MICEアンバサダー一覧
長村 義之 (おさむら よしゆき)
日本鋼管病院 病理診断科 部長
慶應義塾大学医学部 客員教授
専門分野 | 分子病理診断 ・ 乳癌の病理診断 ・ ホルモン産生腫瘍(NET)の病理診断 |
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誘致・開催(活動)
第19回国際細胞学会(ICC2016) The 19th International Congress of Cytology (ICC2016)
開催時期 | 2016年5月28日~6月1日 |
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開催都市 | 横浜 |
参加人数(内、外国人数) | 5,000名(2,000名) |
国際細胞学会(IAC)が3年ごとに開催する、,細胞診断の連勝的実践に携わる人々の協力の奨励、専門分野における知識と情報の国際交流の促進、用語の標準化など、臨床細胞学の全段階の発達を目標とする国際会議です。1961年の第1回から本会議で第19回を迎える歴史のある国際会議です。日本は歴代最多の3度目の開催となります。
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誘致 Japan night
日本がICC2016の開催地として立候補した際は、過去2回連続で敗れているシドニーが競合としてすでに手を挙げており、同情票が懸念されていました。また、締切間際に当時のIAC理事長(米国)がAmerican Society of Cytopathology(ASC)を誘致候補として推薦してきました。シドニーへの同情票と理事長のパワーのダブル逆風が強烈に吹き荒れる中での誘致作戦でした。この逆風に少しでも”穴をあける“べく、皆様の英知を絞った結果の一つが、ここに述べるJapan Nightでした。2009年9月にポルトガルのリスボンで開かれる第35回ヨーロッパの細胞学会では国際細胞学会の重鎮が集まるということで、「Friendship Reception」という名のJapan Nightを催すことにしました。そこでは、開催地を選定する委員会のメンバーやエジンバラの国際学会の会長にご参加いただき、リスボンの会長によるご挨拶もいただきました。会場には日本のPRポスターを貼り、ポルトガルのワインを飲みながら雑談し交流を深めることで日本についてのアピールを行うことができました。レセプションを終えてからの感触も非常に良く、当会議の誘致を成功した大きな要因の一つとなりました。ちなみに、エジンバラで開催された第17回国際細胞学会理事会では米国が直前に辞退したため決戦投票により、6対4で日本が勝利しました。皆様のご協力の結果一票差での接戦で誘致を勝ち取ることができました。