2016年度「国際会議誘致・開催貢献賞」 受賞会議


1.国際会議誘致の部

効果的なPRや開催立候補による諸外国との誘致競争の結果などにおいて我が国への誘致に成功した国際会議

会議名 和文:第26回国際行動神経科学会年次大会
英文:International Behavioral Neuroscience Society (IBNS) 26th Annual Meeting
開催期間 2017年6月26日~30日
主催者 International Behavioral Society(IBNS)
開催都市 広島県広島市
参加予定人数 320名(海外:225名 国内:95名)
参加予定国数 15カ国・地域
競合国(都市) アメリカ
受賞理由 ・IMEX America2015にて広島観光コンベンションビューローが国際本部と商談を行い、その後キーパーソン招請プログラム「Meet Japan」などJNTOの誘致支援制度を活用したことで誘致に繋がった。
・国際本部キーパーソン視察時には国内主催者がフルアテンドし、広島市長からの支援レター提供、市職員による支援レターの授与式を行い、地域をあげての誘致活動をPRした。
・広島観光コンベンションビューローから積極的に国内主催者へ働きかけることにより、開催が決定した。

会議名 和文:第49回国際PCO協会年次総会
英文:49th IAPCO Annual Meeting and General Assembly
開催期間 2018年2月7日~10日
主催者 第49回国際PCO協会年次総会組織委員会
開催都市 東京都
参加予定人数 120名(海外:100名 国内:20名)
参加予定国数 30カ国・地域
競合国(都市) スイス(バーゼル)、オランダ(ハーグ)
受賞理由 ・アジアでの開催は1996年のバリ以来。近年アジアからのIAPCO加盟が増加していることから、アジアのMICE業界とIAPCOの接点を拡大する好機であることをアピールした。
・誘致活動では関係各所からの協力によるオールジャパン体制を構築した。
・コアPCO(※)が多数来日するこの機会を捉え、理事会を大阪で行い、総会前後に全国各地へのファムトリップを企画することで、開催地だけでなく全国への認知度向上における波及効果が期される。

※コアPCO…主催者である学協会などにより、会議全体の計画・運営を委任されている専門会社

会議名 和文:2018年電磁波工学研究の 進歩に関する国際会議
英文:2018 Progress In Electromagnetics Research Symposium (PIERS 2018 Toyama)
開催期間 2018年8月1日~4日
主催者 一般社団法人電子情報通信学会、<共同主催> 電磁波工学アカデミー、日本学術会議(予定)
開催都市 富山県富山市
参加予定人数 1000名(海外:500名 国内:500名)
参加予定国数 50カ国・地域
競合国(都市) 2カ国
受賞理由 ・国土交通大臣、総務大臣、観光庁長官、JNTO理事長、富山県知事、富山市長、富山コンベンションビューロー会長の招請状の発出など、オールジャパン体制での取り組みや、招致委員会委員長を中心とした積極的なロビー活動により、PIERSビジネスミーティングにて富山開催が全会一致で決定された。
・都会にはない自然や文化など、地域の特色を活かした開催計画を提案し、懸念されていた地方での開催をメリットに変えた。
・開催により富山県の国際的な認知度が高まるとともに、日本学術会議の共同主催(予定)により、光・電磁波工学の研究領域における日本のプレゼンスを高めることができる。

会議名 和文:第29回国際地図学会議
英文:The 29th International Cartographic Conference (ICC 2019)
開催期間 2019年7月中旬
主催者 ICA日本委員会
開催都市 東京都
参加予定人数 1300名(海外:1000名 国内:300名)
参加予定国数 90カ国・地域
競合国(都市) イタリア(フィレンツェ)
受賞理由 ・日本初開催である。
・東京観光財団、東京都、国内関連団体や企業からの支援を活用した誘致活動を実施した。
・東京オリンピックを前に、地図表記方法などインフラのグローバル化に向け国内外の専門家からの知見を得ることが出来る。
・カーナビやデジタルマッピングなど、最先端技術の知識が世界から集結するため、関連企業や学術研究における発展が期待される。

会議名 和文:第25回ICOM(国際博物館会議)大会
英文:The 25th General Conference of the International Council of Museums
開催期間 2019年9月1日~7日
主催者 ICOM 日本委員会
開催都市 京都府京都市
参加予定人数 2500名(海外:2000名 国内:500名)
参加予定国数 117カ国・地域
競合国(都市) アメリカ(シンシナティ)
受賞理由 ・会員数の多いアメリカに対抗するため、世界各地で開催される委員会や関連会議に数多く出席し、日本のプレゼンスを高めた。
・主催者によるMICEアンバサダーの就任とアンバサダープログラムの活用やJNTO・文科省・文化庁・京都府・京都市・京都文化交流コンベンションビューロー・国立京都国際会館の支援なオールジャパン体制での誘致活動を行った。
・博物館・美術館が200以上存在する京都において本大会が開催されることにより、施設間でのネットワークの強化が期待される。

会議名 和文:国際義肢装具協会世界大会
英文:The World Congress of International Society for Prosthetics and Orthotics (ISPO)
開催期間 2019年10月
主催者 国際義肢装具協会  日本支部
開催都市 兵庫県神戸市
参加予定人数 5000名(海外:3000名 国内:2000名)
参加予定国数 70カ国・地域
競合国(都市) メキシコ、オランダ、トルコ
受賞理由 ・ISPOと世界保健機関(WHO)のさらなる関係構築を目的として、神戸に拠点のある「WHO神戸センター」とのコラボレーションイベントの提案を行った。
・神戸市の推進する「神戸医療産業都市」のさらなる発展に寄与すると期待される。
・内閣総理大臣をはじめ、所管大臣等から支援レターが発出され、MICEアンバサダー陳先生、観光庁、JNTOによる長期に亘る熱心な誘致が行われた。

2.国際会議開催の部

国際会議開催にあたり会議運営、地域貢献などにおいて、今後の模範となる実績を上げた国際会議

会議名 和文:-
英文:21st International Conference on Computing in High Energy and Nuclear Physics (CHEP2015)
開催期間 2015年4月13日~17日
主催者 CHEP2015 現地組織委員会
開催都市 沖縄県恩納村
参加予定人数 502名(海外:388名 国内:114名)
参加予定国数 28カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 ・会場ごとの会議状況が映像でどの場所からも確認できるビデオシステムなどICT(Information and Communication Technology)を導入し、限られた部屋数の大学施設を効率的に活用した。
・ネームタグにホテルと会場を結ぶ送迎バスの時刻表、会場の地図等参加者に必要な情報をまとめ、参加者の利便性を高めた。
・会議後の懇親会では琉球舞踊やミス沖縄派遣、最後には全員参加でカチャーシーを踊り沖縄らしさを演出し、地域の魅力の海外発信に貢献した。

会議名 和文:第12回アジア栄養学会議
英文:12th Asian Congress of Nutrition (ACN2015)
開催期間 2015年5月14日~18日
主催者 公益社団法人 日本栄養・食糧学会、日本学術会議
開催都市 神奈川県横浜市
参加予定人数 3796名(海外:1149名 国内:2620名)
参加予定国数 51カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 ・経済的な理由などにより、代表者が参加できない国や地域があったが、新たな取り組みとしてアジア各国および地域の栄養学関連学科の代表者を招待し、それぞれの地域からの報告を行う「Country/Regional Reports」を開催した。
・会議の最終日に市内及び近郊の施設を訪問する、小学校の給食体験など3つの教育ツアーを実施した。
・会場周辺の商業施設や観光施設で利用できるクーポンを配布し、海外参加者の利便性を高めた。
・市内の百貨店とパシフィコ横浜が共同で「MICEおもてなしプログラム」を企画し、日本文化体験や免税ショッピングツアーを実施することで会期中の空き時間を有効活用して、開催地での消費機会の創出や地域との交流に努めた。

会議名 和文:第5回国際野生動物管理学術会議
英文:Vth International Wildlife Management Congress
開催期間 2015年7月26日~30日
主催者 一般社団法人  日本哺乳類学会
開催都市 北海道札幌市
参加予定人数 1343名(海外:351名 国内:992名)
参加予定国数 46カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 ・札幌圏における野生動物問題について研究発表、地域市民の理解増進と意識向上に寄与した。
・市民活動団体、大学と連携しプログラムを開催し、市民への野生動物管理活動の周知に貢献した。
・学生がランチマップを作成し配布、毎日の昼食に北海道の人気メニューをワンコインで提供するブースを設置。食事は北海道庁の協力のもと道産食材を提供し、地域産業のPRに尽力した。

会議名 和文:国際第四紀学連合第19回大会
英文:International Union for Quaternary Research, XIX Congress (INQUA Congress 2015)
開催期間 2015年7月26日~8月2日
主催者 国際第四紀学連合、 日本第四紀学会、 日本学術会議
開催都市 愛知県名古屋市
参加予定人数 1789名(海外:1321名 国内:468名)
参加予定国数 68カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 ・大会の前後、期間中に19件508人の視察を全国各地で行い、開催地にとどまらず第四紀の地質・地形・動植物・人類考古をテーマに日本の広域に及ぶ地方の魅力の認知に貢献した。
・大会に先立ち市民公開講座として、東海地方の地質をテーマとした普及講演会を市内および周辺にて計5回にわたり開催。子どもを含む一般市民383名の参加を得るなど、地域との交流を図った。
・若手研究者育成のため、関連分野の学生・院生にも大会サポーターとして発表補助や運営補助を依頼した。
・開会式及びレセプションに天皇皇后両陛下の御臨席を賜った。
・参加者は予想を大きく上回る1,789人であり、前回大会に次いで2番目に多い参加者数であった。

会議名 和文:イーオー オオサカ グローバルユニバーシティ
英文:2015 EO Osaka Global University
開催期間 2015年9月30日~10月3日
主催者 EO Global, EO Osaka (EO:Entrepreneurs' Organization)
開催都市 大阪府大阪市・京都府京都市
参加予定人数 600名(海外:400名 国内:200名)
参加予定国数 30カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 ・Facebook等のSNSを活用し、本会議に参加できなかった他のEO会員に会議や社交行事の様子を都度発信することで訪日意欲を喚起する等、ICT(Information and Communication Technology)を活用したハイブリッドな会議開催に取り組んだ。
・講演会場であるホテルの大宴会場を、講演終了後にレセプション用の夏祭り会場に仕立てたり、最終日には旧嵯峨御所大本山大覚寺にてガラパーティーを開催して日本文化体験をする機会を設けた。
・参加者の食事制限を把握し、きめ細かく柔軟に対応することで参加者に対し日本の食への満足度を向上させた。

会議名 和文:第61回パグウォッシュ会議 世界大会
英文:The 61st Pugwash Conference on Science and World Affairs
開催期間 2015年11月1日~5日
主催者 パグウォッシュ2015 組織委員会、世界パグウォッシュ会議
開催都市 長崎県長崎市
参加予定人数 195名(海外:130名 国内:65名)
参加予定国数 38カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 ・ノーベル賞受賞者によるプログラムは一般公開とし、会議終了後に県民向けの平和講演会を佐世保市でも開催するなど、広く一般への核廃絶への啓発に取り組んだ。
・参加者が原爆資料館を訪れることで、被爆の実相に触れ参加者の議論を深めた。
・世界遺産に登録された「旧グラバー住宅」を有するグラバー園にて、県知事・市長参加のレセプションを開催し、都市の観光魅力をアピールした。
・開催2週間前から市電等でPRを行い、地元での歓迎ムードを高めた。
・JNTOの寄附金・交付金制度を活用し、地元の企業から多くの寄附金が寄せられオール長崎による財政的な支援体制を構築した。

会議名 和文:第42回アジア・ 西太平洋建設業協会 国際連盟建設会議 東京大会
英文:42nd IFAWPCA CONVENTION TOKYO JAPAN
開催期間 2015年11月16日~19日
主催者 一般社団法人  海外建設協会
開催都市 東京都
参加予定人数 1600名(海外:630名 国内:970名)
参加予定国数 20カ国・地域
競合国(都市)
受賞理由 ・本大会の2年前から、前々回・前回大会を通じ会議参加者に直接、宿泊・食事・大会運営等に関する細部のニーズ調査を実施した。結果として海外からの参加者は過去最高を記録した。
・2020年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックに向けて準備が進められている東京の街並みや日本を代表する土木建造物及び建築構造物を直に見て、触れて実感できる機会を提供し、質の高いインフラに対する考え方を参加者と共有する機会を設けた。
・和太鼓、書画のコラボレーションパフォーマンスを実施し、日本文化の特色をアピールした。