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2026年06月01日 MICE市場トピックス

海外の複数市場について、JNTO海外事務所が収集したMICE関連の状況やトピックスをご紹介します。

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【シンガポール市場】

 JNTOシンガポール事務所は、4月14日(火)~15日(水)にシンガポールで開催された、MICEの見本市「The Meetings Show Asia Pacific 2026」に参加した。本見本市は、MICE専門メディア「Northstar Meetings Group」が主催し、シンガポール・マリーナベイ・サンズにて開催されたもので、今年で3回目の開催となった。

 今回は、Global Travel Market Luxury Asia Pacific(GTM)および Business Travel Show Asia Pacific(BTS APAC)との共催となり(GTMは今回初開催、BTS APACは2回目)、主催者発表によると、会期中には全体で9,000件以上の商談が行われ、80か国以上から600名を超えるバイヤーが参加し、前年比約10%の規模拡大となった。出展者は開催地シンガポールをはじめ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、マカオ、韓国などアジアの国・地域のほか、コロンビア、スペイン、モナコなどからも参加していた。また、ICCA(国際会議協会)等のコンベンション業界団体も出展しており、国際会議関連業界においても重要性の高いイベントとなっている。日本からはJNTOのほか、京都文化交流コンベンションビューロー、愛知 Sky Expo・とこなめ観光協会(2団体共同での出展)、さらに西武プリンスホテルズ&リゾート、JTB、森ビルなど、多くのMICE及び旅行関係者が出展していた。

 シンガポール事務所は一昨年から出展し、今回はウォークイン対応を含め50件を超える商談を実施し、インセンティブ旅行や国際会議関連の案件について意見交換を行った。本イベントは事前マッチングによる予約が多く、またMICEに特化したバイヤーの多数は東アジア・東南アジアが中心であるものの、オセアニア、ヨーロッパ、北米・南米からの参加も見られ、アジア開催でありながら多方面のバイヤーと効率的かつ質の高い商談が可能な見本市であるといえる。商談を行った多くのバイヤーは、すでに日本でインセンティブ旅行や国際会議を実施した経験を有しており、クライアントからの評価も高いことから、次回の日本開催を希望する声や、今後の案件において日本を候補地として検討しているといった具体的な意見も聞かれた。一方で、大都市以外の地域に関する情報や提案が十分に伝わっていないと感じる場面も多く、今後も本見本市のような機会を活用した情報発信や、継続的なバイヤー開拓の必要性を再認識した。

 既に来年の開催スケジュールが発表されている。アジア大洋州地域におけるMICEビジネスチャンスの拡大を目指す団体にとって、有益な見本市といえる。シンガポール事務所では、今後も積極的なプロモーションおよびセールス活動を展開し、MICEイベントの誘致および開催促進に取り組んで行きたい。

JNTOブース
JNTOブース

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