2014年度「国際会議誘致・開催貢献賞」 受賞会議


1.国際会議誘致の部

効果的なPR や開催立候補による諸外国との誘致競争の結果などにおいて我が国への誘致に成功した国際会議

会議名 和文:第8回世界盆栽大会
英文:The 8th World Bonsai Convention
開催期間 2017年4月27日〜4月30日(4日間)
主催者 第8回世界盆栽大会 実行委員会
開催都市 さいたま市
参加予定人数 1000名(海外:700名 国内:300名)
参加予定国数 28カ国
競合国(都市) 台湾
受賞理由 1.誘致委員会に経済産業省・JNTO・県・市・商工会議所等が参加し、国と自治体・主催者が一丸となって、効率的・戦略的に誘致活動を行った。

2.開催決定地である中国への渡航前に、日本盆栽協会や大宮盆栽協同組合が首相を表敬訪問。農林水産省副大臣が世界盆栽大会誘致レセプションに出席。また渡航に際しては、在上海総領事館の協力を得て、総領事がレセプションに参加する等、国のサポート体制を存分にPRした。

3.1989年同市で開催された第一回大会開催以来、28年振り2度目の開催が決定した。

会議名 和文:第23回世界神経学会議
英文:The 23rd World Congress of Neurology
開催期間 2017年9月16〜9月21日(6日間)
主催者 一般社団法人日本神経学会
開催都市 京都市
参加予定人数 7000名(海外:4000名 国内:3000名)
参加予定国数 約120カ国・地域
競合国(都市) 香港・韓国(ソウル)
受賞理由 1.主催者と国、自治体、施設、PCO、JNTO が一つとなった誘致活動が行えたこと。

2.投票権者に対して、綿密なロビー活動及び票読みを実施。投票前日に行われた、JAPAN NIGHT には在オーストリア特命全権大使にご出席頂き、ロビー活動並びに、国の支援体制PRを実施。

3.投票直前のプレゼンテーションでは、大震災における支援に対する各国への御礼から始まり、前半の真面目さ、後半の笑いが入る柔らかさをうまく使い分けたメリハリのあるプレゼンテーションが評価された。事前の国際本部WFN による視察評価では、競合のソウル・香港に比べ評価が低かったが、他国が資金、観光等の面を主にPRする中、日本は高度な学術、具体的な会議のイメージをPRし、見事誘致を勝ち取った。日本での開催は1981年以来、36年振りとなるが、欧州の3カ国以外では初の2回開催国となる。

会議名 和文:2018年 IWA 世界会議
英文:The IWA World Water Congress & Exhibition 2018 Tokyo
開催期間 2018年9月(6日間)
主催者 2018年 IWA 世界会議 招致推進委員会
開催都市 東京都
参加予定人数 6000名(海外:2000名 国内:4000名)
参加予定国数 約80カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 1.東京都、関係学会・協会、コンベンションビューローが結集し、誘致活動を行った。更に、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、環境省各大臣、観光庁長官、JNTO のサポートレターの発出を受け、ALL JAPAN 体制を構築。

2.東京で開催した場合のコスト高の懸念を払しょくする会場計画やスポンサーシップ、収支計画について詳細に記した提案書が評価された。

3.また、日本の水道の管理・処理技術の先進性や2012 年IWA アジア太平洋地域会議(東京)の成功等、日本の国際コミュニティへの寄与が評価され、日本での初開催が決定。

※IWA・・・the International Water Association: 国際水協会

会議名 和文:第22回 国際栄養学会議
英文:22nd International Congress of Nutrition
開催期間 2021年10月5日〜10月10日(6日間)
主催者 ICN2021 誘致準備ワーキンググループ
開催都市 東京都
参加予定人数 4500名(海外:1700名 国内:2800名)
参加予定国数 約120カ国・地域
競合国(都市) 中国(北京)、アイルランド(ダブリン)
受賞理由 1.日本学術会議IUNS 分科会、日本栄養・食糧学会、日本栄養改善学会の3組織が誘致準備WGを結成。WG、関連学会、政府、都、東京観光財団、JNTO、施設、PCOが一丸となり、ALL JAPAN 体制で誘致活動を実施。

2.他都市と比べて綿密な開催計画、国際会議都市としての東京の会議施設、宿泊施設、国際アクセスが評価された。

3.また、本分野に対する、日本の栄養関係学会の長年の国際活動に加え、会議開催を通じて更なる発展に貢献したいという熱意が評価され、1975年以来46年振りの日本開催が決定した。

2.国際会議開催の部

国際会議開催にあたり会議運営、地域貢献などにおいて、今後の模範となる実績を上げた国際会議

会議名 和文:第12回 アジア太平洋薬学生シンポジウム
英文:The 12th Asia Pacific Pharmaceutical Symposium 2013 in Japan (APPS)
開催期間 2013年8月22日〜 8月28日(7日間)
主催者 一般社団法人 日本薬学生連盟(APS-JAPAN)
開催都市 船橋市 及び 千葉市
参加予定人数 494名(海外:370名 国内:124名)
参加予定国数 11カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 1.開催準備から運営に至るまで学生を中心に実施。学生にとって、薬学の勉強だけでなく、国際会議に直接関わることができる大変良い機会であった。

2.ちば国際コンベンションビューローは、大学会場の無償借用交渉の窓口、メイン宿泊会場、Gala Party 会場との料金交渉の窓口となり、学生を支援。

3.コンベンションビューロー、そしてそれに応える民間企業との協力体制が、開催成功に大きく貢献。

会議名 和文:第20回 ITS 世界会議東京 2013
英文:20th ITS World Congress Tokyo 2013
開催期間 2013年10月14日〜10月18日(5日間)
主催者 ITS 世界会議東京 2013 日本組織委員会
開催都市 東京都
参加予定人数 3935名(海外:1386名 国内:2549名)
参加予定国数 69カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 1.東京国際フォーラム、東京ビッグサイトという東京の2大MICE施設を使用した他、屋外展示場や公道を使用したデモンストレーションを実施する等、MICE シティ東京をPRした。

2.参加者にはIC カードを配布し、東京の充実した交通インフラを体験して頂けただけでなく、セッション参加者数管理を行ったことや、会場数の不足を補う手段として、展示会場内に12のセッション会場を、音響を配慮した上で設営するなど、新しい試みを行った。

3.会期後半二日間は展示会を市民へ解放。約1万人の参加を得、最新の交通システムを間近で体験頂くことにより、同会議のプレゼンス、当該分野の認知度向上に大きく貢献した。

4.ボランティアの活躍が目覚ましく、ITS会議の歴史の中でも評価が高いボランティアマネジメントが行われ、後々のITS会議に受け継がれる価値を東京で築いた。

※ITS・・・Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム

会議名 和文:国際酪農連盟ワールド デイリー サミット2013
英文:International Dairy Federation World Dairy Summit 2013
開催期間 2013年10月28日〜11月1日(5日間)
主催者 国際酪農連盟 日本国内委員会
開催都市 横浜市
参加予定人数 2226名(海外:792名 国内:1434名)
参加予定国数 56カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 1.アジアから過去最大の参加者を集め当会議史上最大規模の参加者となったこと、ミルクバー等により日本の優れた乳・乳製品を飲食してもらうことによって質の高さを実感させる工夫を行ったこと、テクニカルツアー、市場ツアー、北海道や栃木への酪農ツアー等を実施したこと、これらにより日本全体の酪農・乳業を世界にPRできた。

2.海外からアクセスのよい横浜から、地方を含む日本の酪農を紹介することで、日本全体の酪 農産業に貢献した。

3.みなとみらい地区を中心に4会場で横断的にスムーズに運営を行い、また、ファーマーズディナーではクルーズ船を使用したことにより、横浜の魅力の発信、イメージアップに貢献できた。

会議名 和文:第2回 国際技学カンファレンスin 長岡
英文:The 2nd International GIGAKU Conference in Nagaoka
開催期間 2013年6月21日〜6月23日(3日間)
主催者 第2回 国際技学カンファレンス in 長岡 実行委員会
開催都市 長岡市
参加予定人数 487名(海外:74名 国内:413名)
参加予定国数 14カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 1.長岡観光コンベンション協会との連携によって、実施計画段階より協力し合いながら実施。自主企画で発祥した国際会議であり、地域で開催する国際会議の例として他の地域の先駆的モデルとなっている。また、定期的に開催されていることで、地元の国際的知名度向上に大いに貢献している。

2.学生の参加も奨励し、次世代を担うリーダーの育成にも視野に入れ、グローバルとイノベー ションの視点でリーダーシップを発揮できる人材の育成を進めた。

3.長岡市は古くから機械産業を中心とした産業集積が進んでおり、歴史的にも「米百俵の精神」に始まる人材育成に熱心な風土があり、その特徴を生かしながら本会議を開催することで、地元産業界の活性化、研究・議論の更なる深化、そして国際化に大きく寄与した。

※技学・・・現実の多様な技術対象を科学の局面からとらえ直し、それによって、技術体系をいっそう発展させる技術に関する科学。理学・工学はもとより経営・安全・情報・生命についての幅広い理解を踏まえ、未来のイノベーションを志向する実践的技術を創造するものである。

会議名 和文:国際コモンズ学会 第14回 世界大会(北富士大会)
英文:The 14th Global Conference of the International Association for the Study of the Commons
開催期間 2013年6月3日〜6月7日(5日間)
主催者 国際コモンズ学会 北富士大会 組織委員会
開催都市 富士吉田市
参加予定人数 407名(海外:278名 国内:129名)
参加予定国数 56カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 1.自然資源など複数の人々が利用する資源の共同管理について研究発表する同会議は、東アジアで初開催となったが、大会の受け入れにあたり、研究者とともに国・地方行政・地元団体が連携し、手作りの会議を作り上げた。また、秋篠宮殿下のご臨席を賜った他、関係各省庁、JNTO も会議参加するなど、多くの連携を行った会議であった。

2.会場が多数にまたがっていたが、シャトルバスをリンクさせる工夫を行い、スムーズな運営を行った。結果、移動中に富士山をはじめとした雄大な景色を望むことが出来、移動も楽しみの一環となり、参加者満足度向上につながった。

3.レセプションは大規模な屋外会場で実施。祭り会場のように、出店を展開。地元住民と協働し、地元食材を使ったメニューの作成・提供を行ったことは、地元住民の国際会議開催・当分野への理解促進に大きく貢献した。

4.地場産業である織物を使用したコングレスバックを作成。地域産品のPRと同時に、地域経済へ貢献した。

会議名 和文:第16回 コンピュータ医用画像処理ならびにコンピュータ支援治療に関する国際会議
英文:The 16th International Conference on Medical Image Computing and Computer Assisted Intervention-MICCAI2013-
開催期間 2013年9月22日〜9月26日(5日間)
主催者 第16回 コンピュータ医用画像処理ならびにコンピュータ支援治療に関する国際会議実行委員会
開催都市 名古屋市
参加予定人数 993名(海外:791名 国内:142名)
参加予定国数 39カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 1.会議HP にて、空港からのアクセス・市内交通機関の案内など、参加者の視点から分かり易い解説を行い、参加者のアクセス面の不安を払しょくした。

2.大学での開催であったが、飲食の質・量を十分に確保しただけでなく、レジャーシートや折り畳み傘をカンファレンスキットに同梱して参加者が気軽にキャンパス内でくつろげるように配慮するなど、運営面で工夫を行ったことは、今後の大学での国際会議開催のお手本となる。

3.海外から多くの参加者を集めたことや、パーティーアトラクションでは太鼓・琴・芸子による舞踊など伝統芸能を披露したことで、広く日本文化のPRに努めた。

会議名 和文:2013年 京都国際地理学会議
英文:IGU KYOTO REGIONAL CONFERENCE 2013
開催期間 2013年8月5日〜8月9日(5日間)
主催者 京都国際地理学会 組織委員会
開催都市 京都市
参加予定人数 1431名(海外:743名 国内:688名)
参加予定国数 61カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 1.本会議が開催されることによって、国際地理オリンピックも京都で開催され、多くの高校生参加者を集めた。また、組織委員会を関西在住の地理研究者、中学・高校教員を中心に組織し、関西地域における地理教育実践者・研究者のネットワーク構築に貢献した。

2.市民公開講座の他、京都大学博物館にて地図展が開催され、市民参加型の会議となり、地理学への関心も高めた。

3.開会式では秋篠宮同妃両殿下のご臨席を賜ったことによって世界における日本の地理学研究の国際的地位を高めただけではなく、地理学研究者による巡検が国内で幅広く行われ、日本の地理学研究の発展に大きく貢献した。

会議名 和文:第11回 世界生物学的精神医学会国際会議
英文:11th World Congress of Biological Psychiatry(WFSBP2013)
開催期間 2013年6月23日〜6月27日(5日間)
主催者 日本生物学的精神医学会
開催都市 京都市
参加予定人数 2491名(海外:1709名 国内:782名)
参加予定国数 77カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 1.アジア初開催となったが、海外から多くの参加者を集めたこと、そして「白沙村荘」や「The SODOH HIGASHIYAMA KYOTO」等、京都らしいユニークベニューで夕食会を開催したことで、日本・京都の魅力発信に貢献した。

2.天皇皇后両陛下の行幸啓を賜り、広くマスコミに取り上げられたことによって社会への大きなPRとなった。

3.市民公開講座が行われ、市民132人の参加を集めたことによって、同大会・同分野への一般市民への理解促進、認知度向上に貢献した。