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2022年12月22日 日本人類遺伝学会・アジア太平洋人類伝学会・東アジア人類遺伝学会連合合同会議(Human Genetics Asia 2023【HGA2023】)が2023年に東京で初開催決定!

○ この度、日本人類遺伝学会の理事長である慶應義塾大学の小﨑健次郎臨床遺伝学センター教授とJNTO本部並びにJNTOシンガポール事務所が連携をして誘致支援活動を行ってきた、日本人類遺伝学会・アジア太平洋人類遺伝学会の初めての合同会議が2023年10月11―14日の4日間、東京都で開催されることが決定しました。さらにこの合同会議には日中韓の持ち回りで開催をしていました、東アジア人類遺伝学会連合の会議も合わせて開催されることになりました。

〇国内に5千人以上の会員からなる日本人類遺伝学会は1956年創立され、人類遺伝学の研究を通じ科学の進歩に貢献すること,遺伝学分野の診療を推進すること,疾患や健康の研究を通じ医療や福祉に貢献すること,さらには教育や啓発を通じ社会に人類遺伝学の知識の普及を図ることを目的としている国内最大級の学会です。遺伝学会の分野は世界的にゲノム解析の技術革新が著しく、非常に活発な研究と診療の領域になってきており、これまで日本を含む東アジア地域とは別に学会を開催してきたアジア太平洋人類遺伝学会より日本人類遺伝学会との合同開催の提案を受けていました。そのためJNTOではシンガポール事務所と連携を取りアジア太平洋人類遺伝学会のThanyacha SURA会長ならびにPoh San LAI名誉会長兼リエゾン代表の二人を今年の8月に招聘をし、小崎理事長を中心とした日本人類遺伝学会事務局と合同開催に向けた議論ならびに会場視察を実施しました。その後10月のアジア太平洋人類遺伝学会の理事会にて合同開催が承認をされ、正式に初めての日本人類遺伝学会とアジア太平洋人類遺伝学会の合同開催が決定されました。

○日本で合同開催を実施することにより、遺伝医学分野における日本人研究者のこれまでの功績の認知のみならず、最新の研究者の国際的な発表と情報交換の場を提供することにより、日本がアジアにおける人類遺伝学、遺伝医学の啓発、発展に大きく貢献することができます。

会議名 日本人類遺伝学会・アジア太平洋人類伝学会・東アジア人類遺伝学会連合合同会議
(英語名称 Human Genetics Asia 2023【HGA2023】)
開催期間 2023年10月11日~14日 (4日間)
開催都市 東京都
参加予定人数 2700名(内訪日外国人参加者350名)
大会ホームページ http://www.congre.co.jp/hga2023/
小﨑健次郎 教授 / 日本人類遺伝学会 理事長・慶應義塾大学臨床遺伝学センター
小﨑健次郎 教授 / 日本人類遺伝学会 理事長・慶應義塾大学臨床遺伝学センター