2015年度「国際会議誘致・開催貢献賞」 受賞会議


1.国際会議誘致の部

効果的なPR や開催立候補による諸外国との誘致競争の結果などにおいて我が国への誘致に成功した国際会議

会議名 和文:国際イコモス年次総会・諮問委員会2015
英文:ICOMOS Annual General Assembly, Advisory Committee Meeting and Scientific Symposium
開催期間 2015年10月26日〜10月29日(4日間)
主催者 日本イコモス国内委員会
開催都市 福岡県福岡市
参加予定人数 228名(海外:164名 国内:64名)
参加予定国数 32カ国・地域
競合国(都市) マケドニア(スコビエ)
受賞理由 1. 1994 年奈良市での開催以来 20 年ぶりに日本での開催が決定。
2. 主催者と、福岡県、文化庁、国際交流基金、九州大学が一丸となり、オールジャパン体制で誘致活動を実施。
3. 開催時に参加者向けに市内各地で九州内の文化財保存や産業革命遺産の視察を計画、世界遺産という、人類の財産である文化財をいかに守り、保護し次世代に繋ぐかを改めて考える機会を PR したことが評価され、日本での開催が決定した。

会議名 和文:第15回世界音楽療法大会
英文:The 15th World Congress of Music Therapy (15th WCMT)
開催期間 2017年7月4日~7月8日(5日間)
主催者 日本音楽療法学会
開催都市 茨城県つくば市
参加予定人数 2500名(海外:500名 国内:2000名)
参加予定国数 約20カ国・地域
競合国(都市) シンガポール
受賞理由 1. 日本で初の開催決定。
2. 主催者と国、自治体、施設、JNTO が一体となった誘致活動が行えたこと。さらに厚生労働大臣、観光庁長官、JNTO 理事長のサポートレターの発出、JNTO、つくば市等によるキーパーソン招請など多くの開催者との連携により誘致成功した。
3. 開催を決める前回大会では、在オーストリア特命全権大使のプレゼンによる支援も得て効果的なPRができ、シンガポールとの競合に勝つことができた。

2.国際会議開催の部

国際会議開催にあたり会議運営、地域貢献などにおいて、今後の模範となる実績を上げた国際会議

会議名 和文:第34回国際眼科学会
英文:World Ophthalmology Congress ® of the International Council of Ophthalmology(WOC2014)
開催期間 2014年4月2日〜4月6日(5日間)
主催者 日本眼科学会、日本学術会議
開催都市 東京都
参加予定人数 19612名(海外:9947名 国内:9665名)
参加予定国数 135カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 1.海外からの参加者が約 1 万人、国内を合わせると約 2 万人の当会議は、日本がホストする医学系国際会議としては、最大規模となり、国際会議開催地としての日本の運営能力とホスピタリティを世界にアピールできた。
2.市民公開講座では、市民の関心の高い白内障や加齢黄斑変性についてわかりやすく説明することで、地域社会に貢献した。
3.スマートフォン用のアプリを活用することで、会場への移動をわかりやすくしたり、パソコン上で閲覧できる「e ポスター」を活用するなど、日本らしいテクノロジーを利用しスムーズな会議運営を行った。

会議名 和文:2014年パワーエレクトロニクス国際会議
英文:The 2014 International Power Electronics Conference (IPEC- Hiroshima 2014 –ECCE Asia -)
開催期間 2014年5月18日〜 5月22日(5日間)
主催者 一般社団法人 電気学会 産業応用部門 (2014年 パワーエレクトロニクス国際会議組織委員会)
開催都市 広島県広島市
参加予定人数 837名(海外:377名 国内:460名)
参加予定国数 32カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 1. ユニークベニューとして、宮島島内にて閑散時間帯の夕刻以降にチケットを使い、複数の店で食べ歩き、飲み歩きができる、いわゆる街コンのような形式でイベントを開催した。その後、広島市内の他の国際会議でも同様形式のイベントが採用されるという波及効果を生んだ。更に国内外でのメディアに取上げられ、開催都市の魅力が広く発信された。
2. イベントに絡めて地元企業と連携し、着物・名産品・人力車など地産地消のモデルケースとして地元企業の新たなビジネスモデルを構築することができた。

会議名 和文:第18回世界社会学会議横浜大会
英文:XVIII ISA World Congress of Sociology
開催期間 2014年7月13日〜7月19日(7日間)
主催者 世界社会学会議組織委員会
開催都市 神奈川県横浜市
参加予定人数 6087名(海外:5101名 国内:986名)
参加予定国数 94カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 1.日本初の開催であり、且つ大会史上最大となる参加者数を記録した。また外国人参加者比率が 83.8%と高かった。
2.94 ヵ国 5,101 人という多数の外国人が来訪したことにより、会場周辺の商業施設等がムスリム対応を始め、外国人受入環境整備強化のための、意識啓発につながった。
3.開催期間中に「高校生横浜みらい会議」と題して、地元の高校生を対象とした特別セッションを開催し、主催者と高校生が横浜と世界の未来について語り合い、次世代を担う若者の育成に貢献した。

会議名 和文:第27回 国際ポリフェノール会議2014 名古屋
英文:The XXVIIth International Conference on Polyphenols
開催期間 2014年9月2日〜9月6日(5日間)
主催者 第27回 国際ポリフェノール会議組織委員会
開催都市 愛知県名古屋市
参加予定人数 634名(海外:171名 国内:463名)
参加予定国数 35カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 1.日本独自の多様なポリフェノール文化と研究を世界に発信するため、漆に関する特別講演や展示、お茶、小豆を使った菓子類、米や大豆加工食品等の紹介をするなどの工夫により、日本開催の特色を出す演出に努めた。
2.徳川美術館、東山動物園などの見学メニューを利用したり、東海地域の健康食品を中心に展示・提供を行ない、地域文化の紹介や地場産業の発展に貢献した。
3.欧米において、ポリフェノールはワインやブルーベリーの印象が強いが、東海地区を中心とした全国の企業・団体とも連携し、ポリフェノールを豊富に含む日本の食品を参加者へ提供し、日本食品の宣伝とブランドを PR し好評を博した。

会議名 和文:2014年国際法曹協会(IBA)年次大会
英文:International Bar Association (IBA) Annual Conference 2014
開催期間 2014年10月19日〜10月24日(6日間)
主催者 国際法曹協会(IBA) (本部・ロンドン)
開催都市 東京都
参加予定人数 6000名(海外:5530名 国内:650名)
参加予定国数 130カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 1. 会場周辺の大丸有地区が東京都から「ビジネスイベンツ先進エリア」に指定されたことに伴い、「丸の内仲通空間活用モデル事業」として、丸の内仲通りがオープンテラスとして参加者に開放された。ユニークベニューとして活用したことでエリア全体への国際会議への機運が高まった。
2. 会場周辺には東京都による歓迎フラッグを全面提出したことにより、地域全体での参加者の受入意欲が高まり、参加者への受入ムードが演出された。
3. 開催準備から運営に至るまで学生ボランティアによる国際会議サポートが行なわれ、国際会議に直接関わる機会を提供した。

会議名 和文:2014年IEC東京大会
英文:78th IEC General Meeting in Tokyo
開催期間 2014年11月4日〜11月15日(12日間)
主催者 2014年 IEC 東京大会組織委員会
開催都市 東京都
参加予定人数 2352名(海外:1622名 国内:730名)
参加予定国数 約83カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 1.国際会議の併設イベントとして、無料公開シンポジウムや、東京国際フォーラムの公開エリアでの常設展示会、IT 機器の実験検証等を行い、一般市民にも規格に関する知見を広く周知する機会を提供した。
2.テクニカルビジットとして日本製品の工場見学を企画し、日本製品の基礎的な技術から最先端技術を途上国参加者へ見学してもらうことで、国際標準化における日本の技術の高さを示すことができた。
3.東京都のみならず、東北復興支援状況を伝え、被災地域の地産品や、製品のPRを実施し広域連携のモデルケースとして示した。

会議名 和文:2014年IEEE回路とシステムアジア太平洋会議
英文:2014 IEEE Asia Pacific Conference on Circuits and Systems
開催期間 2014年11月17日〜11月20日(4日間)
主催者 APCCAS2014 運営委員会
開催都市 沖縄県石垣市
参加予定人数 254名(海外:103名 国内:151名)
参加予定国数 21カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 1. 「国内の島嶼地域である沖縄の中でも離島において、島嶼での国際会議開催の先鞭をつけられたことにより、同様地域で開催する国際会議の例として他の地域の先駆的モデルとなった。
2.ガラディナーでは石垣市を中心に、学校等コミュニティー全体を巻き込み八重山地域の観光資源を国内外の参加者に広く PR した。
3.地場産業であるミンサー織を使用したコングレスバックを作成。地域産品の PR と同時に、地域経済へ貢献した。

会議名 和文:第10回アジア国際皮革科学技術会議
英文:10th Asian International Conference on Leather Science and Technology
開催期間 2014年11月23日〜11月26日(4日間)
主催者 特定非営利活動法人日本皮革技術協会
開催都市 岡山県岡山市
参加予定人数 184名(海外:117名 国内:67名)
参加予定国数 21カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 1.IME2012 において主催者の来場を契機に誘致支援し成功をおさめた会議。
2.従来捕獲後破棄していた有害獣の皮を、現在は障害者支援施設で製品化しており、その地場産業と連携して開催した。
3.本会議の開催により、障害者就労支援事業所等で働く人々との交流が広がった。

会議名 和文:第6回太陽光発電世界会議
英文:6th World Conference on Photovoltaic Energy Conversion (WCPEC-6)
開催期間 2014 年 11 月 23 日~2014 年 11 月 27 日(5 日間)
主催者 第6回太陽光発電世界会議
開催都市 京都府京都市
参加予定人数 1256名(海外:510名 国内:746名)
参加予定国数 40 カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 1. 国際会議の併設イベントとして、我が国における太陽電池の歴史を振り返る「太陽電池ミュージアム」や、最先端の太陽電池研究についての企業、公的研究機関、学会等による「展示会」が開催され、一般市民、学生等に幅広く知識の普及啓発を図った。
2. 国内外から、著名な講師を招聘し、若手研究者、学生、新規参入を考えている研究者等を対象としたチュートリアルを開催し、次世代を担うリーダーの育成にも視野に入れ、グローバルとイノベーションの視点でリーダーシップを発揮できる人材の育成を進めた。