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2020年02月18日 第30回国際会議海外キーパーソン招請事業(Meet Japan)を開催しました!

JNTOは、2019年12月8日(日)~12月13日(金)に国際会議海外キーパーソン招請事業「Meet Japan」を開催しました。本事業は、5年以内に日本への誘致活動を開始する可能性のある国際会議(日本国内の開催都市は未定)の開催地決定に権限を持つ主催団体等のキーパーソン(以下、バイヤー)を日本にお招きし、日本側関係者との商談会、都市の視察を通じて、開催地としての日本の魅力を伝え、国際会議の日本誘致に向けた一層の促進を図るものです。1989年より毎年実施しており、第30回目の節目の開催となった今年度はアメリカをはじめ、カナダ、ベルギー、イギリス、フランス、マレーシア等から15名のバイヤーをお迎えしました。バイヤーは2泊3日の行程にて千葉・広島、名古屋・岐阜、北九州・熊本、沖縄の4コースに分かれて、各都市の会議施設や宿泊施設、パーティー会場となるユニークベニュー等を視察いただきました。

地方視察から帰京された翌日(12月12日)は午前中に東京視察ツアーを実施し、庭園美術館と八芳園をご覧いただきました。また午後は、国内のコンベンション推進機関と事前アポイントメント制のBtoB商談会が活発に行われました。バイヤーの日本に対する関心は非常に高く、各都市の一般的なコンベンション情報から具体的な案件の相談まで、幅広い情報交換が行われ、商談会後に開催したフェアウェルパーティーではさらに友好を深めていただきました。パーティーではお寿司などの日本食を中心に振舞い、エンターテインメントとして、昨年10月末に焼失した首里城の修復再建に向けた応援を込め、沖縄のエイサーや琉球獅子舞を披露、またカチャーシーを皆さまに踊っていただき、心に残るひとときとなりました。

このようにJNTOでは、日本国内での開催候補地が未定の国際会議を対象としたグループ招請(Meet Japan)と、開催候補地が既に決定(あるいは予定)されている会議を対象とした個別招請をそれぞれ行っています。

国際会議の開催地決定においては、会議スペックにあう会場提供ももちろんですが、主催者が安心して会議を運営できるサポート体制が都市に整っていること、参加者が多く集まるきっかけとなる観光地としての魅力があること、地元企業や学生、一般の方々との交流など、会議に伴う付加価値的な魅力も重要となります。 招請により実際に現地をご覧いただくことで、国際本部の方々にそういった魅力を直に感じていただくことができ、また日本国内のカウンターパートとなる国内主催者の方々とも直接お会いいただくことで、日本での国際会議開催へより具体的なイメージをお持ちいただける機会となります。

JNTOの招請事業に興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
視察の様子
視察の様子
フェアウェルパーティーの様子
フェアウェルパーティーの様子