「国際会議誘致・開催のヒント」 ~「平成26年度JNTO国際会議主催者セミナー」パネルディスカッションより~

「国際会議誘致・開催のヒント」
~「平成26年度JNTO国際会議主催者セミナー」パネルディスカッションより~

パネルディスカッションの様子 画像
パネルディスカッションの様子

JNTOは平成26年12月9日(火)、東京国際フォーラムにて国際会議主催者セミナーを開催しました。セミナーには国際会議主催者、各都市及びそのコンベンション推進機関等から約80名が参加しました。

国際会議主催者セミナーは、今後国際会議を主催する、あるいは誘致を検討する方々に、会議の誘致や開催のノウハウをご提供させて頂くために開催しています。今回のプログラムとしては、国際会議の現状や、JNTOが提供する支援内容及び寄附金集めのお手伝いに関するご説明、観光庁MICEアンバサダー東北大学大学院教授 宮澤陽夫氏をお迎えした国際会議誘致成功例に関する講演、さらに国際会議の主催経験者によるパネルディスカッションを行いました。

パネルディスカッションの概要は以下のとおりです。

  • ◆テーマ:「国際会議の誘致・開催の工夫と地域との連携」
  • ◆パネリスト(「平成26年度JNTO国際会議誘致・開催貢献賞」受賞者):
    • 長岡技術科学大学 学長 新原晧一氏
      (「第2回国際技学カンファレンス in 長岡」を2013年6月に開催)
    • 名古屋大学 情報連携統括本部・情報戦略室 教授 森健策氏
      (「第16回コンピュータ医用画像処理ならびにコンピュータ支援治療に関する国際会議」を2013年9月に開催)
    • 京都大学大学院 教授 石川義孝氏
      (「2013年京都国際地理学会議」を2013年8月に開催)
  • ◆ディスカッションのポイント:
    【地元企業、公的機関等との連携について】
    • 地元自治体と包括協定を結んでおり、市長等に会議組織委員会の副委員長や委員に就任いただいた。組織委員会等の会議運営母体に参画いただくことは、自治体の会議開催への意識向上に効果がある。
    • 開催都市、コンベンション・ビューローからは誘致の段階から緊密に連携し、会議招請状の手配や開催の宣伝、運営まで協力いただいた。地元コンベンション・ビューローの専門知識や充実した支援プログラムの活用は会議の成功のキーポイントとなる。
  • 【国際会議の誘致・開催に向けて】
    • 近年の通信手段や交通網の発達により、「国際会議も国内会議と同レベルの組織及び財政規模で開催できる」という意識の転換が必要。そのためには、日頃からグローバルな人的ネットワークの構築に向け継続的に努力することも必要。
    • 国際会議の誘致にあたっては、日本のことをよく知っている外国人を誘致メンバーに取り込み、積極的に意見をもらい、外国人目線も持ち合わせた準備を行うと良い。
    • 自身がこれまで参加した国際会議の中で良いと思った点を取り入れ、悪いと思った点を改善し、自分が慣れぬ土地で困ったことがあればそれを解決するように準備する。
    • 国際会議の開催は、当該分野における世界での日本のプレゼンス向上に多大な貢献となる。会議主催者は、財政や会議運営に関し、国、JNTO、自治体、コンベンション・ビューローにぜひ協力依頼をすることを勧める。

JNTOでは今後も引き続き国際会議主催者セミナーを開催し、国際会議の誘致・開催ノウハウの共有につとめます。