
開催都市 横浜市
参加予定人数 5,000名(海外:2,000名 国内:3,000名)
参加予定国・地域数 約50カ国
受賞理由 1.日本では1977年及び1998年の東京開催以来18年ぶりの開催となる。

2.観光庁長官、JNTO理事長の招請レターを発出した。

3.主催者と観光庁、JNTO、横浜コンベンションビューロー、パシフィコ、PCO(会議運営専門会社)がTEAM JAPANとして一体となり、誘致活動を実施し、2009年12月に国際本部から3人を招請した。

4.主催者による熱心なロビー活動(2009年9月リスボンでの欧州細胞学会でジャパンナイト開催等)を実施した。

5.開催地決定が行われる、2010年5月のエジンバラ大会に横浜コンベンションビューロー職員を派遣し、主催者の誘致活動をサポートした。
第43回錯体化学国際会議
会議名 和文:第43回錯体化学国際会議
英文:43rd International Conference on Coordination Chemistry
開催予定期間 2018年7月30日~8月4日(6日間)
主催者 錯体化学国際会議  実行委員会
開催都市 仙台市
参加予定人数 1,200名(海外:600名 国内:600名)
参加予定国・地域数 約50カ国
受賞理由 1.日本では1967年東京・日光及び1994年京都開催以来24年ぶりの開催となる。

2.2014年誘致の際はシンガポールに敗北(当時の候補地:大阪)したにもかかわらず、断念せず、再誘致により開催決定。

3.JNTO、(財)仙台観光コンベンション協会との連携のもと、作成ノウハウ、ネイティブによる確認等の協力を仰ぎ、簡潔ながらもポイントを抑えたビットを作成した。

4.海外からの参加者が600名と予想され、会期も長く、仙台市にとって大きな経済効果が期待できる。

国際会議開催の部

国際会議開催にあたり会議運営、地域貢献等において、今後の模範となる実績を挙げた国際会議

第9回国際計算機情報科学会
会議名 和文:第9回国際計算機情報科学会
英文:9th IEEE/ACIS International Conference on Computer and Information Science
開催期間 2010年8月18日~ 8月20日(3日間)
主催者 第9回国際計算機情報 科学会 実行委員会
開催都市 上山市
参加人数 190名(海外:103名 国内:87名)
参加国・地域数 20カ国
受賞理由 1.大都市では行わず山形県上山市で開催。(上山市ではこれまでに国際会議はほとんど開催されていない。)

2.温泉旅館での開催。“温泉地”での会議という日本ならではのユニークな会場が多くの参加者を驚かせた。(我が国で開催された科学技術分野の国際会議で温泉旅館での開催は例が少ない。)

3.一般市民向け広報活動による市民への周知を行った。

4.参加者が日本に来たことを実感させ、インパクトの強い多くの体験の場、感動の場を提供できた。
第3回UNI世界大会
会議名 和文:第3回UNI世界大会
英文:3rd UNI World Congress
開催期間 2010年11月6日~11月12日(7日間)
主催者 UNI日本加盟組織連絡協議会
開催都市 長崎市
参加人数 2,164名(海外:1,526名 国内:638名)
参加国・地域数 87カ国
受賞理由 1.海外からの参加国数、参加者数が多く、海外参加者の比率も高い。7日間の会期も含め経済波及効果が大きい。

2.長崎市の都市特性の1つである「平和」の発信を行う取組みがなされた。

3.総理大臣のビデオレターにより歓迎の意が表される等、長崎だけでなく日本として歓迎するムードが作られた。

4.着物着付けや野点など会場内では日本文化に触れてもらう、文化交流の取組みがなされた。

5.市内小学校等の子供たちと和太鼓や給食を通じての国際交流の取組みがなされた。
世界分子イメージング会議2010
会議名 和文:世界分子イメージング会議2010
英文:World Molecular Imaging Congress 2010
開催期間 2010年9月8日~9月11日(4日間)
主催者 世界分子イメージング会議 運営委員会 
開催都市 京都市
参加人数 1,700名(海外:1,378名 国内:322名)
参加国・地域数 39カ国
受賞理由 1.参加国数が39カ国、また1,700名の参加者数の内8割以上が海外参加者である事は、地元に与える経済波及効果が大きい。

2.分子イメージングに不可欠な最先端技術展示会を併設し、世界各国から59企業の参加があった。

3.地元ボランティア、開催施設内での臨時観光案内ブースの設置など、京都市、京都コンベンションビューローの協力を得てスムーズな運営を行った。
ワイズメンズクラブ国際協会第69回国際大会
会議名 和文:ワイズメンズクラブ国際協会第69回国際大会
英文:69th International Convention of Y's Men International
開催期間 2010年8月5日~8月8日(4日間)
主催者 ワイズメンズクラブ国際協会・国際大会ホストコミッティー 
開催都市 横浜市
参加人数 1,422名(海外:509名 国内:913名)
参加国・地域数 28カ国
受賞理由 1.会議運営については、最低限の業務のみ外部委託し、多くの部分を実行委員会のスタッフのみで行なうことができた。

2.ホスピタリティプログラムとして、盆踊り大会を実施。横浜市歌をアレンジした「アラメヤ音頭」を市民グループと一緒に踊るなど、参加者と市民との交流を深めた。エクスカーションでは、横浜市内および近郊のバスツアーを設定。市民ボランティアの観光ガイドがバスに同乗し、横浜の魅力を参加者に紹介した。

3.環境ジャーナリストを講師に迎えた環境問題公開講演会を開催。講演会会場内で世界の環境ポスター展、こども環境絵画展を併催し、環境問題への意識啓発を積極的に行なった。

2010年度「国際会議誘致・開催貢献賞」受賞会議

国際会議誘致の部

諸外国との誘致競争の結果、わが国への誘致に成功した国際会議

国際大ダム会議 第80回年次例会及び第24回大会
会議名 和文:国際大ダム会議 第80回年次例会及び第24回大会
英文:80th Annual Meeting and 24th Congress,International Commission on Large Dams
開催予定期間 2012年6月2日~8日(7日間)
主催者 国際大ダム会議第80回年次例会 及び第24回大会 組織委員会
開催都市 京都市
参加予定人数 1,200名(海外:1,100名 国内:100名)
参加予定国・地域数 90カ国
受賞理由 1.日本では1960年及び1984年の東京開催以来28年ぶりの開催となる。

2.年次例会総会は過去2回開催されているが、大会自体の開催は日本初開催となる。

3.国土交通大臣、京都市長等、招請レターを発出し、国・都市一体となった誘致活動をアピールした。

4.積極的に事前のロビー活動を行い、加盟88カ国の代表に対し、個別にグリーティングカードを送付し京都開催をアピールした。

5.観光庁招聘事業を活用し、国際本部(International Commission on Large Dams)より総裁を招聘し、京都市長自らも京都開催をアピールした。
第12回アジア栄養学会議
会議名 和文:第12回アジア栄養学会議
英文:The 12th Asian Congress of Nutrition(ACN2015)
開催予定期間 2015年5月13日~17日(5日間)
主催者 社団法人日本栄養・食糧学会、第12回アジア栄養学会議 組織委員会
開催都市 横浜市
参加予定人数 4,000名(海外:1,000名 国内:3,000名)
参加予定国・地域数 40カ国
受賞理由 1.1987年(大阪)以来、28年ぶりの日本開催である。

2.事前のロビー活動により、投票権を有する16ヶ国の内、6ヶ国の日本支援を獲得。確実な票読みを行い、過半数に満たすための残り3票以上獲得のため、投票日前日にジャパンナイトを開催し、投票権国へ日本の支持をアピールした。

3.観光庁長官、JNTO理事長、横浜市長による招請レターを発出し、国・都市一体となった誘致活動をアピールした。

4.開催都市となる横浜コンベンションビューロー担当者が現地入りし、投票日前日までロビー活動を展開した。
第32回国際泌尿器科学会総会
会議名 和文:第32回国際泌尿器科学会総会
英文:32nd Congress of the Société Internationale d'Urologie
開催予定期間 2012年9月30日~10月4日(5日間)
主催者 社団法人日本泌尿器科学会日本学術会議
開催都市 福岡市
参加予定人数 4,500名(海外:3,000名 国内:1,500名)
参加予定国・地域数 107カ国・地域
受賞理由 1.2009年開催立候補時は、北京に敗北したものの再度挑戦し、誘致を勝ち取った。

2.1970年の東京開催以来、42年ぶりの開催となる。

3.競合都市すべてに難題となったSIUナイト(2,500名規模のガラディナー)に対して、中洲川端商店街を利用するプランを提示する等、官民一体となった取り組みで評価を得た。

4.国際本部の視察時に、福岡で外国人向けの情報誌を発行しているカナダ人を特別ゲストとしてお迎えし、外国人にも住みやすい都市福岡をアピールする等、視察受け入れの工夫に取り組んだ。

5.視察時の福岡市長への表敬訪問や、市長自らが中洲屋台の視察をサプライズで出迎える等、開催都市としてのホスピタリティを存分に発揮した。
第11回アジア太平洋盆栽水石大会
会議名 和文:第11回アジア太平洋盆栽水石大会
英文:The 11th Asia-Pacific Bonsai and Suiseki Convention & Exhibition
開催予定期間 2011年11月18日~21日(4日間)
主催者 第11回アジア太平洋盆栽水石大会 高松開催実行委員会
開催都市 高松市
参加予定人数 3,000名(海外:1,000名 国内:2,000名)
参加予定国・地域数 25カ国
受賞理由 1.日本で初めての開催となる。

2.観光庁キーパーソン招聘事業を利用し、大会創始者を高松へ招聘。その方の影響力を開催地決定に至るまで最大限に発揮いただけるようなロビー活動を展開した。

3.2011年開催地決定の場である台湾大会にて観光庁の誘致支援事業を活用し、「ジャパンナイト」を開催。高松市長も出席し、トップセールスを行った。

4.国・JNTOをはじめ、県・市など官民一体となった誘致活動を行った。

5.地域の資源を活用した会議の誘致を計画し、誘致に結び付けた。

国際会議開催による地域貢献の部

国際会議の開催により地域社会・経済の発展や地方都市の認知度向上に大きく貢献した国際会議

国際温泉会議ならびに第62期国際温泉気候連合大会
会議名 和文:国際温泉会議ならびに第62期国際温泉気候連合大会
英文:The 62nd General Assembly and International Thermalism/Scientific Congress of the World Federation of Hydrotherapy and Climatotherapy (FEMTEC)
開催期間 2009年11月8日~12日(5日間)
主催者 社団法人日本温泉協会、第62期国際温泉気候連合大会ならびに国際温泉会議組織委員会
開催都市 横浜市  箱根町
参加人数 297名(海外:135名 国内:162名)
参加国・地域数 12カ国
受賞理由 1.海外からの参加者比率が約5割を占め、会期も5日間と長く、経済効果も高い。

2.開催都市にとどまらず、フェアウエルパーティーおよび併催した国際温泉気候連合(FEMTEC)総会を神奈川県箱根温泉郷にて実施し、参加者のほぼ全員が横浜から箱根へ移動した。

3.温泉観光展を併催し、参加者に対して、日本の温泉文化、地方の伝統文化、温泉地の美しい自然等を紹介し、日本の温泉の魅力を発信した。

4.群馬県草津温泉にエクスカーションを設定し、オプショナルツアーにもかかわらず、115名の参加を得て、実施した。
第4回世界トライボロジー会議
会議名 和文:第4回世界トライボロジー会議
英文:World Tribology Congress 2009 (WTCⅣ)
開催期間 2009年9月6日~11日(6日間)
主催者 社団法人日本トライボロジー学会、日本学術会議
開催都市 京都市
参加人数 1,546名(海外:529名 国内:1,017名)
参加国・地域数 41カ国1地域
受賞理由 1.併催の技術展示会を無料公開し、延べ7,000名が来場した内、一般来場者が約880名を   占め、その中には小中学生が280名含まれる等、当該分野の市民への理解を促進した。

2.2002年度ノーベル物理学賞受賞の小柴昌俊東京大学特別名誉教授の特別講演および4つの   基調講演を市民公開講座として開催し、当該分野の市民への理解を促進した。

3.ウエルカムレセプション時に香とお茶の体験コーナーを設置し、地域文化の紹介に努めた。

4.バンケット開催時に、舞妓による舞踊を披露し、開催都市の魅力を発信した。

2009年度「国際会議誘致・開催貢献賞」受賞会議

国際会議誘致の部

諸外国との誘致競争の結果、わが国への誘致に成功した国際会議

第21回パターン認識国際会議
会議名 和文:第21回パターン認識国際会議
英文:The 21st International Conference on Pattern Recognition(ICPR2012)
開催予定期間 2012年11月11日~15日(5日間)
主催者 国際パターン認識連盟 筑波大学
開催都市 つくば市
参加予定人数 1,200名(海外:600名 国内:600名)
参加予定国・地域数 約40カ国
受賞理由 1.2度目の立候補で誘致に成功した。(2002年香港に敗北)

2.日本では1978年京都開催以来、34年ぶりの開催となる。

3.4機関(国土交通大臣、JNTO理事長、つくば市長、つくば国際会議場館長)による招請状を発出し、国および開催都市との連携を効果的にPRした。

4.海外からの参加者が600名と予想され、会期も長く大きな経済効果が期待できる。

5.ビッドとあわせて日本開催の懸念事項を払拭する資料等を投票権者58名に対して直接送付し、日本開催を効果的にPRした。
2014年第16回世界作業療法士連盟世界大会
会議名 和文:2014年第16回世界作業療法士連盟世界大会
英文:和文:2014年第16回世界作業療法士連盟世界大会
英文:2014 WFOT Congress   ※WFOT・・・World Federation of Occupational Therapists
開催予定期間 2014年6月18日~22日(5日間)
主催者 世界作業療法士連盟社団法人日本作業療法士協会
開催都市 横浜市
参加予定人数 5,000名(海外:1,000名 国内:4,000名)
参加予定国・地域数 60カ国
受賞理由 1.アジアで初めての開催となる。

2.海外からの参加者が1,000名と予想され、会期も長く大きな経済効果が期待できる。

3.誘致に熱心な南アフリカ(ダーバン)やオランダ(アムステルダム)との競争のうえ、誘致に成功した。

4.主催者が国際ミーティングエキスポ(IME2007)開催会場を訪れたことが契機となり誘致活動を開始し、誘致にいたった。

5.長崎での国内学会開催時に来日した国際本部キーパーソンに対して、JNTO、横浜市による効果的なプレゼンを実施した。

6.所管となる厚生労働大臣および国土交通大臣、神奈川県知事、横浜市長等の招請状を発出し、国および開催都市との連携の強さが高い評価を得た。
2014年国際法曹協会(IBA)年次総会
会議名 和文:2014年国際法曹協会(IBA)年次総会
英文:International Bar Association(IBA) Annual Conference 2014
開催予定期間 2014年10月19日~24日(6日間)
主催者 国際法曹協会(IBA)
開催都市 東京都
参加予定人数 5,500名(海外:4,500名 国内:1,000名)
参加予定国・地域数 195カ国
受賞理由 1.競合国シドニーを退け、東アジア初の開催となる。

2.海外からの参加予定者数が4,500名と国内参加者の4倍以上の参加が見込まれる。

3.首相および外務・法務・国土交通大臣等のレターを発出し、国および開催都市との連携の強さが好評価を得た。

4.日本が不利となったドル安等のコストおよび支援面の課題を東アジアで開催されることの意義を強調することで克服した。

5.国際本部のキーパーソンを招請し、日本開催を国・JNTOと都市、会議施設が共同してPRした。

6.外務省を通じて在外公館の支援により投票権者に対して日本開催を直接訴えた。

国際会議運営の部

国際会議開催の際の国際交流プログラムや接遇サービスの提供、国際会議の運営、経費調達等で他の模範となる実績を挙げた国際会議

第15回国際栄養士会議
会議名 和文:第15回国際栄養士会議
英文:15th International Congress of Dietetics (ICD 2008)
開催期間 2008年9月8日~12日(4日間)
主催者 ICD2008組織委員会
開催都市 横浜市
参加人数 4,621名(海外:655名 国内:3,966名)
参加国・地域数 57カ国
受賞理由 1.2003年度より、当会議開催のために毎年100円/人の積み立てを行うなど、小さな負担でも、年数を重ねることにより十分な経済的基盤を構築できることを実証した。

2.様々なメニューの提示による協賛企業の募集、国内会員動員による登録収入の増加など、経済的基盤の構築に成功した。

3.参加型の日本文化体験イベントの実施、一般市民との交流イベントなど、多彩な国際交流プログラムを実施し、参加者へのホスピタリティを発揮した。

4.日本栄養士会員を対象とした語学ボランティアを募集し、11カ国語に対応できる延べ325人の語学ボランティアが活躍した。
第6回IUFRO異齢林研究集会 静岡大会
会議名 和文:第6回IUFRO異齢林研究集会 静岡大会
英文:6th IUFRO Workshop of "uneven-aged silviculture "in Shizuoka(2008)
開催期間 2008年10月24日~27日(4日間) ※前後4日間、カンファレンスツアーを実施
主催者 IUFRO異齢林研究集会 静岡大会運営委員会
開催都市 静岡市
参加人数 115名(海外:70名 国内:45名)
参加国・地域数 21カ国
受賞理由 1.開催会場ビル内のレストラン街の協力を得て、静岡県でも先駆的な取り組みとなるミールクーポン制度を導入し、参加者サービスに努めた。

2.キーノートスピーカーの招聘、途上国参加者への援助を行うなど、国際会議としてのグレードアップを図る試みを行った。

3.北海道へのプレカンファレンスツアー、会期中の富士山麓での現地検討会、岐阜・新潟・茨城へのポストカンファレンスツアーの実施等、地元にとどまらず、研究テーマに即した国内の資源を有効に活用した運営を行った。

国際会議開催による地域貢献の部

国際会議の開催により地域社会・経済の発展や都市の認知度向上に大きく貢献した国際会議

2008年国際炭素材料学会議
会議名 和文:2008年国際炭素材料学会議
英文:2008 International Conference on Carbon,CARBON'08
開催期間 2008年7月13日~18日(6日間)
主催者 炭素材料学会
開催都市 長野市
参加人数 682名(海外:292名 国内:390名)
参加国・地域数 30カ国/1地域
受賞理由 1.会期6日間、延べ宿泊人数2,000人以上と経済効果が大きく、海外参加者の比率も高い。

2.須坂市内の中学生500名を含む一般市民700名の参加のもと、ノーベル賞受賞者による市民公開講座を開催し、一般市民の科学技術への理解を高め、将来を担う子供達の科学への夢を育む格好の機会を提供した。

3.会議が開催された長野市だけでなく、須坂市とも連携してイベントを実施し、比較的広域の地域に開催の効果を及ぼした。

4.歓迎バナーの掲出やエクスカーションでの一般市民の歓迎等、国際会議開催の市民理解の一助となった。
第13回国際神経芽腫学会
会議名 和文:第13回国際神経芽腫学会
英文:Advances in Neuroblastoma Research(ANR 2008)
開催期間 2008年5月21日~24日(4日間)
主催者 第13回国際神経芽腫学会 組織委員会
開催都市 千葉市
参加人数 486名(海外:281名 国内:205名)
参加国・地域数 32カ国
受賞理由 1.参加者の内、6割が海外からの参加者であり、全体参加人数と比して経済効果が高い。

2.千葉県の医療機関が中心となり構成された実行委員会が、市民公開講座を開催することにより、市民に対する小児癌に関する啓発に多大な貢献をした。

3.「お茶」と「いけばな」の体験プログラムを実施し、日本の文化紹介に努めた。

4.地元の和太鼓やよさこいチームのアトラクションの実施および物産コーナーの設置等、地元の資源の活用と物産振興を図り、会議参加者と地元市民との国際交流に貢献した。
第71回国際隕石学会
会議名 和文:第71回国際隕石学会
英文:71st Annual Meeting of the Meteoritical Society Matsue,Japan
開催期間 2008年7月28日~8月1日(5日間)
主催者 国際隕石学会
開催都市 松江市
参加人数 335名(海外:195名 国内:140名)
参加国・地域数 20カ国
受賞理由 1.海外参加者が全体の5割以上を占め、会期も5日間と長く、経済効果も高い。

2.地方都市ではなかなか触れる機会のない、隕石の展示やNASAの講演会を行う等、公開プログラムを積極的に実施し、市民への国際会議理解促進に大きく貢献した。

3.ユニークベニュー(松江フォーゲルパーク)でのバンケットを開催し、松江市の今後の国際会議支援メニューの一助となった。

4.観光資源を利用したエクスカーションと多彩なゲストプログラムを用意し、実施した。

2008年度「国際会議誘致・開催貢献賞」受賞会議

国際会議誘致の部

諸外国との誘致競争の結果、わが国への誘致に成功した国際会議

第18回国際社会学会世界社会学会議
会議名 和文:第18回国際社会学会世界社会学会議
英文:The XVIII ISA World Congress of Sociology 2014
開催予定期間 2014年7月13日~19日(7日間)
主催者 国際社会学会 日本社会学会
開催都市 横浜市
参加予定人数 5,000名(海外:4,000名 国内:1,000名)
参加予定国・地域数 90~100カ国
受賞理由 1.東アジア、日本で初めての開催である。

2.科学技術と比較して社会科学へのわが国の貢献はこれまで見えにくく、この面でわが国の貢献を世界にアピールするよい機会となる。

3.大会参加予定人数が5,000名(うち海外から4,000名)という参加者数に加え、総会開催日数が7日間ということは開催都市のプレゼンスを高め、また、非常に大きな経済波及効果をもたらす。

4.国際本部のキーパーソン招請・大臣レター発出・フィンランドでのレセプションへの日本国フィンランド大使の招請文等、国・都市・JNTOの3者が協力し、誘致支援を共同で実施した。

5.サラゴサ(スペイン)、トロント(カナダ)、モンテレー(メキシコ)の強豪都市に勝利し、誘致を決定した。
地球科学・リモートセンシング国際シンポジウム2011(IGARSS 2011)
会議名 和文:地球科学・リモートセンシング国際シンポジウム2011(IGARSS 2011)
英文:International Geosciences And Remote Sensing Symposium 2011
開催予定期間 2011年7月31日~8月5日(6日間)
主催者 IGARSS2011 組織委員会
開催都市 仙台市
参加予定人数 1,000名(海外:800名 国内:200名)
参加予定国・地域数 約50カ国
受賞理由 1.2009年誘致に失敗したにもかかわらず、断念せず、2011年誘致に成功した。

2.18年ぶりの日本開催である。

3.メルボルン、北京、ウィーン、ブリュッセルの強豪都市に勝利し、誘致を決定した。

4.過去に国際本部のキーパーソンを招請し、日本開催をJNTOと都市が共同してPRした。

5.海外からの参加者が800名と予想され、会期も長く大きな経済効果が期待できる。
国際粒子線治療学会(PTCOG49)
会議名 和文:国際粒子線治療学会(PTCOG49)
英文:International Congress of Particle Therapy Co-Operative Group 49
開催予定期間 2010年5月19日~22日(4日間)
主催者 群馬大学 重粒子線医学研究センター
開催都市 前橋市
参加予定人数 800名(海外:600名 国内:200名)
参加予定国・地域数 13カ国
受賞理由 1.粒子線治療のトップランナーである群馬大学と放射線医学総合研究所(放医研)が連携し誘致に成功した。

2.東京や京都のような代表的な国際会議都市での開催ではなく、地元、前橋市での開催を誘致したことは地元の特性を活かした会議の誘致で、評価が高い。

3.世界で4番目の重粒子線治療施設の見学等、国際的な注目度が高い。

4.前橋で本会議を行い、千葉幕張でも教育セッションを開催。他都市との連携で日本の実力を発信する工夫がされている。

5.海外からの参加者が600名と予想され、地元前橋市には大きな経済効果が期待できる。

国際会議運営の部

国際会議開催の際の国際交流プログラムや接遇サービスの提供、国際会議の運営、経費調達等で他の模範となる実績を挙げた国際会議

2007年CNR・ICN学術集会・規制会議
会議名 和文:2007年CNR・ICN学術集会・規制会議
英文:ICN International Conference and CNR 2007
開催期間 2007年5月27日~6月3日(8日間)
主催者 国際看護師協会 (社)日本看護協会
開催都市 横浜市
参加人数 3,900名(海外:2,000名 国内:1,900名)
参加国・地域数 108カ国
受賞理由 1.ボランティアスタッフ 延べ762名が活躍した。

2.事業予算の確保に成功した。(スポンサー募集目標額を上回る資金を獲得し、開催資金の確保に成功した。)

3.日本看護協会・都道府県看護協会共催展示により日本の取り組みを全世界にアピールした。

4.お点前や阿波踊りの実演等、日本文化の紹介に努めた。

5.13テーマを設定し、それにあわせた21の施設見学を取り入れ、日本の現状紹介と交流に努め、内容を充実させた。

6.通訳ボランティアの活躍も顕著で施設見学では場所に応じて、英語・仏語・スペイン語での対応を取り入れた。

国際会議開催による地域貢献の部

国際会議の開催により地域社会・経済の発展や都市の認知度向上に大きく貢献した国際会議

第22回IEEEコンピュータネットワークとその応用に関する国際会議(AINA2008)
会議名 和文:第22回IEEEコンピュータネットワークとその応用に関する国際会議(AINA2008)
英文:The IEEE 22nd International Conference on Advanced Information Networking and Applications
開催期間 2008年3月25日~28日(4日間)
主催者 IEEE Computer Society TCDP (Technical Committee on Distributed Processing)
開催都市 宜野湾市(主会場)、 沖縄市(レセプション会場)
参加人数 404名(海外:289名 国内:115名)
参加国・地域数 39カ国
受賞理由 1.日本最大の国際会議都市である東京の主催者が東京を遠く離れた沖縄の地で開催した意義は、地方都市にとっては大変意義深いものである。

2.日本を代表するコンベンションリゾートとして成長させるべき沖縄での400名規模の会議開催の意義は大きい。

3.地元の文化・資源を積極的に活用した。

4.琉球料理のブッフェやエイサーと獅子舞、琉球舞踊と琉球民謡の芸能アトラクションを実施した。

5.5万坪の広大な植物園である東南植物園を貸し切ったガーデンパーティーを実施し、地域の新しい商品となりうる資源を多いに活用した。
第14回有機合成指向有機金属化学国際会議
会議名 和文:第14回有機合成指向有機金属化学国際会議
英文:14th IUPAC International Symposium on Organometallic Chemistry Directed Towards Organic Synthesis
開催期間 2007年8月2日~6日(5日間)
主催者 同組織委員会
開催都市 奈良市
参加人数 988名(海外:347名 国内:641名)
参加国・地域数 約30カ国
受賞理由 1.観光の宿泊客が少ない奈良での5日間の開催の意義は大きい。

2.会期も長く、延べ宿泊数も2,200泊と多大な経済波及効果を生み出した。
第4回科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム
会議名 和文:第4回科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム
英文:Science and Technology in Society forum 4th Annual Meeting
開催期間 2007年10月7日~9日(3日間)
主催者 特定非営利活動法人 STSフォーラム
開催都市 京都市
参加人数 700名(海外:486名 国内:214名)
参加国・地域数 世界90地域以上
受賞理由 1.科学技術に関する世界のオピニオンリーダーが集まる会議を京都で設立し、開催を定着させている。

2.都市に国際会議を定着させた点は、ダボス会議に通じるものがあり、都市と会議が一体となった好例である。

3.市民講座等を通じての地元市民に対する科学技術への関心を高め、国際交流の促進、ひいては海外参加者リピーターの増加、市民の国際会議に対する意識の高まりといった効果もあり、地域に経済効果以外の効果がプラスされた。
世界お茶まつり2007(第3回国際O-CHA学術会議、世界緑茶会議2007)
会議名 和文:世界お茶まつり2007(第3回国際O-CHA学術会議、世界緑茶会議2007)
英文:World O-CHA(Tea)Festival 2007
開催期間 2007年11月1日~5日(5日間)
主催者 世界お茶まつり2007実行委員会
開催都市 静岡市
参加人数 748名(海外:211名 国内:537名)
参加国・地域数 20カ国・地域
受賞理由 1.地域の特性を活かしたイベントである「世界お茶まつり」を2001年より開催。その開催に合わせた国際会議で、地元の特性を活かし、地元から発信し立ち上げ、3年に1回のペースで継続されている国際会議である。

2.公開講座や歴史文化フォーラムを実施する等、研究者だけではなく、市民に向けた情報発信・共有も実施している。

3.イベントの開催と抱き合わせることで、より多くの情報を発信でき、”静岡力”を広く発信している。

4.2004年からは世界緑茶会議も併催し、国際会議を作り上げるとともに静岡のみならず日本のプレゼンス向上に大きく貢献している案件である。

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