お知らせ

2025年05月28日 ICCAより2024年の国際会議統計が発表~日本は世界7位、AP地域では昨年に引き続き1位~

 ICCA(国際会議協会)より、2024年に全世界で開催された国際会議の統計が発表されました。
本統計では、ICCA が公表している以下の国際会議統計の選定基準を満たした会議が集計されています。

(1)参加者総数:50名以上
(2)開催期間:定期的に開催(1回のみ開催した会議は除外)
(3)開催国について:日本を含む3カ国以上で会議のローテーションがある(2カ国間会議、政府系会 議、国連主催の会議は除外)

 2024年統計によると、世界の国際会議件数はCOVID-19流行前である2019年14,606件の約76%となる11,099件まで回復しました。
 一方、日本は世界上位10ヵ国の中で前年からの増加率が最も高く、2023年の363件から18%増の428件となり、2023年に続き世界7位を堅持。6位のフランス(432件)にあと4件に迫る結果となり、トップ5の国々との差も縮まっています。
 アジア太平洋地域でみると、日本は2位以下の中国(249件)、韓国(243件)、オーストラリア(227件)などを大きく引き離し、2023年に引き続き1位となり、アジア主要国・地域に占める割合は33.4%となりました。(※アジア主要国・地域:日本、中国、韓国、オーストラリア、台湾)
 アジア大洋州地域の都市別開催件数では、5件以上開催した上位80位までに、東京(4位・97件)、京都(11位・49件)を含む日本国内16都市がランクインし、北九州、つくば、広島、金沢等は、昨年より開催件数を大きく伸ばしました。また、1件以上開催した都市は国内60都市以上に上り、大都市のみならず地方都市を含めた総力により、日本の世界7位に繋がったことがわかります。

統計の簡略版はこちら(ICCA統計よりJNTOが日本語で作成)

ICCAウェブサイト 2024年ICCA統計「ICCA GlobeWatch: Business Analytics - Country & City Rankings 2024」
ICCAメンバーの方は上記ICCAのWEBサイトよりダウンロードできます。
メディア等の方はICCAへのリクエストが必要です。詳細は、上記ICCAのWEBサイトをご確認ください。

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